アンフェア the answerのレビュー・感想・評価
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雪平夏見、面白くなってきた事件
篠原涼子演じる厄介者だが検挙率ナンバーワンの女刑事の活躍を描いた人気TVドラマの劇場版第2弾。
こちらもレンタルかWOWOW放送かなんかで前に一度見た覚えあり。
雪平は北海道の雪深い警察署に異動。
そんな時、東京で連続猟奇殺人事件が発生。容疑者が次の被害者となる“予告殺人”。
4人目の被害者となったのは、雪平のジャーナリストの元夫。その容疑者は、雪平…。
テロ事件が起こり、愛する者を助ける為に闘うというあるあるだった前作。
本作も容疑を掛けられ、逃亡劇のよくあるパターン。
が、若い検事の協力で容易く東京に舞い戻り、逃亡劇としてはイマイチ面白味に欠ける。
数少ない協力者の情報を元に、犯人と思われる人物の家に侵入。
おぞましいその家の中の雰囲気はなかなか。
犯人に不意を突かれ、拉致・監禁。
絶体絶命…!
が、あっさりと解放。
これには訳が。
元夫を殺害した犯人を捕まえようとする雪平。
雪平を捕まえようとする警視庁。
犯人は最初の3件は認めたが、元夫の殺害には無関係。
もう一人、別の真犯人の存在が浮かび上がる…。
今回の事件には、前作のラストに登場したUSBが関係。元夫はそれを探っていた為に…。
USBには、警察や政界の暗部が…。
全ての黒幕は、果たして…? 雪平に近い者でも信用出来ない。
騙し騙され、各々の思惑蠢く…。
はったり感のあった前作より地味ではあるが、謎が謎を呼ぶサスペンス・ミステリー一本に絞り、個人的には前作より面白かった。
真犯人や黒幕も意外な人物だったし、豪華なキャストも楽しませて貰った。監禁され絶体絶命の雪平=篠原涼子の艶かしい姿も。
TVドラマ時代から脚本家として携わり、本作ではメガホンを取った佐藤嗣麻子のシリーズを知り尽くしたツボ抑え。
映画版しか見てないけど、ちょっとずつ面白くなってきた。
でも、“answer”って…?
謎しか出てない!
答えは出ずとも謎は出る
"アンフェア(劇場版)" シリーズ第2作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読、テレビシリーズは視聴済み。
とにかくグロかったです。女性脚本家によるとは思えない残酷さが堪りませんでした。原点回帰な裏切者大量発生&どんでん返しからの大逆転にハラハラ・ドキドキ、痛快でした。
タイトルやキャッチコピーでも「答え」と云う単語を多用しながら、またまた完結しないアンフェアぶりに呆然唖然。
ある謎の解答は示されたものの、新たな謎が浮かび上がり、残ったままの謎もある。開いた口が塞がりませんでした。
まだまだ「雪平夏見、最後の事件」は続くのか、と思いました。前作から4年後の公開だったので忘れているところもあったりして、1作目の劇場版を観た当時のテンションで観れませんでした。オリンピックじゃないんだから(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2013/03/02:土曜プレミアム
2015/09/12:土曜プレミアム
※修正(2024/04/21)
裏切者は誰だ!?
監督が山崎貴の妻・佐藤嗣麻子。TVシリーズも全て見てみたが、この劇場版第2作はTVシリーズの雰囲気そのまま。何が凄いって、『ソウ』シリーズにかなりインスパイアされていて、おぞましさと残酷さは女性監督とは思えないほどなのだ。
連続殺人犯の結城(大森南朋)はすぐに姿を現わすが、彼を操って指示を出している黒幕の正体がわからないという設定。逮捕された雪平が突如東京からやってきた検察の男・村上(山田)の「自分を人質にとって逃げろ」という提案に従い、東京まで逃げ延びる。そこには北海道で肉体関係にあった刑事・一条(佐藤)も尾行してきていて、雪平を守るのだが、直接殺人犯結城と対峙した雪平が三上薫(加藤雅也)の協力を得て、彼の隠れ家へと単独潜入する。不気味な洋館の中はジグソウが好みそうなアンティークとグロ。やがて結城が帰ってきて雪平は捕まってしまう・・・
前作のラストでヘリポートで殺された公安の上司・斉木(江口洋介)から手渡されたUSBがポイントとなる今作。警察の裏金に関わる全てのデータが入っているのだが、フリージャーナリストとなった佐藤が解読を試みたが、元となるコンピュータに差さないとデータが読み込めないというUSBのようだ・・・よーわからんが。犯人とのやりとりの謎やUSBはどこへ消えた?とか、色んな事実をフラッシュバックのように解き明かす手法においても『ソウ』シリーズそっくりに仕上がっている。
