THE JOYUREI 女優霊のレビュー・感想・評価
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和洋折衷の難しさ↓
かの中田秀夫監督の「女優霊」のハリウッド・リメイク!!
本家「女優霊」を見ていないので本当はその比較を語るべきではないのだろうが、
ジャパニーズ・ホラーのハリウッド・リメイクは数あれど、この作品は明らかに失敗作↓
個人的な感想ではあるが、日本における霊とアメリカにおける屍とはホラーにおいては完全に同一になる事のない存在だと思うので、そもそもリメイクすることに無理があると思うのだが・・・・・・・
それにしてもアメリカの死霊にはどの作品でもどうしてこれだけの虫がくっついているのだろう!?
視覚的な嫌悪感をあおるだけで、本質的な怖さとは結びつかないと思うのだが・・・・・・・
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自宅にて鑑賞。原題"Don't Look Up"で邦題の通り、中田秀夫の『女優霊('95)』のリメイク。所謂「小中理論」と呼ばれる描写が鳴りを潜め、『リング』シリーズ('98~)の様なエッセンスが散見出来る。更にオリジナル版から中世の魔女伝説や瘤をプロットとして虫や出産をガジェットとして加え(その割に尺は短い)、ほぼオリジナルとも云えるストーリー(そもそもフィルムに写り込んでるのは女優の霊では無い)。短いカットバックが少々目障りな程、多用されていたが、オープニングロゴにも絡めたのは珍しい。40/100点。
・タイトルやエンドタイトルのフォントが良い。制作・配給に博報堂の名が有り(wowwowの名も表記される)、キャスト・スタッフにもアジア系と思われる名前が多く見受けられる。R.ストリック演じる“マーカス・リード”は、この儘だと癲癇気質の統合失調症に見えてしまう。プロデューサー“ジョシュ・ペトリ”は、S.スピルバーグの『E.T.('82)』の“エリオット”役等でお馴染みのH.トーマス。
・鑑賞日:2011年10月26日(水)
中田秀夫監督の『女優霊』を英語リメイク
その『女優霊』もたいしたことのない内容だったが、輪をかけて理解不能になったホラー。主人公が精神状態異常という設定がとにかく痛い。『シックスセンス』のことも台詞に出ていたが、すべて妄想で終わらせるというオチも考えられるからだ。大筋的には『女優霊』と同じ路線なのだが、トランシルバニアの魔女狩りのような伝説を扱ったために更に大味に・・・
そんな中、ラッシュを見てるときに昔の映画が紛れ込んでいるシーンや天井からメイキングカメラマンの女性が転落死する姿がそっくりに作ってあった。まぁ、怖いシーンだけを活かしたというところか。
最後には女優ロミー(チャップリン、チャップリンの孫)とプロデューサーのジョシュによるラブシーンが挿入され、それぞれの肩に醜いコブができてた。おかげで何を伝えないのかさっぱりわからなくなっている・・・
世界観が好きではない
Jホラー作品、「女優霊」のリメイク版だが、過去のJホラーのリメイク作品ではダントツ面白くない。こんなことを言いながら実はオリジナル版を未観賞なのだが、DVDの販売やレンタルが滞っているらしい。未確認情報なので100%とは言えないが。
さて、本作は映画の撮影現場が舞台だ。出だしは中々良い。しかしいざ本題に入るとだらだらし始める。絵面も持たないのに言いたいことをバシッと言わないような構成で、イライラが募った。終始、こんなのが続くのだ。86分も体が持たない。睡魔に襲われ、巻き戻す気にもならないまま何の盛り上がりもなくエンドロールへ。監督の技術不足なのか、やる人によってはいい作品になりそうなのにもったいない限りである。
Jホラーリメイク作で一番駄作
つまらない。その一言に限る。
ホラー映画の撮影現場で機材トラブル、事故等の話は実際に起こるらしく、ホラーの現場ではほぼ当たり前と言っても過言ではない、と聞いた事があります。
その点においても本作は非常に興味深く、観賞の機会を待ち望んでいたわけです。しかも原作が日本のホラーときた。こいつは当たりだ!と思いましたが、
結果は残念。久しぶりにつまらないホラーを観た。
意味不明な展開、ワケわからんストーリー、皆無の恐怖感、ファンタジー映画か?これは。
監督の世界観が一切分からない。こんなの観るなら他の観りゃ良かった。
本作を「死霊館」「インシディアス」のジェームズ・ワン監督などがメガホンをとったら面白くなるかも。
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