アンダルシア 女神の報復のレビュー・感想・評価
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「踊る海猿」
結果、本作好きである
残念なのは前作
アマルフィが観光映画と叩かれたせいか
ちょっと壮大なロケーションが足りないような?
外交官となった安達の出番というか活躍が薄いような?
エンドクレジットも高揚感が足りないような?
...物足りなさを感じたが
織田さんと伊藤さんの絡みが良かった
谷原さんの川島役もナイスキャスティング
市街地での銃撃戦もなかなかどうして
かなりの力作...アンノウンに迫る勢い
ここだけだったら4.7点(笑)
神足の携行銃グロックでしょうか
川島はブローニング?といった風に
随所に細やかなヨーロッパテイストを感じ
前作よりかなり日本語が減ぜられ
国際感覚溢れる邦画..でしょうか
黒田康作いいなぁ〜
前作「アマルフィ」、そして連続テレビドラマ版「外交官 黒田康作」に続き3作目(映画第二弾)の今作品「アンダルシア 女神の報酬」。
1作目を見た時に、黒田康作の魅力がまだまだ掘り下げる可能性がたっぷりでもっと見たいなぁ〜って思っていた矢先、ドラマ制作が決定して、またついには映画第二弾まで出て、個人的には嬉しいです!
そしてまた個人的な意見ですが、織田さんは青島より黒田の方が良い!と思います。(作品の完成度も上)。
以下、思ったことを書いてみます⇩
「アンダルシア」は、サスペンス大作な感じなのかなぁって印象でした。メインの軸は、黒木メイサの役柄の数々の行動の動機。それに振り回される二人、伊藤英明と織田裕二。黒木メイサに至ってはほぼ主演w 織田さんメインに見たいのに、出番が少ない感がありました。伊藤英明のインターポールの役は好印象(髪型かっこいいし、スーツ似合ってるし)。「海猿」の役より、こっちのちょっと影ありワケあり刑事の方が似合ってるし、味が出た。織田さんは相変わらずミステリアスな黒田が絶好調。
メインの三人の関係と動機と目的が絡み合い、サスペンスを醸し出している。撮影場所もどれも綺麗で、観光ツアー映画みたいにスペインの見所をよいしょと見せてくれたw 雰囲気は抜群にいいと思う。ちょっと尺が長いけど、退屈せずに見れた。
撮影もうまく撮れてるし、自分の好きなシネスコサイズだしw(でも、アナモフィックレンズで撮って欲しかった。。。個人的な意見ですが。)
所々、戸田恵梨香とか福山雅治とか出てたけど、彼らもっと出番ないの?これからの作品で出番増えていくのかな。
アクションシーンは数カ所しかないけど、うまく出来てる。二度目の織田x伊藤x黒木の町中チェイスシーンは面白かった!でも、その後の自動車追突シーンは、もっとすごいのを見せてくれ!って思ってたら交差点一カ所で撃ち合って逃げて終わっちゃった。。。あのあとカーチェイスでもあるのかと期待してたからがっくりです・・・。全編ほとんど海外ロケだし、織田さんギャラ高いし、制作費足らなかったのかなぁ。。。
ストーリーは三人の話しでこじんまりしてて、なかなかサミットとかマネーロンダリングとかからの絡みが少なく、全体のスケール感が乏しいというのが絶えない気がした。伊藤英明のインターポールのパートナーをよく使ってたのは好印象だけど、銀行側の悪役達ももっと使って欲しかった。最後の銃撃シーンも音だけでシーンを見ることもなく。黒木の動機やサブプロットが不明瞭のままだったから、銃撃戦の現場から泣きながら歩き去るのも感情がうまく伝わらず不完全燃焼に終わってしまった。。。映画を彼女の回想シーンで始めてもよかったかな。
そうなってくると、黒田も事件を解決したいもっと強い動機が欲しくなる。周りの動機が勝ってるから、黒田さんの存在感が薄れて来てしまった。それとも途中から、黒木メイサに惹かれてったのかなぁ??? じゃなきゃ、あのキスはないか。でも、黒田さん!ダメだよ、断らないと。。。酒と睡眠薬に任せてなんて、頂けない言い訳だす!!!失態1です。
それにしても、黒木メイサ可愛いなぁ・・・w 初めて思いました。この作品は黒木メイサのためにある!
