「久々にレビューを書きたくなる作品」さや侍 koichangさんの映画レビュー(感想・評価)
久々にレビューを書きたくなる作品
松本人志は大好き、ただ映画監督としては…というのが今までの印象。
この映画は、芸人松本人志ではなく、「監督」松本人志の作品ですね。
これまでの松本作品は「芸人」の色を出しすぎたのかもしれません。
この方向は、ボクは「アリ」だと思う。
映画監督としてはこっちが正解だと感じました。
松本監督の「人の予想を裏切る」という視点を随所に盛り込んだ作品。
その意味で「松本にこんなに泣かされるかぁ」と思うほど泣かされました。
これも松本監督の「裏切り」の計算のうちなのでしょうね。やられた。
主演の野見さん、上映後に握手会があってお話しできました。
スクリーンの中の「野見勘十郎」とは全くの別人。
そういう意味で「野見さん」は立派な役者です。
ラスト前の「野見勘十郎の『眼ヂカラ』」にグッと引き込まれました。
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・・・・でも、上映後の「野見さん」のすっとんきょうな話しぶりに映画の余韻がかき消されたので、評価「4.5」です(笑)。
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