裏切者、黒幕は誰だ?という謎解きも、結局は一条が怪しさを振りまいていた。佐藤浩市の唇なんて誰が見てもわかるんだから、冒頭から怪しく輝いていた(笑)。そして検察の村上にしても途中から意志が弱くなっていくし・・・それでもビックリしたのは雪平が結城と取引をして逃がしてやったことや、薫ちゃんまでが黒幕の一人だったこと。怪しかった阿部サダヲが最後に頼りになるなんて・・・“アンフェアにはアンフェアを!”という言葉がここで活きてくる。
まぁ、派手さはないが、一条、村上、薫ちゃんの3人がUSBを手に入れデータが全て保存されていたことに安心していた矢先、USBが爆発してデータが全て雪平のパソコンに転送されてしまうというどんでん返しにはスカッとさせられる。それを暴露するのか?雪平。なんだかまた続編が作られそうな予感もするぞ。
タイトルなし(ネタバレ)
前回の映画で続きが気になったので見てきた。
ただ、映画の続編としての楽しみというよりは、ドラマの次の回を見ているような印象だったかな。
裏切りの1人は前作の最後に分かっていたが、そこがそんな風に結びつくのかと、驚きもちょっとアリだったが、映画アンフェアならもうちょっとどんでん返しも欲しかったかも。
雪平があの館に入った時は息をのむ。
あのUSBにはどんな情報だったのか、それを推し進めるとどうなっていたのか、そのあたりはもう少し知りたかったな。
シリーズ第2弾
お馴染みのメンバーに新たなメンバーが加わって、怖さがアップしていました。特に結城の家で隠れる場面は猛烈に怖かったです。猟奇的な役上手すぎる。個人的には薫ちゃん達4人で焼肉囲むシーンが好きです。一条さん、絶対雪平に気があるよなぁ。
アンフェア the answer
あ〜今テレビで見終わってぐったり疲れた、、、(笑)
今回は連続殺人に見せかけた予告殺人に雪平が巻き込まれていく、、、が。
今回の殺人のやり方と大森南朋さんの演技が上手すぎたのも相まってホラーのようでした、、、
なんか、、、山田孝之の用意した隠れ家で雪平が大森南朋に襲われるシーンとか本当に怖かった。っていうか大森南朋が出るシーンは全部怖かったな。
それから今までの雪平は、冷静で寡黙ででも熱くて、最後まで事件の全体像が見えないながらも、かっこいい印象でした!が、今回は自分で自分を追い込んでいるという印象もあったし、大森南朋に怯えている様子とか佐藤浩市に甘えてる感じとかが、今までの印象とだいぶ違うと感じました。まぁ人間味があるといえばそうだけど、あたしはどちらかと言うと勇敢で冷静な雪平が見たかったな。
あとアンフェアの醍醐味、、、というのか(笑)、裏切りですね。今回も多かったなぁもう雪平以外の出演者が全員裏切り者に見えてくるくらいみんな裏切り者(笑)
検事の山田孝之が裏の組織のトップ(その上がいるのかはまだわからず)、薫ちゃんはその右腕的な感じかなぁ。一条、あ、佐藤浩市も山田孝之の部下、、、
一条が雪平に贈ったネックレスはGPSで、USBは一条から薫ちゃんにこっそり渡されてて、、、ラストは衝撃的で、香川照之賢いなぁと感心。けど雪平もっと危険な立場になっちゃったなぁ。
しかし裏切りを含め毎度のことながら、展開が複雑すぎて難しいです。笑
大森南朋に殺人を依頼したのは一条。大森南朋に黙って香川照之を一条が殺害→大森南朋が作品を汚されて怒る。→そこに雪平が取り入って?協力を持ちかける、、、見終わって思い返して整理してみても複雑です。笑
20150515
最終章公開前にDVDで観る。
大体の流れは前作と同じ感じだけど
面白い。
いやー
薫ちゃんショックだわー
まさか佐藤が死んじゃうとはね。。。
薫ちゃんは雪平の味方だといまもちょっとしんじてるけど。。。
The endのチラシに
さよなら雪平
ってどういう意味なんだろ
きになるー
もし漏れた場合は、それ相当の責任をとってもらう
映画「アンフェア the answer」(佐藤嗣麻子監督)から。
篠原涼子さん演じる、女刑事・雪平夏見が、
「連絡殺人にみせかけた、予告殺人」に巻き込まれていく。
そんな事件のたびに警察は動揺し、捜査を指揮する
阿部サダヲさんが演じる、警察の上層部の台詞が面白い。
雪平夏見の夫が殺人容疑者となった時、
「現役刑事の近親者だ。マスコミには絶対漏らすな、以上」
そして、彼女本人が殺人容疑者の時は
「もし漏れた場合は、それ相当の責任をとってもらう」
私が知りたかったのは、ストーリーとは無関係だけど、
「それ相当の責任」って、どれくらいの処罰なんだろうか、
そんなことが気になって仕方がなかったので、メモをした。
監督が伝えたかったことは、きっとこのフレーズだろう。
「世の中には、フェアなことなんて何もない。
目には目を、復讐には復讐を、アンフェアにはアンフェアを」
このフレーズ、どこかで使えるかもな、使いたくないけど。
なかなかな
息つく間もないスリリング感、私は好きですよ♪途中、退屈することなく、誰が犯人かずーっと考えさせられました!!
