127時間のレビュー・感想・評価
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失神者が出るのも頷ける
絶望を覚悟して観たら予想に反して冒頭が軽快で視覚的遊びの多い映像になっていてびっくり。しかし、やはり落下してしまってからは、閉所恐怖症の私にとっては地獄以外のなにものでもなく…感情移入しすぎないようにポコポコ頭叩きながらなんとか観ました。実話を基にしているなんて。
DVD200円ゲットシリーズ。なんとこれブルーレイまでついてる。超...
DVD200円ゲットシリーズ。なんとこれブルーレイまでついてる。超お得。
ジ・アクシデント。実話だって言うんだから恐ろしい。「仰天ニュース」か「アンビリバボー」で取り上げられそう。
しかしこれよく映画にしましたね。場面が変わらないから難しいですよね。お見事です。
私は前情報ゼロだったのでどうなるのかドキドキでした。最後はやっぱそうですよねー。悲鳴を上げそうになりました。
水の大切さが分かります(笑)
中国製のサバイバルナイフ
いつものブルー・ジョンへと向かう途中、同じく旅をしていた2人の若い女性ミーガンとクリスティに出会い、岩場を案内して楽しく過ごした3人。その直後の出来事だった。リュックから持ち物を取り出しナイフで岩を削るアーロン。しかし、虚しく時は過ぎてゆく。
夢や妄想。孤独と死を覚悟した男。家族の光景、恋人との想い出。そして死は刻々と近づいてくる状況。こんな状況下でもビデオカメラを片時も離さず、家族へのメッセージなど自分をアピールしてゆく。腕を切断することを決意したのはいつのことか?腕を縛って止血した時だろうと思うが、とにかく中国製のサバイバルナイフは役に立たない(笑)。
最後の決断は『ソウ』を思い出すが、キレの悪いナイフでじわじわと・・・ダニー・ボイルの映像がどこかスタイリッシュなため悲壮感は感じられない。それでもワンシチュエーションのドラマをここまで練り上げたものだと感心してしまう。エンディングでは本物のアーロンの映像が登場するし、人間の生命力の素晴らしさを改めて感動。
極限の状態でも希望を捨てていない。
実話を基にしているなんて、まじかよ。この石は「私を待っていた」みたいな話は共感できなかったけど、それにしても、最後まで希望を捨てずに手を切り落としてまで、生還した。127時間を、短い時間で描き切った。面白かった。家族や同僚、元恋人。思い出しながら、自分の人生を振り返り。そして今も幸せに生きている。
お尻を出した子
ダニー・ボイルの画面や音楽の使い方は昔から変わらないが、いかんせん好みが合うのでいつも騙された心地になる。
飛び越えてきた心も自慢の翼も捥がれ、立ち現れる罪。
再び大自然に飛び込む姿は美しくも恐ろしい。
ダニー・ボイルなのにあんまり走らない
最初だけちょっと走って、あとはだいたい挟まってたからね。
挟まった時点でパッと思いついた展開は
①荷物の中から出てくる小道具を組み合わせて脱出する
②胸騒ぎがした家族もしくはさっきの二人が気づいて助けに来る
③助からない。現実は非情。
あたりだったが。
極限状態で彼がとった行動に激しく心が揺さぶられた。色んな意味で。
そこでタイトルか!
冒頭長いんだけどタイトル出てこないから、これは最後に出るパターンか?と思って観てたら、なるほどそこかよ!というところでタイトル来ます。
溢れるほどボトルに入れてた水が、この場面では一滴でも無駄にできないとか、車の中に無造作に置いてるジュースを思いだして持ってきとけば良かったとか、当たり前っていつでも簡単に目の前から無くなるかもね、と恐怖を覚えます。
嵐のシーンは、良かったじゃん!と思わず言っちゃった。
脱出シーンは悶絶しながら観ました。
危険な生物が来なくて良かったね。
人生について考えさせられる映画。
実話だけあって、とても深い映画だった。
人生とは何なのか、生きるとは何なのか。
今まで当たり前のようにご飯を食べたり、運動したり、寝たりする生活がこんなにも大切だということがこの映画を観て実感できた。
「映画は人生を変える」とよく聞くが、その言葉に相応しい映画だと思った。
“生きる”ということ
軽快なテンポが一転、主人公が苦境に陥ったときに出るタイトル。
雄大で美しかった自然が突然、無慈悲で絶望的なものに見える演出。
100分程度とコンパクトにまとまった作品ながら、
構成・演出の良さで、鑑賞後に残る満足感は確実にそれ以上。
“生きている”ことの意味というか、ありがたさを改めて考えさせられる作品です。
終盤、主人公にたっぷり感情移入した後に訪れる“決断”後のシーンはかなりエグめ。ぼくはちょっと正視できませんでした。
痛々しい映像が苦手な人は観ない方が良いかと。
ただ、そこまで含めてこの作品が傑作だということは付け加えておきます。
いっ・・・痛い・・・。
2003年4月25日、アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、ユタ州のキャニオンランズ国立公園へ出かける準備をしていた。
その準備中、妹から電話が入ったが、それを無視してそのまま車で出かけていった。
翌朝、自転車に乗り換え目的地へ急いでいたが、途中で道に迷っていた女性2人組を見つけ、ガイドを申し出た。
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、女性2人は別れ際に アーロンをパーティーに誘いその場を去った。
その後アーロンは目的地でキャニオニングを楽しんでいが、突然岩が崩れ落ち アーロンもろとも深い割れ目に落ちてしまう。
その時 アーロンの右腕が、岩と壁の間に挟まれてしまう。
大声で叫んでも、周りには誰もいない。
ナイフで岩を削り、脱出を試みるも
岩を削れば削るほど、その腕に重くのしかかってきた。
彼は持っていたビデオカメラを回し、状況を記録し始めた。
食料も乏しく、ボトルに入った水も残り少なくなり・・・幻覚のような症状も出始めた。
そして、今までの自分がしてきたことが 全てここに(孤独に)向かわせていたのではないかと思うのだった。
作品の中には、ほとんどジェームズ・フランコしか出てきませんが
ワンシチュエーションにしては 飽きずに観ることができました。
回想シーンや幻覚シーンなど取り入れ、極限状態にもかかわらず あまり重さを感じませんでした。
とはいえ・・・
アーロン・ラルストンさんは、どうやって脱出したのでしょうか・・・。
ドキドキしながら観入ってしまいました。
やっぱり生き物って、「生(せい)」に対して もの凄く執着するんだなーって思いました。
自分だったらどぉするのかな?
アーロンと同じことするかな???
究極だよなー・・・・・・・・。
ちなみに彼は今でもキャニオニングを楽しんでいるそうです。
出かけるときは、必ず行き先を書いたメモを残して・・・。
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