スカイライン 征服のレビュー・感想・評価
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なんだかんだ観たい絵はあるんだよね
世間の評価の低さに、なんか相当やらかしてるかと思ったら、意外と面白く拍子抜け。
ロサンゼルス決戦と本作はどうしても比較するけどな。
一方は中途半端にエイリアンっぽい相手に中途半端な市街戦でドンパチする映画で、一方は密室でひたすら口論したり、あたふたしたりして、外をみると絶望的な状況が広がっている絵が堪能できる映画。
ストーリーや人間描写はどっこいどっこい。
ロサンゼルスは失笑、本作は苛立ちがついてまわる。いい勝負だな。
両方とも主人公の頭の程度は変わらないと思うぜ?
本作はエイリアン侵略ものとしては観たい絵は一応揃っている。
宇宙船やロボットに吸い込まれる人間、軍対宇宙船。それが主人公からみた光景っていうんが、結構臨場感があって良い。
またエイリアンに対してドンパチする映画より、あたふたしたり間抜けなことで口論したりする映画のほうがオレは好きだってこと。
さて問題?のラスト。
この終わり方を放り投げ、と言ってけなすのは、ちょっと違うのではないかと思う。
どうしようもない絶望的な状況を描きたかっただけの映画なんだから、ラストはどうあってもかまわないという位の心持は鑑賞中皆あったんじゃない?
あれをアホかと笑って退席できるぐらいのアホ描写を劇中さんざんしてんだから、そこだけ取って文句言ってもしょうがないよ。まあ、もうちょい主人公の彼女への自己犠牲的な愛が見える描写があっても良かったような気もするが、別にいいんじゃね?
過去鑑賞
レビューし忘れていました。
ツッコミたくなる箇所が無いわけじゃありませし、途中から加わったおっさんは結局何者だったか分からなかったり、謎も解き明かされないまま投げっ放しでしたが、脚本も悪くなかったと思いますし、割りと楽しく観れました。
CGも低予算な割りには綺麗でしたし、クリーチャーもなかなか良かったかと思います。
終わり方も嫌いじゃないですし、演者さんも頑張っていましたし、もう少し評価が高くても良いような気がしますね。
怖い!
NYに住むジャロッド(バルフォー)と恋人のエレイン(トンプソン)は友人のテリー(ドナルド・フェイソン)の誕生パーティに招待される。視覚効果のアシスタントとして雇う話まで飛出し、なんだか人間ドラマのほうも気になる展開ではあったが、いきなりの侵略者によって地球上での最終戦争といった様相に変わる・・・
『インデペンデンス・デイ』、『クローバー・フィールド』、『宇宙戦争』、そしてストラウス兄弟の監督作品『AVP2』など彷彿させる映画は数多い。どこかで見たことある!とか、パクリだ!とか比較する作品だらけで困ってしまう。
ヒーローなんて登場しない。その点だけでも非ハリウッドぽい作品なのだ。ただ逃げ回る主人公たち。青い光を目にしたら引きずり込まれ、顔や身体に痣のように血管が浮き出てきて、自制が効かなくなるのだ。空飛ぶエイリアンは強固なのだが、斧だとか物理的な攻撃でなんとか倒すことができるのだが、数が多すぎる。軍隊が出動しても、彼らもかなり数が減らされているのか、徐々にやられてゆく・・・
バクテリアに弱いとか、大統領が核をぶちこむとか、そんな解決策などない。テリーの部屋にはジャロッドが描いた(?)ポスターが何点も飾られていたが、その中に日本の特攻隊員の絵があり、“神風”などと書かれていた。ははーん、この手で解決するんだな・・・などと安易に想像してもみるが、そんな結末ではない。無慈悲なエイリアンの攻撃に為す術もなく、ただただやられるだけ。最後の生き残りとなったジャロッドとエレインもついに不気味なUFOに吸い込まれ、地獄絵図を見ながら幕を閉じるのだ。善良な一般市民がなにもわからずズタズタにされるという戦争。そうした市民の目から見た戦争映画と思えばそれないの出来栄え。ただし、恐怖感、緊迫感というのがあまり感じられないのは顔の痣のせいか?リアル重視ならば、そんな小細工は要らない。