織田さん、もっとキャラを前に出していかないと。周りにかき消されてます。
それと、織田さん+伊藤さんのコンビは良かった。また二人にこの作品の続編かどこかで協力して捜査して欲しいですね。
まだまだ黒田康作を見たい!!って思わせる好印象な作品でした。
6.5/10
賛否あるけど、楽しめました!
前作のアマルフィに続き、またもヨーロッパが舞台で、空撮を含め、ロケなど、とにかく風景がきれい。
テレビ局の製作映画で、ドラマとのコラボって言う商業的な展開に反感を覚える映画ファンもいるみたいですが、私としては結構楽しめましたよ。
この映画を見るまで、アンドラ公国という国が実在しているとは知らなかったですけども、実際にある国なんですね。冬のシーンだったので、雪が満載でしたが、きれいなところですね。
今回のヒロインは黒木メイサ。ミステリアスな女性を演じています。
彼女はこういうちょっと陰がある感じの役が似合いますよね。
前作からの出演で戸田恵梨香も出てますが、今回はあまり大使館は出て来ないですね。(外交官の映画なのにw)
どちらかというと、今回W主演?の感じがつよい、インターポールの刑事、伊藤英明の側、警察が舞台として出てきます。
あと福山さんが前作に引き続き、情報通のジャーナリストとして出てきますが、彼が必要なのかっていうのはちょっと思った。。。
もう少し日本政府とか外務省を絡めたら面白かったかもしれないけど、シリーズと切り離して独自なものとして、サスペンス的展開で楽しめました。
福山さんのシーン含め、多少無駄と思えるシーンもありましたが、ミステリアスな展開とか、同時に行われるフランスでの経済閣僚会議?も最初と最後できれいにまとまっていて、その流れ?が心地よかったです。
織田さんはスーツが似合う渋い男になりましたねえ。
個人的にスーツ姿の男性は背中がポイントだと思っているので、織田さんの背中はかなりつぼでしたw
前作見て、黒田の人となりとか、知ってると、何故彼がこんな事をするのか、とかよく分かると思いますが、その辺を知らなくてもきっとひとつの物語として楽しめそうな気はします。
脚本かな~。
脚本かな~。 が~ちゃん
評価: 75点
それなりに面白かったのだけど、脚本かな~。
もっと、面白くできたのでは・・・。
前作「アマルフィ」は、街の景色を見ているだけでも、値打ちがあった。
今回のスペインも、もっと見せる&魅せる景色があるのに、少なかったのが残念。
それと、登場人物が、織田裕二と伊藤英明と黒木メイサに偏り過ぎていたのでは?!
中心人物といえば、そうなんだけど、ストーリーに幅を持たせるためにも、もっとマネーロンダリングのことや、マフィアのこと、銀行や各国の思惑などを、もっと織り交ぜても良かったのではないか。
伊藤英明さん演じるインターポールの捜査官って、普段は拳銃を使わなの???
何だか笑ってしまったんだけど、ストーリー上の作戦かな~。
それも変だし・・・。
ドンパチドンパチし過ぎるのも変か・・・。
この映画では、私はストーリーの先読みができてしまったので、あまり楽しめなかった。
目に付いたことをいろいろと書いたけれど、それでも、織田さん、伊藤さん、黒木さん、それぞれガンバっておられた。
気楽に楽しめる娯楽作品。
余計なことを考えずに、映画の中に入り込んで見ると、面白いと思う。
この映画のジャンルは何?
