劇場公開日 2011年6月11日

  • 予告編を見る

「久々にレビューを書きたくなる作品」さや侍 koichangさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5久々にレビューを書きたくなる作品

2011年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

松本人志は大好き、ただ映画監督としては…というのが今までの印象。

この映画は、芸人松本人志ではなく、「監督」松本人志の作品ですね。

これまでの松本作品は「芸人」の色を出しすぎたのかもしれません。

この方向は、ボクは「アリ」だと思う。

映画監督としてはこっちが正解だと感じました。

松本監督の「人の予想を裏切る」という視点を随所に盛り込んだ作品。

その意味で「松本にこんなに泣かされるかぁ」と思うほど泣かされました。

これも松本監督の「裏切り」の計算のうちなのでしょうね。やられた。

主演の野見さん、上映後に握手会があってお話しできました。

スクリーンの中の「野見勘十郎」とは全くの別人。

そういう意味で「野見さん」は立派な役者です。

ラスト前の「野見勘十郎の『眼ヂカラ』」にグッと引き込まれました。

______________________________

・・・・でも、上映後の「野見さん」のすっとんきょうな話しぶりに映画の余韻がかき消されたので、評価「4.5」です(笑)。

koichang