劇場公開日 2011年7月23日

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人生、ここにあり!のレビュー・感想・評価

全25件中、1~20件目を表示

4.0人間の向上心と自己実現

2024年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

誰もが向上心と自己実現への欲求をもっていること。
それぞれの得意分野を活かしてともに実現していく喜び。
挫折からの絶望。乗り越える強さ。
実際の話をもとにしているところも興味深い。

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又森芳美(またもりよしみ)*東京日本酒会主宰

3.0様々な個性が絡み合う考えさせられる答えの出ない問題。

2022年8月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

内容1983年イタリア🇮🇹ミラノに実際あった精神病患者を一般社会に馴染ませ様とする運動家とイタリア特有の社会連帯組合についての物語。WW2戦後共産党と民主主義思想が対立する激動の時代に1人の気が狂っていると言われる人とそれを取り巻く人々の物語。好きな言葉は『只の精神を病んだ気の毒な人達なんです。軽い気持ちで、あの人達に勘違いさせてはいけないのです。』寄木床張り職人ジージョが好意を寄せた女性に客観的に言われた情け憐れみの言葉。この言葉は非常にパンチ力ありました。見えない大きな壁を突き付けられている様で無力感一杯になったのを覚えています。好きな場面は、やはり無言の理事長挨拶・切手を貼った便箋の束・愛の告白にと認めたパラパラ漫画でした。言葉にならない大切な思いを伝える術は雰囲気や五感に訴えかけるものなんだなと自分も汁が出そうになりました。そして注目すべきは、当時イタリア🇮🇹の社会連帯組合の時代背景が分かり非常に勉強になります。WW2以降親しくなる日本との🇯🇵関係も面白かったです。それを説明する冒頭2分の走りかたは流石で、とても軽快でスタイリッシュです。あまりに情報盛り過ぎて、やり過ぎな感覚はありますが非常に興味深くそして、ひたすらに軽く楽しめました。それでいてイタリア🇮🇹の怖さも見え色んな角度から鑑賞できるいい作品だと思います。

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コバヤシマル

3.5実話をもとにした・・・。

2022年8月12日
PCから投稿

誤解を承知であえて言うと、
障害者と健常者と分けるのがすでに差別であり偏見であり。
男も女も、LGBTQも。
赤ちゃんも子供も大人も老人も。
黒人も白人もアジア人も。
貧乏も金持ちも無職もバイトも派遣も。
imagin all the people living for todday.
ってジョンレノンが言ってた。

そんな意見を理想主義者だって
非難する心がそもそも差別のはじまり。

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にゃろめ

0.5なんか俯瞰した目で見ている。

2022年1月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

実話と言うが、コメディで語れる内容では無いし、2時間位で語れない話だと思う。
イデオロギー的には分かるが、あまり、共感出来ない。80年代の話だから、まだまだ、市場経済も好調な時。現状はどうなのか知りたい。
この映画見て泣いては駄目だ少なくとも。

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マサシ

4.0組合こそ人生

2021年12月7日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

幸せ

1980年代のイタリア、精神病院の患者たちで構成された組合とそのマネージャーネッロの、実話を元にしたサクセスストーリー。

久しぶりのイタリア映画。
これは喜劇なのか、それとも悲劇なのか。
でも、少なくとも希望のあるとにかく良い映画だ。
組合についてはあまりよく知らなかったが、色々と勉強になった。
自分自身、はじめは精神障害者というフィルターをかけて見てしまっていたけれど、ネッロと組合員たちの熱量を見ていれば、そんなの本当にどうでも良く感じる。
「やればできる」
仕事だって恋だって。
松岡修造ばりの激励にこちらが勇気をもらった。

物語は後半急展開を見せる。
決してサクセスコメディだけでは終わらせない、彼らゆえの厳しい現実。
彼の母親がネッロだけに息子の写真を渡さなかったシーンがなんとも苦しい。
組合員たちは、恋をして良くも悪くも変わった。
「金の次は女だ!」と、ダンスホール行くためにおめかししている彼ら。
自分を責めるネッロを支える彼女。
組合には新たなメンバーが加わって、いつの間にか上達してるの寄木張り。
喋れないだけなのに威圧感半端ない理事長。
「フロだぁ!」と叫ぶ優しい心の彼に、彼氏100人持ちの彼女。
みんな愛おしい。
突き付けられる現実と真っ向から闘う彼らを描いた、とてつもない愛の映画だった。

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唐揚げ

2.0コメディの持つ力

2021年12月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

組合というのが何ともイタリアらしい。
問題はシリアスだったりもするけれど、淡々と、ちょっとコメディタッチに仕上げてあるので、御涙頂戴にならずに観れる。
主人公が正義感に溢れているというわけでなく、あくまで普通のこととして組合の会議をし、自分たちで決めて、仕事をやろうとするところが好感が持てた。
それが皆の前向きな態度に繋がっていき、自主性にもつながる。

だからこそジッジョの恋の結末はただただ悲しく、切ない。
でも、誰が悪いとかはない。みんな少しずつ責任があるのだ。

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カメレオン

4.5素晴らしい👏

2021年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

人間っていいなーと思える作品。偏見や差別なく、1人1人の個性が認められる世界であってほしいとまた自分もそうありたいと思う。

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kana

3.5コメディとは思えない

2021年5月7日
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鑑賞方法:VOD

難しい

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ジュリエッタ

3.0実話に基づく社会派コメディ

2021年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

薬漬け疑惑や様々な症状、親との関係、社会の偏見などイタリア映画らしくざっくばらんに精神病患者の現実と自立の方向性を描いている。よくできた話だなぁと思っていたら、エンドロールで実話だと分かり驚いた。

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SpicaM

5.0自立と尊厳と。

2021年2月23日
PCから投稿

精神障がい者に薬を与えるだけではなく、
個々の尊厳と特性と自立を目指し社会に認められるまでを綴った作品。
悩み苦しみ、日々喘ぎ、それでも明るく軽快に進む展開の上手さ。
実話ベース。 素晴らしい作品です。

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miharyi

4.0真心という言葉を聞かなくなって久しい気がしますが・・・。 人を幸せ...

