さや侍のレビュー・感想・評価
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全てが中途半端
松本人志のファンとしては、正直がっかりものだった。前半は、小ネタの連続だが、これがリンカーンで見たようなレベル。クスッと笑えるが、ギャグにしては、イマイチだし、かと言ってリアリティーもない。後半は、感動を意図しているようだが、泣けるレベルにはない。主人公の、味もなければ、小役は、やらされている感が漂っていてイタイ感じ。最後でどんでん返しがあるが、最後に納得感がなく、最後まで不完全燃焼という感じ。見た人ならわかるはず。このなんともいえないふぜん感で終了。1800円払う価値なし。
正直、松本人志には失望した。
シンボル、大日本人の方が、思いっきりのいい作品。今更、客に媚びてもねーてかんじです。
まっちゃん、子供が出来てかわったな。
愛のある映画。もしや、まっちゃんの愛娘に捧げた作品?て思うほど。
主人公が働くおっさん劇場の野見さんだと知り、なんかそれだけで泣けました。
ラストあたりは座頭市を思わせる部分も。もっと不器用でも野見さんに台詞を与えてほしかった。そしたらもっと泣けた。前作は自己満な展開で退屈でしたが、この作品は単純だけど、なんだかいい映画でした。 私は好きです。
板尾さんもすごくよかった。
始まりのストーリーがもっと丁寧だったらなおよかったな
なんて。。
ラストはすごく好きです。
まっちゃん好きなら、 応援しながら見ちゃうかも。
でも、応援されてたらダメなんでしょうね。映画として。
この作品を、松本人志を知らなくして見たらどう思うか。
次回作を真面目につくってほしいです。
て、今回も真面目なのかな。
個性的で独特ではあります
誤解を恐れずに言うと、映画監督って誰でもできる事だと思います。
(作詞作曲は誰でもできる、と同じ意味で)
ただ映画監督を経験できる(任される)人は選ばれし者であって、有名になったりサークル活動をしたり専門職にしたり‥。
松本さんは有名になって、次なるタレント活動として映画監督も選択肢として選んだと。
当然周りの期待値も高いわけで、たけしさんとも比較されてしまう。
それに打ち勝つために、常に他人と違う事をして驚かせたい、名を残したいという意欲にみちあふれているのが伝わります。
この作品でニヤッとしたし、泣きそうにもなりました。
「子連れ狼」の影響も多分あると思います。
今後もこのチャンスを活かして良い作品を作って下さい。
ただ、松本さんがプロとして映画監督を続けて行くなら、周りのスタッフもあんまりイエスマンにならないで、ダメ出しもしてほしいです。
(例えば、ヒトって本当に刀で斬られたら声も出ないのでは?とかのリアリティなど)
世の中にはイイ映画は沢山ありますから。
(つまらないのも沢山ありますけど
)密かに松本さんへのメッセージです。
追記、、後で知ったんですが、この映画、野見さんには一切「映画撮影」と知らせずに、目の前の子供を笑わせて下さいと言って、笑わすシーンだけ先に撮ったんですってね。
笑わすシーン撮り終わって台本渡して、他のシーン撮ったそうな。
それ知ってたらもっと笑えたのかも。
これからも見続けていきたい
松本人志さんのファンでプレミア試写会に行ってまいりました。
まずよかった点
・話の設定は独特の発想がありワクワクする
・野見さんのドキュメンタリー部分
・ラストシーンの刀を納めるシーンは映像、プロットも印象的で素晴らしかった
イマイチ点
・のみさんが自害するまでの過程があまり描かれておらず、唐突感が否めない
・親子のつながりに関して、子供を持つ親ならば、感情移入できるかもしれませんが、前半ずっとふざけてて、最後シリアスへのもって行き方に強引さを感じた。引き込まれなかった。
・3人の刺客はいらないと思う。面白くないし、物語上重要でもない。
期待は大してしてなかったので、期待通りの内容でした。ただハードルあげずに見れば、面白い点は多々あると思います。
今後もとり続けてほしいし、シリアスな内容のものも見てみたい
計算?
