劇場公開日 2011年8月5日

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「オリジナル愛し過ぎ。」モールス ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オリジナル愛し過ぎ。

2011年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

萌える

いやー、完コピでしたねー『モールス』。

元々、これはスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク版の位置づけなんですかね。
それとも、同じ原作を共有した、アメリカ版として認識すればいいんでしょうか。
いずれにしても、スウェーデン版をかなりリスペクトした造りだったと思います。物語が完コピなんでw
ここまで一緒にしちゃったの?という。
一言一句、物語なぞり過ぎでしょwという。
まあ、それだけ『ぼくのエリ』が変更しようのない、完璧な映画だったんでしょうけど。監督の中で。

んー。ということで、ストーリーに関しては語れることはないかな、と。
それは『ぼくのエリ』でやっているので。

ただ、物語以外は、やっぱりハリウッド版ならではというか、演出面がハリウッドナイズで刷新されてますよね。
グロ描写もこっちの方がキツめ。ハッキリ見せてるエグいシーンが結構あります。
画面から受ける印象も、落ち着いたトーンの中にも、見せるべき場面にはシッカリ派手さが加味されてる感じでした。
そして…ええ。そうですね。忘れてはいけない、彼女。

クロエ・グレース・モレッツ!!!!

今回の大収穫はクロエたんw彼女に尽きます。
『キック・アス』の暴力少女。アレはアレで魅力的でしたけど、今回はヴァンパイアガールです。
哀愁を帯びた美少女が、凶暴なモンスターに変貌!!!!ゾクゾクするぐらいに美しい!!!!
クロエたんの仕草、表情、一挙手一投足、全てが見逃せない。
そういう意味では、絶対に観て損はない一本です。

彼女を愛でる為の、最適な映画だったと思います。
(ん??こんな〆方でいいのかな…)

ロロ・トマシ