「まあ、叩かれてもしょうがない。」さや侍 bz9999さんの映画レビュー(感想・評価)
まあ、叩かれてもしょうがない。
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ある出来事をきっかけに戦うことを拒み刀を捨てた侍が、脱藩の罪で捕らえられ、殿様から「三十日の業」を科せられる。母を亡くし笑顔が失われた若君を1日1芸、30日で笑わせられれば無罪放免、失敗すれば即切腹という難業に挑む姿を描く。
↑この説明を、重要と考える人には不向きでしょう。
ゴミのような作品に感じるかも。
DVDで観る人もイマイチかも・・・。
多分、ストーリーの肝心な部分は
松本さんが限界まで意識して抉り取ったのでしょう。
勝手に解釈すればいい蛇足な部分だから。
それに軸足を置くと、
とたんにチンプンカンプンな映画に成り下がってしまう。
その心配が杞憂だと思ったのは、
過去に味わったことのない劇場の一体感。
あとは、普段と違いやたらに
ほっしゃんやチャドのところで退出する人が多かったこと(笑)
大半が理解した客層なのだろうと思った。
とは、言ったものの・・・油断していた。
よもや感動するとはw
前半は、松本さん吹っ切れたのか?って展開。
吹っ切れ過ぎて、逆に海外の人に観せたい気持ちにw
終盤、ギクシャクした展開ではあるけど
前半を振りに使い切った油断もあって、グサッと刺さる。
余計な説明を断ち切っただけあって、強烈に突き刺さる。
・・・気が付けば名作w
某ヒット曲とカブるけど・・・名作w
これ・・・このまま海外に出して欲しいな。
映画の枠に押しこめば、叩かれてもしょうがない。
けど、感動しました。全力で支持します。
あと・・・本人出演になんだかホッとしましたw
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