劇場公開日 2011年6月25日

「賛否あるけど、楽しめました!」アンダルシア 女神の報復 NAOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0賛否あるけど、楽しめました!

2011年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

前作のアマルフィに続き、またもヨーロッパが舞台で、空撮を含め、ロケなど、とにかく風景がきれい。
テレビ局の製作映画で、ドラマとのコラボって言う商業的な展開に反感を覚える映画ファンもいるみたいですが、私としては結構楽しめましたよ。
この映画を見るまで、アンドラ公国という国が実在しているとは知らなかったですけども、実際にある国なんですね。冬のシーンだったので、雪が満載でしたが、きれいなところですね。
今回のヒロインは黒木メイサ。ミステリアスな女性を演じています。
彼女はこういうちょっと陰がある感じの役が似合いますよね。
前作からの出演で戸田恵梨香も出てますが、今回はあまり大使館は出て来ないですね。(外交官の映画なのにw)
どちらかというと、今回W主演?の感じがつよい、インターポールの刑事、伊藤英明の側、警察が舞台として出てきます。
あと福山さんが前作に引き続き、情報通のジャーナリストとして出てきますが、彼が必要なのかっていうのはちょっと思った。。。
もう少し日本政府とか外務省を絡めたら面白かったかもしれないけど、シリーズと切り離して独自なものとして、サスペンス的展開で楽しめました。
福山さんのシーン含め、多少無駄と思えるシーンもありましたが、ミステリアスな展開とか、同時に行われるフランスでの経済閣僚会議?も最初と最後できれいにまとまっていて、その流れ?が心地よかったです。
織田さんはスーツが似合う渋い男になりましたねえ。
個人的にスーツ姿の男性は背中がポイントだと思っているので、織田さんの背中はかなりつぼでしたw
前作見て、黒田の人となりとか、知ってると、何故彼がこんな事をするのか、とかよく分かると思いますが、その辺を知らなくてもきっとひとつの物語として楽しめそうな気はします。

NAO