「アイアンマン・ジェネシス?笑」カウボーイ&エイリアン Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
アイアンマン・ジェネシス?笑
『アイアンマン』を撮ったジョン・ファブロー監督作品と聞いて、(私との)相性はいいものの 「似てるんじゃないかなぁ」と想像はしていましたが、時代を19世紀に替えただけの アイアンマン・ジェネシス(創世記)?って感じで ちょっと盛り上がりに欠けました。
19世紀の米アリゾナを舞台に、過去の記憶をなくした謎の男と 町の権力者ダラーハイド連邦保安官がタッグを組み、宇宙からの侵略者に立ち向かう姿を描く(作品情報より抜粋)。
謎の男・向かうところ敵なし(怪我してるけど、笑)役に ダニエル・クレイグ。 顔のしわが多くて 超ハンサムでもないけれど、仕草や体格、すべてがカッコいい♡ 特に 厚い胸板と締まったお尻は 必見♡ あ、演技もなかなかのものでしたよ。 この作品、シリアスな部分と 滑稽なジョーク部分との掛け合いが また笑えるって流れです。 ダニエル、真面目な顔して 面白いセリフも言うので要注目!
謎の男を連れて エイリアンを探しに向かう連邦保安官役に ハリソン・フォード。 久々のウエスタン・スタイルの ハリソン、渋くていい! 彼はシリアスで笑える演技が お得意(『インディー・ジョーンズ』など)なので とても自然でした。 ダニエルに(人気を)持っていかれているようですが、ちゃんと魅せるポイントは おさえてる感じでした。
謎の女性・エラを演じた オリビア・ワイルド。 いろんな作品にひっぱりだこの 彼女。 すっごいおでこと ブルーの瞳が印象的。 個人的には 『トロン』の配役が似合っていたと思いますが、(一応)現代劇でも ナイス・ボディを惜しみなく披露で、男性ファンをくぎ付けに。 演技は これからお勉強ってことで、注目したい女優さんです。
飲み屋の店主・ドク役に サム・ロックウェル。 彼、演技派でいいですね☆ あまり目立たないながらも 存在感ありました。 エンディングのワンシーンは とても心がこもっていたと思います。
その他、『エアベンダー』の 男の子(ノア・リンガー)、『コップアウト』の キレイなお姉さん(アナ・デ・ラ・レゲラ、個人的に ファンです♡)なども 出演中。あ、『ウィンドトーカーズ』も 再演中です(アダム・ビーチ)。
今年はSF作品の当たりが結構あるので、比べるなら平均的だと思います。“お茶漬けを 冷たいお茶で食べたら…”と開発した方のように “西部劇に UFO(エイリアン)が出現したら…”のような “もしも・シリーズの延長”と思えば 頭も軽くなって観れるのかも。 ストーリーよりも 出演者の顔ぶれを楽しむ一本だと思います。