嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんのレビュー・感想・評価
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取り除かれないノイズ
肝心なセリフの瞬間にノイズが入る。何を言っているのか容易に想像できるが聞き取ることはできない。
これはみーくんとまーちゃんの二人の関係が淀みないクリーンさから遠いことを意味しているように感じた。
つまり二人の過去と現在はノイズだらけで、全然良くない状況だと言える。
出会いの瞬間からある意味でノイズだらけ。ノイズによって二人の関係は構築されているとみることができる。
前進するためにはノイズを取り除かなければならないが、ノイズをなくすことは関係の崩壊を引き起こすかもしれない。
そんな危うさ全開のドラマが面白かった。
心に傷を負った人たちの物語で、普通ならばどんより暗いドラマになりそうなところを明るい画と陽気さをもってポップに仕上げている作風は斬新。人死が出る作品のテンションではないんだよね。
この明るさは好意的に捉えているけれど、もちろん失われたこともある。それは、いくつかのサスペンス的展開をみせたときに驚いたりハラハラしたりあまり出来ないことだ。なんだか全てがジョークのようで、リアリティを失ってしまっているのだ。
ただ、ドラマ的にはリアリティを失うというのは求めていることだろうし、これで正しい。
全体的に面白かったと言っていいと思うけれど最終的なメッセージ性のようなものを感じられず、ただのサスペンス、ただのロマンスとは違うってところが作風だけになってしまっているような気がして、そこは残念。
挑戦的な試みだったと評価してもいいと思うが、バランスを取るのはさすがに難しかったようだ。
少し前の作品なのでキャストの若さが何か新鮮に感じた。
大政絢は印象的なルックスで演技も悪くないけどあまり売れなかったよね。映画で見たのはもしかして初めてかもしれない。
タイトル通り!!
ふわふわしてる
染谷将太と大政絢は良かった
染谷将太と大政絢に助けられた映画
予告編が良かったから期待してたけど、虐待とか殺人とかテーマが重い!
いや、別に虐待や殺人をテーマにするなと言っているわけではないんだけど、あまりにも人の命を軽く描写しすぎ
原作がライトノベルだからともとれるが、内容が残虐
現代的でオシャレ感を出したかったのかもしれないが、あまりにもポップになりすぎて、なんというか、気味悪い
とくに音楽はひどい
そこでその音楽流していいか?ってなった
斬新で好みの人もいるかもしれないが、わたしは無理だった
内容は退屈で最後まで良く分からない
展開が読める
まず映画のジャンル分けができないくらいぼんやりしている
ずいぶん簡単に人が死ぬし、音楽はただ腹を立たせる
染谷将太と大政絢の綺麗さが救い
素敵な役者さんが出てる分残念
可愛いラブストーリー。
売れっ子染谷くんと可愛い絢ちゃん
誘拐が多発するとある町。
子供の頃一緒に誘拐された事があるみーくんとまーちゃんが偶然再会。
奇妙な半同棲生活が始まるが、まーちゃんの家には最近誘拐された幼い姉弟が。
そんな2人に刑事が接触して来て…。
漫画チックなラブコメと犯罪サスペンスが融合した一風変わった作風。
これが噂に聞くライトノベルか…と、その洗礼を受けた(笑)
一応、誘拐された影響で“嘘つき”になったみーくんと、“壊れた”破天荒な性格になったまーちゃんのラブストーリーが描かれているのだが、風変わり過ぎていまいちピンと来ず。
ジャンルもどっち付かずで消化不良。
不思議チャンキャラのみーくんとまーちゃんを、染谷将太と大政絢がフレッシュに好演。
一筋縄ではいかない役は染谷将太の十八番になりそう。
そして大政絢が可愛ユス…
最初の方は、昔のアイドル映画のようだった。
最初の方の、まーちゃん(大政絢)とみーくん(染谷将太)二人のシチュエーションをつなぎ合わせた展開は、昔のアイドル映画のようだった。
みーくんがまーちゃんの学校に侵入するところがフードを被ってジェダイの騎士をまねたようで、ファンタジーもの?と思ったが、女精神科医(田畑智子)や女刑事(鈴木京香)が二人に絡んできて、現実的な世界に引き戻された。
背の高い電波塔が遠くに見える彼らの町では、幼い子供の失踪事件と女子高生が殺される事件が連続していた。
子供の頃のトラウマから少し暴力的でエキセントリックなまーちゃんにやさしく付き合うみーくん、二人の生活は、何かフワフワしてて掴みどころがない。病院のベッドで目覚めるシーンの度に、夢落ちか!?って思ったりもした。一応結末はあるけれど、最後までよくわからなかった。
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