僕たちは世界を変えることができない。 But, We wanna build a school in Cambodia.のレビュー・感想・評価
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ウルルン滞在記 the movie
向井理がどう頑張っても大学生に見えない…という点がどうにも厳しいです。向井理の続・ウルルン滞在記、という印象が拭えませんでした。一方、江口のりこ(いつもながら年齢不詳!)、リリー・フランキー、阿部寛といったアクの強い脇役陣はしっかり気配を消していたので…なおさら残念。
中盤の旅行パートは、最近の説明過多の旅行番組よりカンボジアを丁寧に伝えていると感じましたが、劇映画としては疑問です。「ドキュメンタリータッチ」なカメラワークも、次第にあざとく思えました。さらに、終盤の感動シーンの畳み掛けは冗長で興ざめ。終盤を中心に削ぎ落とせば、90分程度に十分収まり、熱くなりきれない人間も居心地悪さを感じずに済むと思います。
スコアは、カンボジアのキャスト(特に、ガイドさん)に向けてのものです。子どもたちの瑞々しさは言わずもがなですが、ガイドさんも自然体で物語に収まっており、好印象でした。
エイズと地雷と貧困
2021年9月20日
映画 #僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.(2011年)鑑賞
気楽な日々を過ごしていた医大生が、150万円集めたらカンボジアに学校を寄付できるというパンフレットに触発され奮闘する。
結構シリアスな内容を今は人気の4人が好演してます。
秀作だが、惜しい。
いわゆる感動ではない何かを若者が得たらしきことを描くのに成功した気配だが、
映画そのものはいわゆる感動に落着させた感が惜しいのだ。
テーマがいわゆる感動の向こう側に隠れてしまった印象。
秀作だが。
【2.8点】カンボジアに行きたくなった
カンボジアに行きたくなる映画でした。
歴史や雰囲気も間接的に知ることができてとても興味を持ちました。
しかし、映画としてはどうだったでしょうか。
正直微妙だったなと感じます。個人的に終始演出がわざとらしさを感じました。
それであればドキュメンタリーに全振りでも良かったかなと思いました。
作品としては2.8点。
カンボジアには行きたくなる。
そんな感じでした。
ツアーガイドのブティさんがいい!
ポル・ポトと青空などと、色んな言葉の印象が残りますが、それもブティさんのおかげ。実際に原作者の葉田さんのツアーガイドもブティさんが行ったということで、あの涙には本当の悲しみが詰まっていたように思う。
4人の大学生が起こした行動。並大抵の人間にできるわけじゃなく、それがたとえ大海の一滴に過ぎなくても世界を変えたいという衝動がすごい。きっかけは小さなこと。向井理演ずる甲太にしても失恋がきっかけだった。いずれ忘れてしまいそうだなんて、絶対にそんなことはない。学生時代に真の達成感を味わうことができるなんて極少数のはずです。
加齢とともに、若いころを思い出すとしても嫌なことばかり。失恋もそうだし、大きなことを成しえたこともない。そう考えると、ひらめきであれ皆の心を一つにして、さらにカンボジアの人たちに感謝されることがいかに大きなことか・・・下手すれば、途中で「日本にだって苦しんでる人がいるじゃん」という反対意見に回ってしまいそうです。
泣き所が多かったけど、小学校が開校したときの空の青さがスッキリさせてくれました。ブルーハーツの「青空」なんて知らない世代なのですが、若さを感じられる歌詞がいいですね。やっぱりもっと青春しときゃよかった・・・と、まるで老人みたいに呟いてみる。
よかった
向井理、松坂桃李、窪田正孝、柄本佑。
今はそれぞれに、日本のドラマや映画で主演を演じる素晴らしい役者さん4人が、大学生を演じた作品。
"カンボジアに学校を建てる"
自分自身の大学生時代を振り返り、そのような事を考えたことも無かった私からすると、世の中にはこんな事を
考え、実行に移した学生がいたことにまず驚いた。
カンボジアについて全くと言っていいほど知識のない私はこの映画を通して少しだけ歴史を知ることができた。
ガイド役の方の話を聞いていた彼らの表情がとても印象的で、後からこれが演技ではなく、実際にガイドしてもらっていた時に回して撮ったと知り納得。
経済的に豊かで、過去には悲しい戦争を体験したことのある日本に生まれ育った自分達が、今当たり前のように過ごす毎日にもっと感謝できれば、世の中はもっと変わるだろうなと思う。
ボランティアという語源は、volcanoと聞いたことがある。Volcanoとは火山という意味です。
誰かを助けたい、誰かのために何かをしたい、そういう気持ちが火山のように溢れ出して、いてもたってもいられなくなって行動したからなんだそうで。
自分1人では何もできないけれど、同じ思いをもった人達が集まって行動した結果、劇中の彼らは目標を達成出来た。
子供を持つ親になった自分は、なによりも"教育"の大切さを感じる。
世界中にはまだまだ、学校に行きたくても行けない子供たちがごまんといる。
映画の中に映る、カンボジアの子供達の笑顔が、本当にキラキラしていて、その笑顔にこちらも笑顔が自然と湧いてくる。
何かを始めるのに遅過ぎるということはない。
そのことを改めて思い知らされた。
世界を変えられなくても、誰かの役に立つことを自分からやっていきたい。
地球に住む人の笑顔が一つでも増えるますように。
【志を持った若者たちの姿がまぶしい青春映画の秀作】
この作品で大学生を演じた、松坂桃李 窪田正孝 向井理 柄本佑が今や邦画を代表する俳優人になっていることに感慨を禁じ得ない。
〈2011年10月 劇場にて鑑賞〉
◼️当時、向井さんの人気が凄く、劇場が8割埋まっていた景色も忘れ難い。私の居住地で劇場があんなに埋まった事はなかったから。
自分がどれだけ恵まれているか分かった
これは一応’映画’ということになっているが、れっきとしたドキュメンタリーだ。
私達にはまだまだ知らないことが、この世界にはたくさんある。収容所のシーンでは胸が締め付けられた。あんなこと、今の世の中では考えられない。でもそれが事実だったのだと思った。それと同時に、自分の無力さを感じた。
これは、残り1時間を残したところで書いている。最後はどうなっているのか。
毎日生きていることに感謝。
久々にいい映画だった。 等身大のどこにでもいる大学生がふとしたきっ...