ラストは、ジャロッドだけ怪物に飲み込まれ、それが意思を持って妊娠したエレインを助ける!というところで終わる・・・続編まで期待させちゃう・・・
なるほど、こうきましたか…
Amazon Prime videoにて。
興味ありつつ見逃していて、続編、続々編まで公開されて観ない訳にはいかないとWOWOWの一挙放送を待ち構えていたのに、うっかりそれもロスト。やむなく1作目をアマプラで観賞。でも、3作目は有料だった(^^;
3人のお姉さまが登場する。みんなナイスバディなのだが美人という程でもない。主人公とおぼしき男もイケメンとは言い難い。このあたりにB級感がプンプン。美形じゃなければならないと言っているのではない。綺麗かどうかより、魅力があるかどうかだ。映画は役者次第とは思わないが、さりとて役者は大事ではある。
CGやら造形物には力が入っている。
B級と書いたが、日本映画ではなかなかお目にかかれない品質だと思う。
舞台がほぼホテルの中のワンシチュエーション。
エイリアンらしきものが突如襲ってきて、人間たちを片っ端から吸い上げていく。あの人たちはどうなるのか…は終盤に少し分かる。
スター俳優らしい友人の誕生日パーティーに呼ばれてLAの高級ホテルにやって来た主人公カップル。
そこで少しいざこざがある。なんともダラダラした導入部で、怪しい光を主人公が浴びてしまうアヴァンタイトルの映像がなかったら観るのをやめてしまいそうだ。
恋人の妊娠は続編への伏線だったのだが、本編では分からない。
プールサイドでお姉さまがたのすらりと伸びた足にお目にかかれるのが、唯一のサービスカット。
エイリアンが現れてからのアクションはスピード感と緊張感があって、まぁ面白い。
エイリアンは触手が長く延びてるのが定番。そして、人を喰う(食べてるかどうかは別として)。更には、吠える。
こいつらと肉弾戦で闘うところなどは新しいかもしれない。
どうやったって逃げられない情況になって、それでも何とかして誰かは助かるのがセオリーだが、そうしないところも新しいか。
なるほど、こうきましたか…と。
で、どうみてもTo be continued.なエンディングはあざとい。
なのに、続編の公開は7年後?
いろいろなアイデアの合衆作!?
「インディペンデンスデイ」などのあっち系の映画は大体エイリアンに抵抗する人々(軍とか)を描いているが、今作はただ逃げ惑う民衆の物語
「グローバーフィールド」とか「第9地区」とか色々みたことあるようなシーンが盛り込まれているが新しいと言えると思う。
なんの内容もないが、とにかくエキサイティングではある。
イジョウ!
征服はまずまず
宇宙人侵略物語の1作目。
地球征服までの3日間の物語と謳っているけど、実質2日間。それにしても、3日間にしては内容が濃過ぎる(笑)。
1作目はあんまりで、その続編はB級ながら面白いという前評判だったので、まずはその1作目を観てみました。
1作目でもそこそこ面白かった。
低予算にしては本気のCG、風景も美しくて見飽きない。
ラストの展開も嫌いじゃない。
ただ、序盤のややこしい男女関係にはあんまり物語への必要性を感じないし、ダラダラとしていて少し退屈だった。
そんな日常が壊されるという意味では、必要なのかな?
宇宙人は想像よりもメカニックで、あまり生物らしさを感じなかったが、1人の人間への執着が強くてちょっと愛着が湧く(というのは嘘)。
ツッコミどころも多く、宇宙船から放たれる光に魅せられて吸い寄せられるのは、なんかシュールで笑ってしまった。
途中で登場する戦闘機はガチでカッコいい!
くたばれバケモン兄貴もカッコいい!
