「愛されないと愛せない」八日目の蝉 トタ助さんの映画レビュー(感想・評価)
愛されないと愛せない
クリックして本文を読む
地上に出ると7日で死んでしまう蝉。8日目を生きる蝉は、一人ボッチかもしれないが、誰も見た事の無い世界を見るかもしれない。
生まれて4歳まで誘拐犯に育てられた恵理奈は、誰も経験した事がない幼少期を過ごし、8日目の蝉のように一人ボッチで苦しんでいた。
娘を誘拐された本当の母、恵津子は夫の浮気相手であり、娘を誘拐した希和子への恨みと嫉妬に捉えられていた。
希和子との4年間を辿る旅で、恵理奈は希和子が自分を愛してくれていた事を思い出し、愛とは何か、人を好きになるとはどういう事かという事に気づき、これから生まれてくる自分の子供に愛を与えて育てる事を決心する。
コメントする