久々にいい映画だった。
等身大のどこにでもいる大学生がふとしたきっかけでカンボジアに学校を建てることを目指す。
切り株を率先して掘り出すことで、学校に行かせてやれない父親を突き動かす。情熱ってどんなに話がうまいとかそんなんじゃなく、背中で示すものだろうな。
「青空」をエイズ患者さんを思い出しながら歌うところ、一番ジーンとくる。でもそれが現実。それを体で感じることが大切で、机上の空論では絶対分からない涙である。
そして、ボランティアは上から目線ではなく、同じ目線。それは基本中の基本。改めて知った。
最初の始まりの向井理のナレーションから共感できた。本当に私たちにで...
最初の始まりの向井理のナレーションから共感できた。本当に私たちにできることはちっぽけだけど、それを行動にうつすところに尊敬した。悩んで悩んで校舎完成前に見せた向井理の涙はとてもかっこよかった。最後の終わりの4人の1人1人の写真の笑顔から本当に素晴らしいところなんだと伝わった。心から見てよかったと思う作品。自分も小さいことで諦めたり贅沢できないと強く思った。
「青空」が良かった。
私は何も知らない。
カンボジアの歴史も今の状況も。そこで暮らす人々の想いも。そこの空の色も。
主人公たち大学生と同じ。
まずは知らなきゃって思った。
知らなきゃ遠いまま。関心を持たなきゃ他人事のまま。関係ないまま。
そう思わされた。
実話を元にした、カンボジアのシーンなんかはドキュメンタリーのような作品。
カンボジアの博物館や、ポル・ポト政権下の資料シーンでは胸が苦しくなった。
最後の「青空」の合唱シーンが良い。
またブティさんたちカンボジアの人たちの笑顔も印象的ですごく良い。
ただ個人的には向井理や松坂桃季の演技はちょっとイマイチで気になる(でもカンボジアでは素の自分のとこもあったんだろうな)。
しかし窪田正孝くんは心に残ってくるね。カラオケでひとり練習する姿にきゅん。
若者の無力さをリアルに表現
若者4人がカンボジアに学校を建てよう!と奮闘するが、カンボジアの現実を知り、自分たちの軽率さ、無力さ、カルチャーショックにぶち当たる。無力だから何もできないではなく、無力だけど僕たちにできることもある!タイトル通り世界を変えることはできないけど、何か小さなことは変えられるんじゃないか。キレイごとで描かれていないところが、深いなぁと感じた作品です。
私たちのすることは大きな海の一滴にすぎない。だけど、一滴の水が集ま...
私たちのすることは大きな海の一滴にすぎない。だけど、一滴の水が集まって大きな海になる。
誰かのために何かをする喜びは、自分のために何かをする喜びを上回るときがあるかもしれない。
世界を変えることはできないけど、小さなことから頑張ろう。
よかった。募金とかしたくなる映画でした。 好きなマンガはキャプテン...
よかった。募金とかしたくなる映画でした。
好きなマンガはキャプテン翼って言ってたけどスラムダンクも全巻そろってたよなぁ。あとブルーハーツ流してほしかったなあ
いくつになっても…
この手の作品にはため息でるね。
何もまだできてないような気分にさせられる。
何もできてないわけじゃないんだろうって思いつつ、。
僕たちは世界を変えることができない
そうやって気付く中で自分に何ができるのか、時々は向き合うべきだと思える映画でした。
桃李君 素晴らしい!
カンボジアの子どもたちの澄んだ瞳が印象的でした。
日本がどれだけ平和か、勉強出来る環境が整っているか再確認出来る作品です。
日本の学生さん、もっと勉強しましょう。
桃李君はもちろんステキでした。
若い力!
大きな何かを変えることができなくても、直接変化につなげられなくても、それに向かって踏み出した一歩で変わるものって、あるんだよなぁ。まっすぐ動くって、わたしはとても苦手なことだけど、少し、やってみようかな、なんて、勇気をもらいました。カンボジアのロードムービー的な一場面も、良かったです。
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