「アマルフィ」は結構好きで、TVシリーズもOKだったので、期待していた一本。
しかし見終わった今、込み上がってくるのは、「なんとも特徴の無い映画を作ってしまったな」との思い。
この原因は、ひとえに脚本にあると思われる。
①推理やサスペンスというにはストーリー展開の先が読めすぎて、謎と言えるのは黒木メイサの行動の動機くらい。なのに肝心の動機も「その程度かよ!」と突っ込みたくなるミニマムなもので満足感が非常に薄い。例えれば、小学生の時に信号無視したら車に轢かれたから、今になって「車は世界に不要だ!」とか言ってテロに走るような、逆恨みかつスケール感の全く合わない設定だし、
②社会派ドラマとして楽しむには、肝心のマネーロンダリングの部分が途中からどっかに干されてしまって筋と関係が無くなる。なのに最後でいきなり再登場するというのはあまりに都合よく使いすぎ。
そして③「シリーズもの」としての魅力も、今回は外交官・黒田がほぼ脇役、せいぜいストーリーテラー程度の扱いとあっては物足りなさが先に立ってしまう。
④せめてロードムービーとしての映像美でもあれば良いのに、今回は遠景が少なくて楽しめるのは全体を通して1シーンのみ。
それでも最後までとりあえず見ていられたのは、私の場合は主演の織田裕二を見ていたかったから。そうでない方には辛い出来ではないかと。
「邦画」以外のジャンルにはどこにも入れられない残念な一本です。
脚本は大事ですね。
前作よりは・・・
出来る外交官。
黒田は前作より板について無理に演じて無く自然体で良いです。
もう一歩踏み込めば007のようになって面白いと思う。
ただの公務員だからしかたないか。
でも折角海外ロケしてるのだから、もう少し
エンターテインメントにしてほしい。
ニヤリとさせるシーンが冒頭と最後にあって
それがこの映画の、黒田の真骨頂であり
ある意味本編はどうでもいい訳。
見飽きた俳優ばかり出てくるしね。
織田は好きじゃないけど、いい作品だと思いましたよ。
結婚して解禁か?しかしあのキスシーンはどうにかならないかな?
こんな奴がもっと居たら日本は素晴らしい国になるでしょう。
黒木メイサの魅力を堪能しよう!
みんなカッコいいですね
ちょっと分かりにくい。もう少しスッキリ仕上げられたと思う。
映画『アマルフィ 女神の報酬』、TVドラマ『外交官 黒田康作』に続く、黒田康作シリーズ第三弾。今度は、パリ・アンドラ・バルセロナが舞台。
TVシリーズは観ていないので、TVシリーズから続くネタがあるとわからないのですが、TVシリーズを経て、黒田のキャラクタが確立しつつあると思って良いんですかね? 『アマルフィ』では全く判らなかった黒田の経歴ですが、元警官であるとかが、この作品では垣間見る事ができます。
完成披露試写会(?)で、黒木メイサが、「織田裕二と伊藤英明で、手玉に取るならどちらが簡単?」と言う問に、「織田裕二」と即答した理由が判りました。なるほどね。って言うか、古典的手口にひっかかるところが微妙。黒田は、完全無欠の印象があったのですが・・・。もっとも、簡単な手口ほど引っかかりやすいとも言いますが。
『アマルフィ』より、よりサスペンス色が強いです。この手の作品で“最後の事件”と言う時は、最期にはならないのですが、あの時点で、あのように黒田がなってしまうので、その直前の伏線と言い、どういう事になっているのかが見え見えですね。でも、この場面で、神足がスペインの捜査官たちにどう言う話をしていたのかが気になります。スペインの捜査官も、その場面設定に引き込んでいたのであれば、簡単ですが。もっとも、それ以前の問題として、インターポールの捜査官が、勝手に捜査していたりと言う微妙に突っ込みたくなったりはしますが、そもそも、黒田の属する邦人テロ対策室と言う設定も微妙なので、目をつぶります。
『アマルフィ』から引き続き、安達が出ています。ローマでは外交官補だったのですが、バルセロナでは外交官になっています。三等書記官くらいですかね? もう少し絡みがあると面白かったのですが、出番が少なくて残念。同じく『アマルフィ』から引き続き出ている佐伯は、逆に『アマルフィ』より出番が多かったと思います。彼は彼で、いろいろとご活躍しているようです。
パリでG21財務大臣・中央銀行総裁会議が行われているという設定です。会議の初日に黒田が呼び出され、最終日に戻っているということは、この事件は、足掛け3日正味1日程度と言う事でしょうか? 相変わらず、ジェットコースターですね。
話が錯綜してしまっているので、もう少しストーリーを整理したほうが良い気もしますが、全般的には面白いかな。海外ロケでのカーアクションも見物です。
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