「家庭を持って感性が変わったのかも」さや侍 ナミーさんの映画レビュー(感想・評価)
家庭を持って感性が変わったのかも
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この作品は、主演の野見さんを知っているか知っていないかで、感じ方が変わると思います。
私は後者なので、作品の良さが伝わり切らなかった…ということで、満点がつけられず…
「大日本人」も「しんぼる」も観ていなさそうな(もしくはNHKの朝の番組や、シルバー世代雑誌のインタビューでしか松本人志を知らなそうな)、シルバー世代のご夫婦が劇場に多かったことにまずびっくりしました(「おとうと」を観た時と同じ客層でした)
「芸人・松本人志」を好きな自分としては、こういう路線の映画は撮って欲しくなかったな~というのが正直な感想です。
第一弾、第二弾が、芸人寄りの作品だったので、これも「裏切り」のひとつではあるのかもしれませんが。
「芸人」という部分を取っ払って観れば、普通にいい作品だと思います。
野見さんの切腹は衝撃でした。
素人の野見さんが、あのシーンでは名役者に見えました。
その前の、坊主に手紙を渡す為にぶつかるシーン、野見さんの目がすごくかっこ良かった。
坊主が手紙を読むシーンでは、泣けなかったです。「感動させよう」「泣かせよう」っていう意図が気になって…「泣くもんか!」って思いました。
しかしラストの、野見さんの墓で野見さんの幻?が出てくるシーンで、ウルッとなってしまいました。
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