大日本人、しんぼるに比べるととてもわかりやすく面白い作品でした。
もしかして、松本さんの計算なのかなともおもちゃいました。
まず、大日本人、しんぼるでわざとにわかりずらい評価が低いだろう自分勝手な作品を作って、0点からのスタートで、今回のさや侍で本来の受けが良い作品を作り監督としての評価を上げ監督だけに専念できる環境を作ろうとけいさんしたのかなとちょっと意味が、わからない解釈ししてしまいます。
要するに観客の評価が一作目で100点満点だとのちに作った作品下がるだけになりかねないので、一作目で0点の評価のものを作った方が後は、上るだけだから、いいと考えたのかなって!
大日本人、しんぼるはまずは、監督としての肩慣らしだったのかなとも感じます。
だって、観客目線で、映画を評価してる人なんですからどれが受けがいいか悪いかは、わかってるはずだと思います。
3作目にして映画らしくなった??
松ちゃん、前作『しんぼる』から随分と真逆に方向転換したのね、という。
時代劇行きますか!?という。
サプライズとオリジナルにこだわる、或る意味「天才松本人志」らしいちゃ、らしいのかもしれないですけどね。
『大日本人』『しんぼる』までは、松ちゃん色が濃かったですよね。
ああ、松ちゃんの映画だ、という。松本印だ、という。
自分は松本信者なんで、彼が映画を撮ったと聞けば、無条件で映画は観に行くのですけども、『しんぼる』までは松ちゃん“らしさ”を楽しめたのかなー、という。
今回は、その“らしさ”がナリを潜めたのか、やっと本格的な映画を意識したのかなー?そんな印象。
刺客三人組やタコ藩イカ藩だのと、多少のおフザケは松ちゃんぽいんですがw
だからかなー、どう扱ったらいいのかなー。
いやあ、んー、俺はズルいと感じたんですよ。
そのズルいというのは、まあラストに集約されるんですけども。
あのシーンなんですけども。
あんなん、誰でも泣くでしょ。
あんなことされたら、そりゃ泣きますよ。
自分、涙がボロボロ流れちゃって、あーっくそ!!!!あーっくそ!!!!てなって。
なんか悔しかった。今も悔しい。
あそこで泣かされたら、もうね。
酷評も絶賛もさせてくれない。
あ、だから天才なのか。
1800円+400円(駐車場料金)の価値はあった
監督が「おくりびと」のようなと過去に言っていたので、軽く織り込みました。
マイナスから
①カメラワークがイマイチなところが有った。
「おくりびと」も前半はグダグダでした。
②途中の刺客の流血表現が必要だったのか?
「おくりびと」で言うと、広末のパンツぐらい疑問だった。
③さやを写しすぎ
「おくりびと」で言うと、広末の「汚らわしい」のセリフ同様に過剰と言える。
④板尾、子役ともに声を張り過ぎ。これはバラエティーの副作用か?
プラス評価
①ストーリー性は意外性があり特に後半はよかった。
「おくりびと」のラストよりは好きです。
②子役が主役かと思うほどキャラ立ちしていた。
役柄として脚色の無い普通の侍の娘であり、ふつうに良かったですね。
「おくりびと」は普通のキャラとして広末を持ってきていたようだ?
③前日は別件で寝不足だったが、眠くならず退屈せず見れたので
秀作の部類に入る。
総合評価(アマゾン的に)
★★★★☆
松本氏の前2作よりは秀作だと思う。
部分的な演出はプロを入れたほうが良かったと思うが、後半~ラストはあれで良かった。
泣きつつ感心しつつでしょうか?効果音も「おくりびとの」ように強くは無かった。
キャスト
★★★★☆
他に文句は無いが、牢番はギャグなしの「ほっしゃん」「河本」でよかったと思う。
板尾は牢番でなく、もうチョイ上の役人が良かった気がします。
芸人さんが撮った映画として見れば秀作でしょう。見てない人のために曖昧な標記としました。
心地よい映画
結論から言いますと、とても良い映画でした。
「さや侍」を観るにあたって、主役の野見さんを知って観るのと観ないのとでは作品の見え方に差がある映画だと思います。どちらにしても、大変観る価値のある映画だと思います。私は後者なのですが大変楽しめました。笑い声を抑えるのに苦労した場面もあった反面、男として野見勘十郎に共感し考えさせられる面もありました。エンドロールで野見さんの名前が流れてきた時には目頭が熱くなりました(笑)
物語の流れもちょうど良く、画の取り方・見せ方がとても好きでした。「さや侍」を観るスタンスとしては、松ちゃんが撮ったというのを頭から外して観ることをお勧めします。松ちゃんが撮ったとなると私もそうですが、笑いを期待しすぎます。もちろん、質の高い笑いが満載ですが、イメージとしては「時代劇を観に来て、その中に笑いがちらちらとある」という感じで観ると良いと思います。そもそも、素人の野見さんを主役に抜擢して時代劇を撮るという時点で笑えます(笑)
頭を柔らかくして素直に観れば必ず良い映画だったと思えるでしょう。個人的には野見さんを全く知らない状態で「さや侍」を観てみたかったです。
期待を裏切る
逃亡する主人公野見と娘たえ、二人の微妙な距離感は
良かったのですが、賞金稼ぎとのからみでは嫌な予感。
「二丁短銃のパキュン」を見た時に、また始まったか…と
思いましたが、その後の賞金稼ぎ達はただの解説役。
主人公を際立たせるなら、賞金稼ぎにあれほどキャラを持たせる
必要性を感じません。
第一の業で笑いとしてはオチてます。
そこからクライマックスにかけては、しゃべり過ぎる娘と
繰り返される小ネタにかなりダレます。
「三十日の業」という設定から想像される通りにしっかり
ダレます。
しかし、そのすべてが計算されていたように起こる
クライマックスシーンでのカタルシス!