と思ってたのだけれども…
1番この作品の嫌で許せない点が、戦時中の特攻風刺的な描写。
壁の絵に特攻兵らしき人物と「神風」の文字。
戦闘機の宇宙船に突っ込む描写も特攻隊を連想させるし、くたばれバケモン兄貴の自爆攻撃もそれっぽいし。
確かどこかの自爆ドローンにも神風とか名前ついていた気がする。
特攻を小馬鹿にしたような描写は本当に辞めて欲しい。
これが無ければもう少し評価上げたのに…
転調で変にネジる。そこは愛せる。
ま、楽しめた。
にしても某所の転調で変にネジるのにはタマゲタ。
で、ま、そこは愛せる。
敵デザインなど、ビジュアルの全てに既視感(マトリックス、スポーン、宇宙戦争、等々)あるのは頂けぬ。
そこでもっと遊べば愛せたのに。
造形は大好物!だけど。。。
造形は大好物!だけど。。。
突如襲来した異星人?他国の最新兵器?何の説明もありませんが、まぁ前者なんでしょうね。異星人の生命体やスーツ、乗り物らしきモノの造形はかなり好みです。何故か人間の脳みそを奪う設定も意味不明で面白い。ラストのハッチャケ具合も今後の展開を期待させて好き。ただ唯一重量感の無い動きはマイナス。
成長の物語
個人的には相当良かったんだけど、意外と低評価でビックリ。
征服の始まったシーンを先に見せてから、時間を巻き戻してストーリーを始める今流行りのパターンからスタート。
友人の誕生祝いにやってきたカップルのすったもんだを挟み、冒頭の続きに戻っていく。
この征服が始まる前のパートで、顔の長い主人公が優しいけど大人になりきれていないことを語り、そのフリがラストの展開の伏線になってるのは普通に上手いし、宇宙人がなぜ人間を吸い込んで行くのか、主人公だけが他の人間と違う理由もちゃんとロジカルかつ丁寧に描いている。
戦闘シーンは予算不足なのか、ところどころ画がしょぼい所もあったけど、その分、アイデアや設定も新鮮で良かったと思う。
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レイトショー(劇場)にて鑑賞。低予算の製作費に驚き。ストーリーは不完全燃焼気味乍ら画面は抜群で申し分の無い迫力と作り込み。エイリアンの造形はS.スピルバーグの『宇宙戦争('05)』、R.エメリッヒの『ID4('96)』辺りのテイストだが設定はユニーク。キャストにオバさんが一人混じってる印象(“キャンディス”役のB.ダニエル)。無理に伸ばそうとせず94分と云う短めの尺は良いが、ラストはテープを切った様で唐突。続篇の制作がほぼ決定らしいが、監督ストラウス兄弟は公開を巡りソニーから訴えられている。70/100点。
・鑑賞日:2011年6月19日(日)
この映画は奪還に繋がる1本目な訳だが…
見ていて正直後悔しました。見所は主人公の飛行機の戦闘シーンとラストくらいの物でそれ以外はB級映画にありがちななんの意味も無い人間の情動を延々と見せられます。
しかし奪還でアクション味がバリバリ出てきて後悔の念が少し薄れました。
最後の失敗映像集を見てはどんな映画もそれには人が関わっていて一生懸命に作っているんだという事を感じさせられ、何故か今までの自分の酷い心の無いレビューを反省するような気持ちにさえなりました。
二作品総合して評価は2.5。悟りを開けそうなレベルで暇な人でなければ見ることはお勧めしません。
王道からやや外れて
地球滅亡系パニック映画の王道はインデペンデンスデイ辺りと個人的に思っている私にはありきたりな王道からはやや外れた今作は普通に面白いと感じた。
なのでレビューを見てちょっぴり驚き又ちょっぴり残念な気持ちになった。
もし地球外生命体が侵略をしにやって来たら、登場人物のストーリーや人間模様に盛り上がる暇など無く、むしろそんな事はどうでも良くて淡々と殺されたり捕食されていくのだろう、この映画の様にと共感してしまった。
ラストはえっ?ですが、まあこういうのもたまには良いのでは…と消化出来るレベルでした。
個人的には良作、続編も観たいです。
うーーーーん。
眠くなって途中で飛ばそうかとも思った程の代わり映えのないシーン。
登場人物がアホすぎて呆れる。
ただ、最後まで見てみるとまぁ、最悪でもないかなと。
ラストシーンの為だけの作品として見れば悪くはない。
そこまでの運びが悪かっただけ、次回作も少しきになるところ。
借りるのならわざわざこれにしなくてもいいかな、といった具合。
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