星を追う子どものレビュー・感想・評価
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新海作品史上最高作品に認定
愛する人の最期に出逢えない哀しみはどれほどだろう。
恋する人の死を目の当たりにする辛さはどれほどだろう。
記憶にない人に温かさを感じる切なさはどれほどだろう。
先生があれほど純粋に奥さんを想えるのは痛いほど素晴らしい。
純粋さ故の過ちも、解らないでもない。
解らないのはきっと、自分がパートナーと死別していないからなのかとさえ思えた。
製作側が世論に迎合して「失敗作だった」とか言うのは全く間違っている。
断言する。
君の名は。よりも数倍心に刺さる(人には確実に、刺さる)
エンディングテーマも最高です。
涙無しには聞けません。
でもやっぱり、ジブリのパクりは事実。
「天空の風の動くもののけ シュナ」と名付けることももちろん可能。
学ぶものは多いが…
いろんな形を認め合う現代
そーだなぁー
ナウシカやラピュタを思わせるが
2つを割ってしまった感じ
物足りないのかもしれないが
ナウシカとラピュタを割って
ペットセメタリーにもなりきれず
だけど言葉からは学ぶものは多い
祝福をあげる=bless youと言いながら
外国人にキスされる感じだろうか
クラヴィスとは、ラテン語で鍵という意味とか
先生のセリフの存外役に立つかもしれんなぁとか
ご老人の言葉
生も死も、ものの流れの一部でしかない
その流れを遮る様なことは人間には許されていない
死者を悼むのは正しい
死者と己を憐れみ続けるのは間違っている
あの世での役割を終え次の世界に行く時なのだ
たくさん泣いておあげ
ああやって命はもっと大きなものの一部になる
喪失を抱えてなお生きろ
それが人に与えられた呪い
喪失と祝福というテーマ
いろんな人と出会って、この2人は成長する。
もちろん先生の方は死を受け入れず
我が道を突き進むが、結局人は与えられたものを
受け入れざるを得ないのだろう…
というのが感想となります。
わたし的には観て良かったですよ!!!
新海さんじゃなかったら。。
内容的には全然悪くないのですが新海アニメーションとしてはもう一つ物足りなさがありました。
新海アニメーションじゃなければそこそこですが、新海アニメとしては魅力
が今ひとつです。
完全にジブリ映画のミックス
新海誠監督作品は結構見てる方だと思ったが、この作品を見ていなかったので今更ながら見てみました。
で、最初に思ったのは、何かどこかで見たことのある場面、ナウシカ?いや、飛行石っぼいものが出てくるからああ、あれだ。いや、違う…
ってことで、話が進むのですが、何かストーリーに入ることができず…
もし、ジブリ映画を見ていなくても、この作品が面白いかどうか問われれば、面白いとは言えないと言うところだろうか。どこが駄目だったかと言われても、全体的に駄目としか言えない。
鉄橋で化物が出てくるところまでは良かったのですが…
ジブリ映画を真似て、商業的に成功するための要素を色々取り入れたが全部にまとまりがない作品になってしまったと言うところだろう。
禁じられているということは、できるということです
映画「星を追う子ども」(新海誠監督)から。
「秒速5センチメートル」以来5年ぶりに手がけたオリジナル長編作、
その解説を読みながら、あれっ、こちらの作品の方が後なんだね、と
ちょっと違和感を感じながら、観終わった。
映画「言の葉の庭」でハマった新海監督作品であるが、
やはり「繊細な心理描写と緻密な映像美」が少なくもの足りない。
「地下世界」のことを「アガルタ」というところから始まり、
いくつかの聞き慣れない言葉が、やや距離感を感じた理由であろう。
そんな中でも、私たちの生活でも応用できそうな台詞をメモに残した。
「アガルタ(地下世界)では、死者の復活は禁じられている」という老人に
「禁じられているということは、できるということです」と問いつめる。
その言葉尻を捉えた、明確な指摘だな、とメモをした。
「出来ますか?」と訊ね「出来ない」と言われれば諦めもつくが、
「禁じられている」と言われると「本来は出来るけれど」の意味を持つ。
言葉の使い方、その裏に隠された意味、もっと勉強しようっと。(汗)
少女の成長を描いた冒険物語
この作品は少女が自分の信じた道を進む為に奮闘する話。
少女の冒険を通じて二度と戻ることのできない”今”を精一杯生きることの大切さを感じました。
新海監督作品では珍しく主人公の前に悪役が立ち塞がります。その悪役もただ悪いだけじゃなくて、ずっと抱えていた想いなどが描かれてたのがいいですね。
君の名は。でも主人公はとある場所を目指して走っていましたが、この作品でも約束の場所まで少女はあらゆる困難を乗り越えながら進んでゆきます。
新海監督は約束の場所に無我夢中で進む主人公を描くのが好きらしいです。
あと、この作品でも主人公と恋未満の関係になる男性も出てきました。
116分の長さは短めの作品が多かった新海監督の作品の中では最長。これも君の名は。への大切な布石になっていると思います。
ジブリっぽいジブリっぽいと言って深く考えずに叩く人がいますが、自分はこの作品好きですよ。
はじまってすぐにキツネリスっぽい、コレは飛行石みたい、なんかムスカ...
