「あるあるなロックスターの隆盛と末路!!」ランナウェイズ ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
あるあるなロックスターの隆盛と末路!!
それにしてもザ・ランナウェイズ懐かしいなぁ!
バンドのフロントマンでもあるシェリー・カーリーの原作を基にした映画であるが、ロックスターの隆盛と末路を描くスタイルは昨今のロック映画同様。どうしても比較の対象は「ボヘミアン・ラブソディ」となるのだろうが、テイスト的には「シド・アンド・ナンシー」に近いのでは!?
ロック自体がビジネス化した現状の中、ジョーン・ジェットのように反骨する姿はまさに先の作品のシド・ビシャスとジョン・ライドンの対比そのもの。いい意味でも悪い意味でもパターン化したシナリオではあるが、ドラッグに溺れるのみならず男性に迎合する姿勢をエロティシズムを加味した所は新鮮なエッセンスか・・・・・・・!?
この作品を見てしまうと、どうしてもセックス・ピストルズの半生を観たくなってしまうのは自分だけだろうか!?
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