一瞬で作品の評価を押し上げました。
とうとう映画監督松本人志が、いい意味で期待を裏切って
くれました。
残念なのは主人公野見の想いが、娘たえに伝わるシーン。
言葉で伝えてしまいますか…。
わかりやすいですよね、言葉にすれば。
作品のテーマをわざわざ説明してるみたいで、私は蛇足ではないかと
思います。
板尾さんと子役の子のやり取りを見ながら、板尾さんの娘さんの事を
思い出してしまいました。
板尾さんはいい味だしていたので、そこは先入観なく観たかった
ですね。
期待せずに気楽にみれば良いかも
厳しいレビューが並んでいたので、「面白くないんだ、面白くないんだ・・」と期待値を下げに下げてから見に行きました。
まぁ、「満足!」とまで言えませんが、普通に楽しめました♪
笑いのツボは人それぞれですが、結構声だして笑っている人もいましたね。
「江戸時代」だけど「時代劇じゃない」って考えておけば、納得できるかも。
めぐりめぐって。
笑→涙
お笑いをしりつくした松本さんだから、
とれる映画なのでしょう。
とても感動しました。
最後に、野狐禅の方が登場するシーンは、
松本さんのクリエイターとしての才能を感じずには
いれませんでした。
意外に!?良かったです
今までの松本監督の映画と全く別ものです。単純明快。働くおっさん好きも、そうでない人も楽しめると思います。長さも丁度いいです。娘を持つと変わるのでしょうか。もう既に、もう一回観たいですね。
感動!もう一度見たい映画
プレミア上映にて一足先に鑑賞してきました。
「大日本人」「しんぼる」も劇場で観ましたが正直がっかりした印象しかなかったので第3作目は映画館で見る予定はありませんでしたがあの「働くおっさん劇場」に出演していた野見さんが主演ということで見てきました。
率直な感想は全2作に比べてはるかに面白かったし感動した!ということでした。
松本監督のことだからラストで物語が急変して消化不良で終わっちゃうのかな?という不安もありましたが今作に関しては良いラストで感動しました。
主演の野見さんは素人のおじさんです。
しかもかなりの変わり者で一般社会からは浮いてしまうような人です。
喋れば何を言ってるかわからないし字もまともに書くことが出来ません。
松本監督も言ってましたが彼は携帯代を支払うことも出来ず解約されてます。
結婚の経験もなく職も転々としていて過去にいい歳してモーニング娘のおっかけをしていたようなどうしようもない大人です。
でもそんな野見さんの良いところは底抜けに明るい性格と純粋な心と常に一生懸命なところです。
今作に関しては野見さんはほとんど演技をしていません。ほぼドキュメントです。
ただそんなどうしようもないおっさんだからこそ一生懸命頑張る姿に笑い心打たれ感動してしまいます。
今作の主演がもし松ちゃんだったらこんなに感動しなかったはずだと思います。
野見さんだからこそ与えられる感動がありました。
過去2作品に裏切られて今作を映画館で見ることを迷ってる人は是非見てみてください。
見終わった後に優しくなれる映画
まず、この映画のジャンルは何? そんなことは考える必要は無いと感じました。
松本人志監督の映画とかも考えず、シンプルな気持ちで「さや侍」という作品を見ると、より楽しめるかと思います。本当にこの映画の一番の楽しみ方は、何も考えずに見るという方法を是非オススメします。
また、個人的には笑いよりも感動する場面が多く、いつも嫌いなおっさんにも少し優しくしようと思いました。娘さんと仲があまりよくないお父さんも、この機会に娘さんと一緒に映画館に足を運んでみてください。見終わった後、いつもより娘さんが優しくなるかもしれませんよ。
最後に、この作品の中で切腹という言葉が幾度となく出てくるのですが、もう二度とこんなにも切腹という言葉を耳にする機会はないでしょう。
おっさんバンザイ!!!!!