はじまってすぐにキツネリスっぽい、コレは飛行石みたい、なんかムスカ大佐っぽい。ロボット兵みたいじゃ?と余計なことを考えてしまう。
先生の夢の中にでてきたリサが島本須美さんっぽい声だなぁと思ったら、島本須美さん本人だった。など気になってしまう要素が多い。
そして良くないのがアスナじゃなくてまるで先生がメインみたいなストーリー展開。リサを甦らせるという目標に向かってひたすら突き進む。
主人公アスナは何の為にアガルタに来たんだ?→「なんだ・・・私、ただ、さみしかったんだ。」
これでは観ている人はポカーンとなってしまうのでは。
先生が死ぬんじゃないか思っていたら死ななくて、アガルタに残るということだけ予想外でした。
エンディング曲だけすごく好きです。
乗りに乗り遅れた君の名は。の予習を始めます
と言ってこの作品から笑
トトロが出てきそうな田舎で母とミトみたいな生き物のトトと暮らす少女アスナがある日森の中で乙事主も真っ青な怪物とハウル顔負けのイケメンのシュンに出会ったことをきっかけに、ムスカチックな先生、アシタカとアレン足してパズーで薄めたようなシュンの弟のシンとともにラピュタみたいな地下世界アガルタへ死者を蘇らせるための冒険へと旅立つ横文字だらけで名称が覚えられないアクションファンタジーストーリー。
つまりとつてもなくジブリ!いろんなシーンであれ?それ飛行石?とか
え?もしかしてそこの暗がりにいる骨の方15年前くらいにニンゲンクウとか言ってなかった?的な要素が盛りだくさん!
逆に意識して作ったというくらいだから潔い!笑
だがしかしこれが大不評!笑
パクリだパチモンだなんだと酷評の嵐。みんなジブリ大好きだから仕方ないね笑。
でも自分は別にいいと思うけどなぁこれくらいの似せ方。要所要所でジブリ感出してきているだけで1作品丸ごとジブリの作品パロってるとかのレベルではないわけだし。
パヤオも引退して(5年以内くらいに復活しそう笑)アニメーションでジブリ一強の時代は終わってしまったわけで他にもこういうファンタジーな作品を作れる監督がいてもいいも思うんだけどなぁ。
他に作品知らないからよくわかんないけどこういうの嫌いじゃないです。
しかしやはりこういうストーリーにするんであれば厨二感が足りない!
