アンダルシア 女神の報復のレビュー・感想・評価
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脚本かな~。
脚本かな~。 が~ちゃん
評価: 75点
それなりに面白かったのだけど、脚本かな~。
もっと、面白くできたのでは・・・。
前作「アマルフィ」は、街の景色を見ているだけでも、値打ちがあった。
今回のスペインも、もっと見せる&魅せる景色があるのに、少なかったのが残念。
それと、登場人物が、織田裕二と伊藤英明と黒木メイサに偏り過ぎていたのでは?!
中心人物といえば、そうなんだけど、ストーリーに幅を持たせるためにも、もっとマネーロンダリングのことや、マフィアのこと、銀行や各国の思惑などを、もっと織り交ぜても良かったのではないか。
伊藤英明さん演じるインターポールの捜査官って、普段は拳銃を使わなの???
何だか笑ってしまったんだけど、ストーリー上の作戦かな~。
それも変だし・・・。
ドンパチドンパチし過ぎるのも変か・・・。
この映画では、私はストーリーの先読みができてしまったので、あまり楽しめなかった。
目に付いたことをいろいろと書いたけれど、それでも、織田さん、伊藤さん、黒木さん、それぞれガンバっておられた。
気楽に楽しめる娯楽作品。
余計なことを考えずに、映画の中に入り込んで見ると、面白いと思う。
この映画のジャンルは何?
「アマルフィ」は結構好きで、TVシリーズもOKだったので、期待していた一本。
しかし見終わった今、込み上がってくるのは、「なんとも特徴の無い映画を作ってしまったな」との思い。
この原因は、ひとえに脚本にあると思われる。
①推理やサスペンスというにはストーリー展開の先が読めすぎて、謎と言えるのは黒木メイサの行動の動機くらい。なのに肝心の動機も「その程度かよ!」と突っ込みたくなるミニマムなもので満足感が非常に薄い。例えれば、小学生の時に信号無視したら車に轢かれたから、今になって「車は世界に不要だ!」とか言ってテロに走るような、逆恨みかつスケール感の全く合わない設定だし、
②社会派ドラマとして楽しむには、肝心のマネーロンダリングの部分が途中からどっかに干されてしまって筋と関係が無くなる。なのに最後でいきなり再登場するというのはあまりに都合よく使いすぎ。
そして③「シリーズもの」としての魅力も、今回は外交官・黒田がほぼ脇役、せいぜいストーリーテラー程度の扱いとあっては物足りなさが先に立ってしまう。
④せめてロードムービーとしての映像美でもあれば良いのに、今回は遠景が少なくて楽しめるのは全体を通して1シーンのみ。
それでも最後までとりあえず見ていられたのは、私の場合は主演の織田裕二を見ていたかったから。そうでない方には辛い出来ではないかと。
「邦画」以外のジャンルにはどこにも入れられない残念な一本です。
脚本は大事ですね。
前作よりは・・・
出来る外交官。
黒田は前作より板について無理に演じて無く自然体で良いです。
もう一歩踏み込めば007のようになって面白いと思う。
ただの公務員だからしかたないか。
でも折角海外ロケしてるのだから、もう少し
エンターテインメントにしてほしい。
ニヤリとさせるシーンが冒頭と最後にあって
それがこの映画の、黒田の真骨頂であり
ある意味本編はどうでもいい訳。
見飽きた俳優ばかり出てくるしね。
織田は好きじゃないけど、いい作品だと思いましたよ。
結婚して解禁か?しかしあのキスシーンはどうにかならないかな?
こんな奴がもっと居たら日本は素晴らしい国になるでしょう。
黒木メイサの魅力を堪能しよう!
まったり淡々と進んでゆきながらも,
ドラマ性に乏しくて,
盛り上がりに欠けるが,
美しい景色に頼らない生活感を背景に据えたおかげで,
映画にリアリティが形成されて最後まで楽しめた。
事件の大きさはいまいち伝わらなかったものの,
『日本人はええ仕事しまっせ』
を世界にアピールする締めは好印象。
青島と海猿のコンビが格好良い。
いや,それ以上に黒木メイサが良い!
落ち着いた峰不二子なオーラを醸し出しながらも,
憂いと悲しみをたたえた儚げな姿がみごとな存在感。
その魅力に目を離せなかった。
彼女が主役と断言しても過言ではない!
みんなカッコいいですね
福山さんのラジオに出演された織田さんが「男の色気・・」って話をされていたのが判った気がしました。なーんか、出てくる皆さんがカッコ良かったですね。
アクションシーンは、やっぱり海外で撮影した方が変にCG使わないので、良い感じでした。
ちょっと分かりにくい。もう少しスッキリ仕上げられたと思う。
映画『アマルフィ 女神の報酬』、TVドラマ『外交官 黒田康作』に続く、黒田康作シリーズ第三弾。今度は、パリ・アンドラ・バルセロナが舞台。
TVシリーズは観ていないので、TVシリーズから続くネタがあるとわからないのですが、TVシリーズを経て、黒田のキャラクタが確立しつつあると思って良いんですかね? 『アマルフィ』では全く判らなかった黒田の経歴ですが、元警官であるとかが、この作品では垣間見る事ができます。
完成披露試写会(?)で、黒木メイサが、「織田裕二と伊藤英明で、手玉に取るならどちらが簡単?」と言う問に、「織田裕二」と即答した理由が判りました。なるほどね。って言うか、古典的手口にひっかかるところが微妙。黒田は、完全無欠の印象があったのですが・・・。もっとも、簡単な手口ほど引っかかりやすいとも言いますが。
『アマルフィ』より、よりサスペンス色が強いです。この手の作品で“最後の事件”と言う時は、最期にはならないのですが、あの時点で、あのように黒田がなってしまうので、その直前の伏線と言い、どういう事になっているのかが見え見えですね。でも、この場面で、神足がスペインの捜査官たちにどう言う話をしていたのかが気になります。スペインの捜査官も、その場面設定に引き込んでいたのであれば、簡単ですが。もっとも、それ以前の問題として、インターポールの捜査官が、勝手に捜査していたりと言う微妙に突っ込みたくなったりはしますが、そもそも、黒田の属する邦人テロ対策室と言う設定も微妙なので、目をつぶります。
『アマルフィ』から引き続き、安達が出ています。ローマでは外交官補だったのですが、バルセロナでは外交官になっています。三等書記官くらいですかね? もう少し絡みがあると面白かったのですが、出番が少なくて残念。同じく『アマルフィ』から引き続き出ている佐伯は、逆に『アマルフィ』より出番が多かったと思います。彼は彼で、いろいろとご活躍しているようです。
パリでG21財務大臣・中央銀行総裁会議が行われているという設定です。会議の初日に黒田が呼び出され、最終日に戻っているということは、この事件は、足掛け3日正味1日程度と言う事でしょうか? 相変わらず、ジェットコースターですね。
話が錯綜してしまっているので、もう少しストーリーを整理したほうが良い気もしますが、全般的には面白いかな。海外ロケでのカーアクションも見物です。
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