もっと笑いたかった。
コメディだと思って観ましたが、コメディではない???
ドッと笑える展開を期待してましたがその方向ではないようです。
かと言ってコチコチのシリアス・・・ともちがう、ちょっと不思議な映画で、全体がフワフワしてるように思いました。
個人的に、時代劇に取り入れてほしくない演出がラストにあり、「そこがよかった」という人もいますが私はそれで感情移入ができませんでした。
「時代劇」というのは難しいんですね・・・。
笑いをしのぐ感動
観る前はお笑いの部分だけしか期待していませんでした。しかし、この「さや侍」では笑いも期待以上でしたが、笑いは脇役と思えるほど感動させられました。
何と言っても主演の「野見隆明」と「熊田聖亜」の演技力が凄過ぎました。もし主演が野見さんではなく芸人がやっていたら、これ程笑えて感動出来る作品は出来なかったのではないでしょうか。刀を捨てて廃人の様になった父勘十郎に対し、軽蔑しながらも父を支え、応援する娘たえの姿は観ていて引き込まれてしまいました。
個人的には観て得した作品の一つであり、お勧めしたいのですが、クライマックスに今までの感動を若干削がされたワンシーンがあった為、評価はー0.5させて頂きました。
親子の愛情を感じました。
野見さんのキャラクターを存分に生かした作品でした。
時代劇だけど、リアルな雰囲気も盛り込まれていて、新しいタイプの映画だなと感じました。
「三十日の業」では、松本監督ならではの細かな笑いがちりばめられていて、見応えがありました。
ラストの切腹も迫力があり、圧倒されました。
ただ、言いたいことがわかりやすくて、奥行きがあまりないように感じました。
そういう作り方なのかな、、、
川でのシーンはとてもよかったです。
曲の流れるタイミングも、熊田せいあちゃんの名演技も必見です!!
親と子の愛情に思わず涙しました。
時代劇というか、時代劇設定のコントや新喜劇な感じ。
お笑い番組や欽ちゃんの仮装大賞、ビートたけしのお笑いウルトラクイズ的なネタを皮肉っているのか。
それとも純粋にパロディとして登場させているのか・・・。
ドリフ的なのがなかった(多分)のが残念!!
子供が出来てこういう作品を作ったんだろーな~というのが正直な感想。
ベタでラスト泣いちゃうけれど、くすっと笑ったりもするけれど。
悪くは無い。
けれども・・・だから感動したかというのとはちょっと違う。
なんだろ?この違和感。
時代劇というか、時代劇設定のコントや新喜劇な感じ。
どこかで観たような感がしました。
お話は・・・
脱藩の罪で死罪になった刀を捨てた侍・野見勘十郎。
ただ、お殿様の息子が母親が亡くなって以来、笑顔を無くしてしまったのを30日の間に笑わせたら無罪放免という「30日の業」に、娘・たえや門番が協力しながら挑戦するさまをコミカルに描いています。
前半ちょっと冗長でした。
30個ネタみせられ続けるのかと、途中ちょっとだるかったですけど。
さすがに30個みせてはいません。
あははっ。そりもそーだ。
30個のうちアタシ的なツボは・・・
一番最初のと大砲のでした。
シンプルイズベストとばかばかしい大掛かり感。
エンディングロールのある一行が一番受けました。
うどんすすり指導?だったかな?で、ほっしゃん。の名前。
これが正直一番大うけ~。
ラストの現代の墓の描写も蛇足な気がしました。
親子の絆や愛情がテーマっぽいのですが、娘に結構しゃべらせてしまっているのが残念。
ラスト近くのとうもろこしの前の野見勘十郎の表情とシーンはとてもよかったです。
ここが一番好き。
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