20年前にして右腕が疼いて最終的にヘビのウネウネオーラを纏っていた最高の厨二病アシタカ様を見習わなければなりませんね!笑
生と死を巡る少女の冒険談
「君の名は。」に感動して連続して鑑賞した新海誠作品6作目。まず面白かった。生と死というテーマをどう少年少女の冒険ストーリーにできるかは監督の腕の見せどころ。これは安心できる絵と良く練られたストーリー構成もあって十分成功している。不可解な地中世界と不気味な生き物あるいは地上の争いからの隔離に成功している地下人間たち。この物語は主人公の少女が旅を通じて何かを得る喜びとか淡い恋とがとても上手く描かれている。スリリングな旅を通じて出会いと別れがあり、また普通の生活に戻るのだ。必死になることで得ることができたのは一体何だったのか。ところで絵の一部は確かにジブリの作品と似ているかもしれないがストーリーも違い全然気にならない。ところで猫だろうミミはとても可愛らしく神出鬼没で物語にほっこりしたイメージを与えている。
ファンタジー全開作品
主人公の渡瀬あすなは、とある田舎の母子家庭の中学生。看護士で家にいないことの多い母に変わり、家事料理はそつなくこなし、勉強も頑張れる子。そんな女子力全開ハイスペックガールだが対人関係は、ちょいと課題あり。あまり友達付き合いがよいほうではない。趣味は秘密基地作りにラジオを聞くこと。
ある日、いつもどうり秘密基地にいく途中で得体のしれない怪物と出くわす。
そこを助けてくれた少年シュン。
不思議な少年と仲良くなるのだが。
その日から、不思議なことが続いていき。さて。
ジブリかと思わせるような、ファンタジー作品。地底世界アガルタを目指して、あすなの旅が描かれます。不思議な地底世界の冒険、出会いと別れ。死者とのふれあい。
旅には、妻のとの再開を願う先生。シュンに似た少年シン。二人が深く関わります。それぞれが愛したものとの死別、孤独を抱えており、その思いや葛藤が描かれていきます。
そして、長く不思議な旅の果てにみるものとは?
古事記のイザナミとイザナギの話。これがそもそものお話のモデルのようです。
愛したものとの死別。それを経て、長い旅の果てになにを見るのか?。どう乗り越えていくのか。これがテーマかなと感じます。人間にとって永遠のテーマかもしれません。
この作品、主人公以外のキャラクターが(特にアガルタにいってからは)あまり出てこないため、印象深いキャラクターが少ないんですが、もののけ姫におけるところの神様みたいのがたくさん出てきます。
アガルタの人は、どこかよそよそしい人々でした。
先生とシンとあすな。
3人の描写がどこまでも印象的でした。
深い作品なので、また見てみたいです。
キラキラきれいなアニメかと思ったら、文字通り深い作品でした。 知ら...
キラキラきれいなアニメかと思ったら、文字通り深い作品でした。
知らないうちに日本のアニメを代表する存在のようなので、ナウシカで止まってしまってるアラフォーには勉強になりました。
小中学生にも見せられる作品ですが、大人には違った視点で楽しめると思います。
印象的なシーンはイ族に囲まれるシーンです。恐怖感の演出が優れてました。
消化不良
父を亡くし母が看護婦として働いているため、いつもひとりぼっちのアスナが、アガルタという名の地下世界から来た少年シュンに助けて貰う所から物語は始まり、アガルタを旅する事に。
物語の設定が独創的で独特の世界観があって面白い。次に何が起こって、どういう結末を迎えるのか、全く読めず、ツイツイ引き込まれてしまう。
ただ、意味ありげなシーンが意味なく散りばめられていて発散してしまうのと、全体を通しての芯のようなモノが無く、メッセージが伝わらない。アスカのキャラクターもシンの立場も、先生の満足度も、アガルタの人達のこれからも、全てが消化不良。設定が面白いだけに残念。
35点
映画評価:35点
※これはジブリではありません。
そう言いたくなるくらい似ている
そして、イラストや展開、キャラや雰囲気、更にはストーリーに至るまで極めて似ている
でも、これはジブリではありません。
この作品を観ていると不思議な気持ちになるんです……
これだけ見た目が似ているのに何故かジブリとは違って面白く感じない。
ツマラナイ訳ではない
では何故面白くない?
理由は簡単だ!
ジブリに似てしまっていたせいだ
どうしても比較してしまう
比較してしまうとジブリよりも内容が薄くて軽く感じる……例えるなら初めてゲド戦記を観た時の浅い感じ
ジブリと比べられなければ、もっと面白いはずなんだ
でも無理だろう
この作品からは制作サイドからのジブリへの敬意が見てとれてしまうから
ほらみろ、内容の感想じゃなくなっちまったじゃねーか(笑)
【Gyaoで鑑賞】
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