できれば大森さん役の過去話しも知りたかったなー。サイレント・ヒルという怖い映画とかぶってハラハラしちゃいました。
続きが知りたいな〜〜、雪平がんばれ!!
猟奇と不正と変態と。
このシリーズに特に思い入れはないんだけど…^^;
なんとなくドラマ、前作、と観てきたような気がする。
何しろ猟奇殺人モノがニガテなので(なんか気持ち悪くて)
どうも今回のこの殺し方の設定も気持ち悪い…。観る方が
もう普通の殺し方じゃ満足しませんから!ってことなのか?
日本のドラマも、どんどん物騒になってきてるなぁ…
さて。
今作の感想を少し読んでみたら、面白いくらいに割れてる!
そっか~私はけっこう面白かったけどなぁ。なんて思った^^;
いや、その、↑のような猟奇部分はキライ。なんだけど、
ドラマとしては次どうなるんだ?が常に用意されているので、
(さらにどこがどうアンフェアなのかを探りながら観るので)
飽きないで観ることができた。まぁ…怪しい奴は、結局怪しい!
ただ、意外なラストでもあった気がするんだけど…(1人だけ)
エンドで何をどう仕組んだかを見せるのは随分サービスがいい。
目には目を、歯には歯を、アンフェアにはアンフェアを、って
いうルール通りに雪平は持っていくので、いいんじゃないのか。
でもこれ、完全に終わっていないよねぇ?
篠原涼子、メイクは凄かったけど^^;相変らずおキレイだった。
そして恋人役の佐藤浩市は…すっごくやりにくかったそうだ、
ラブシーンが…あんまりこの人のHシーンって確かに見ない^^;
そもそも雪平が愛だの結婚だの語るのは似合わないと思うし、
どうせ狙われ続けるんだから、付き合えないって絶対に!(爆)
脇も豪華で演技は楽しめるんだけど、大森南朋!すぐ分かる。
最近(前からか)普通の役をやらないよなぁ。あれだけ雪平を
痛めつけておいて、最後は犬のようにいうことを聞いてたけど^^;
なんか皆、雪平の前だと(嘘つきながらも)素直だよねぇ~なんて。
しかしホント最近はこういう警察内部の不正を暴く!系ばっかり。
日本の警察もそこまで腐れ人間が蔓延って?いるのか^^;
事件、っていうと必ず犯人は警察内部にいるしねぇ。いつも。
警察関係者の猟奇殺人、とかあり得ないでしょ?と思いたいけど、
どこで闇と癒着しているか分からない実態と、最近は痴漢行為
とか、ワケ分からない行動がニュースになるので信じられない~。
壊れた人間ばかりを描く前に、どういう経緯でそうなったのかを
もっと暴いて欲しい気がする。でないと不正と変態しか出てこない
刑事ドラマとかをずーっと見ていかなければならないことになる^^;
(市民の安全を守ってください、事故や災害だって沢山起きている)
面白かった
色々な意見があると思いますが、素直に見応えあって面白かったです!!
アンフェアを初めて見た友人もハマッてました★
前作よりも内容や映像の作り方が生々しくとても重みがあり、色々な意味で胸を打たれました。
紅一点の篠原涼子演じる雪平も、今回は精神的にも肉体的にもかなり追い詰められるストーリーでしたが、相変わらずカッコよかった!!
まだ続きがある事を信じて…雪平ガンバレ!!
今回もスッキリしない終わり方なので(さすがアンフェア笑)、是非「アンフェアthe end」的な続編を期待してます!!!!!
好き☆
アンフェアはドラマと前回の映画と結構好きで観ていて…今回は大好きな山田孝之君が出るって事で観に行きました…
評価が悪かったのですが…
私は好きです(*^o^*)
香川さんが…ってビックリしましたし…なんとも香川さんの顔が切なくて…
ドキドキしながら最後まで楽しく観れて…
もう一度見たいくらい好きです…
もっとアンフェアが好きになりましたょ。
続きがありそうな終わり方も好きです(*^o^*)
雪平夏見?
今までのアンフェア
ドラマ、映画を観ている人がどうしても観たい場合に観ればよい映画。
結構なキャストを揃えているのに
なんか残念な仕上がりになっている。
原作とかけ離れて別物で進んでいった、
ドラマ・アンフェアの最終回で良いかと思う。
これ以上はドラマ・オリジナルで進めるのには無理がある。
裏切り者は誰かとか、、
色々、煽って期待させておきながらの、
良くある結末。
なんか色々、伏線を未回収?な部分もあり、
これが、リアリティ。
そして、オリジナリティ。
と思ったりもするが、、、それは深読みしすぎかな。
どの部分も中途半端でモッサリした仕上がりになっている。
もっと猟奇的にしても良いし、
サスペンス的な要素を出すのなら、もっと工夫が欲しかった。
アンフェア好きでなければ、
探偵はBARにいる を観るほうがおすすめ。
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