劇場公開日 2011年4月29日

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「テーマは「母性」かな。 本当の母親だから母親なのか。 育ての母親だ...」八日目の蝉 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0テーマは「母性」かな。 本当の母親だから母親なのか。 育ての母親だ...

2017年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

テーマは「母性」かな。

本当の母親だから母親なのか。
育ての母親だから母親なのか。

子どもが安心して、そして何かあったら助けを求めるようなそんな存在が「母親」なんだと思う。

たまたま本妻の子どもを連れ去ったというだけで。

決して犯罪を許すわけにはいかないけど、子どものことを一番に考えられる、いわば大岡裁きのような、そんなのが母性であり、母親なんだろうな。母親はつえ~。

一番原因はお父さんだな。愛人に子どもをさらわれて、精神的に追いつめらる母親と一緒に暮らすのはどっちが幸せなんだろう。

自分の子どもが不倫相手の子を妊娠した時、「空っぽ」と罵った母親は自分の言動が跳ね返ってきたのだろう。言葉の強さを感じる。

ま、独身の僕には分からん世界だな。
ただはっきりしているのは、8日目の蝉でみんないなくなって寂しいと思うのではなく、絶対僕はみんなと違う世界を見れるという方だな。

キッスィ