2021年2月2日
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鑑賞方法:VOD

真心という言葉を聞かなくなって久しい気がしますが・・・。
人を幸せにするのは、人の心でしかないのですね。目に見える物ではないのです。

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J417

4.0どこよりも利他的な国、イタリア

2020年10月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

この映画とても見たくやっと叶った。イタリアは精神病院をなくした。その発端の頃の実話に基づいたお話。シビアな話だけれどコメディにするところがいい。

中心になって動くネッロ、彼らにちゃんと挨拶して自己紹介して丁寧に話しかける。みんな薬のせいで体の具合が悪いのに、そんな彼らを前に「会議」!さすが、左が強い国、さすが組合で鍛えたネッロ!

精神科医にも二つの派というか考えがあることが分かった。専門家でもないのに直感で動くな、とネッロに批判的だった医師が最後は彼の功績を高く評価し、ネッロを元のポストに戻したのは感動した。自分と対立する相手でも、その相手の言動と周りとの関係と何をもたらしたかを見て、相手を認める理性と度量は見習いたいと思った。

彼らの特性を見つけるネッロのセンスが素晴らしい。働いて得るお金の有り難さがわかる、次はそれを守る、次は休暇もとりたい、そして最後にはお金を度外視して働く場合もあることがわかってくる。

イタリアは納税者番号持って娼婦として働ける?(後日イタリア人に確認した。街娼は禁止。日本同様、部屋に行くなど非合法な形とのことだった。ただ、ハンディキャップがある人の為のNPO活動はあるとのことだった)彼らが、精一杯のお洒落をして(頭にスプレーかけまくりの姿はツボにはまってしまい笑いが止まらなかった)バスに乗って行く姿は親の仇討ちに向かうかのごとくの沈黙と緊張。それが帰りのバスのなんと賑やかで明るいこと!

サラとネッロの関係、とてもいい。屋上でぼんやりへこんでるネッロに、ホースでサラが水をかけるシーンはとてもいいです。目を覚ませー。前を向けー。

理事長、適役!ネッロは人をちゃんと見てる。セルジョオも可愛い笑顔でみんなのことを見てると思う。

イタリア、個性的過ぎてよくわからない国だけど、アグリツーリズモ、有機農業、移民受け入れ、日本みたいに天災が多く、でも避難所はあんな体育館雑魚寝ではなくてプライバシーを確保した独立した空間(ベッドもテレビもキッチンもある)を用意する国。みんな優しい、働き者、辛抱強い。そうじゃない人ももちろん居るし暗部もあるだろう。でも、目を離すことができない、いつだって気になる国です🇮🇹

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talisman

4.5会議だって発明

2020年9月22日
iPhoneアプリから投稿

理事長の威厳が素晴らしい。言葉を並べるだけが歓迎や交渉ではないんですね。納得できるまで話し合い、時間を定め、対価を顧客からいただくことが、多様な欲求の集まりである人間の営みを続けていく要諦なのかとなと思いました。これだけやればいいとか、何とか主義がいいいうものでもないのでしょうね。

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Ironout22

5.0考えさせられるテーマになのに軽くて見やすい。でもやっぱり深い!

2020年8月25日
PCから投稿

「頭はイカレてるけど、バカじゃない」

この映画に出てくる精神障害者は、自らが障害者である自覚と、人としての尊厳・プライドの狭間で生活していた。障害者を障害者としてしか見ない社会の中で、自信は打ち立てられないでいた。

社会の中で自立して生きていく中で、楽しさや希望、自信を見出していくけれど、同時に障害者であることの難しさにも改めて直面することになる。
「生きること」とか「人間とは」とか、そういったことを考えさせてくれる映画。

扱っているテーマや考えさせられる事は重いものの、映画全体のタッチに重苦しさや難しさがなく、むしろ、ょっと笑えるぐらいの感じに作られているところがこの映画の魅力だと思う。

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ドライトマト

4.0今ここ!

2015年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

幸せ

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ピニョン

5.0素晴らしいの一言

2012年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

久しぶりに実話映画で感動しました。何気なく借りてきた作品だったのですが、現代の日本に必要な要素が盛りだくさん!観終わった後は、活力と感動の余韻に浸りました。DVD買おうかなぁ。

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まゆみ

4.0稼いで食べて恋をする人生。

2012年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

幸せ

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ハチコ

4.0イタリアバンザイ!

2011年12月22日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

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ショウガない

4.5よかったよ、だけど。。

2011年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

なんだろう、映画が終ったときにモヤモヤするのは。いい映画なの。登場人物もみんな善人でいい人ってわけでもないしね。役者も達者でさ、違和感をまったく感じさせない。脚本もありがちな「あざとさ」というか、ここで泣けみたいな、観客をバカにするようなところもない。でも、なんだろう。何かで満足度が足りない。タイトルと映画の説明を読んで期待していたのと、ちょっと違っていたからかな。
映画館の入り口でポスターをみていたら、学生らしい男性が、感動する映画は家でじっくりみたほうがいいよって、友達に話してたから、DVDでみたら満足度100%かもしれないね。

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chocolate

3.5『働かざる者、喰うべからず』は人間らしさの始発駅みたいなもの

2011年10月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

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全竜