ブラック・スワンのレビュー・感想・評価
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賛否両論になるのでは?
世界観
ナタリーポートマンのレズシーンが見たいが為だけに見ました。下心全開ですみません…
ですが始まり早々引き込まれていきました。
ブラックスワンの世界観はリアルでとても綺麗で目が離せませんでした。
見たかったレズシーンは、想像とは違いました。
想像では、綺麗でちょっと痛めにとってあるんだと思ったのですが、見てみると
ちょっと綺麗で痛い痛い痛い、でした。
途中、痛いシーンがあり、注射すら見れない私にはとても無理でした。
気分悪くなったりもしながら、ずっと見ていたのですが、ラスト見終わると
最高な映画だった、
と実感しました。
その、努力。努力。努力。
どんなに壊れようが、夢のために壊れながらも進んでいく。
途中、何がいいたいのか分からなかったんですが、
人間のリアルな壊れながらも努力する、とはこういうことなのかとラスト見終わった時実感しました。
スッキリできる物語ではないのですが、
私にとってはスッキリしました。
これは、賛否両論ですね。
気になる方は、
自分は、苦手なのか好きなのか試しに見てみてください。
It's perfect!
自分の持つダークサイドに無意識に追い込み追い込まれ、完璧になった白鳥。
自分を解き放たなければ、こんな完璧な芸術は生み出されなかったでしょう。
自分と向き合い自分と闘うことで、手にしたit's perfect!
死こそがもたらす最高芸術。死無くして、最高は手にできないのかもしれません。
名曲が物語を盛り上げる
入り込める
おもい
最悪
まず見たあとに最悪だ・・・という感想です
予告の時点で見るからに精神にキそうなものだったので
初めから見ることに後悔しながら見ました
好奇心と怖いもの見たさだけで見た感じです
予想は的中し、バレエの世界、女、白と黒、鏡、という時点でおぞましい事が起きる条件は揃っていましたね
展開は割と読めてしまうし、内容というよりは設定を見せられた感じです
映画としてはほかの方も言うように綺麗で完成度の高いものだと思います。
内容はなんとも言えないですが、設定と演出は良かったです。
過干渉、過保護な母に大事に大事に育てられた主人公、それゆえ彼女の黒い部分は押さえつけられてきたのだろうなと思います。
初め画面を見た時にやたらと鏡やら影やらが多い画面だと思いました。
鏡に注目してみると割と序盤から鏡の中の動きが違ったり、影が変だったり、傷があったりなかったり、母親の絵の目だけ動いてたのも発見が面白かったです。
グロいと言われてますが、グロさはあまり感じませんでした。
それよりもホラーかと思いましたね。
それでもやはり初めから主人公は舞台当日辺り大喝采を受けた後黒に飲まれるか、死ぬんだろうなー
と思っていたのでつまらないと言えばつまらなかったです。
むしろ黒に飲まれた主人公がこれからどう生きていくのか、の方が見たいですね。
まとめると、終始良くも悪くも最悪で胸糞悪く、いや〜な後味が残る作品です。
2回は見たくないです。
囲碁映画
この映画、『イヴの総て』『赤い靴』『愛と喝采の日々』といった昔の名作から、エピソード・登場人物などを抽出して構成されている。
「こっそり物真似」とか「うっとりオマージュ」といったレベルではなく、くっきりはっきり引用している。
そんな昔のモノを持ち出してるにもかかわらず、それを上手く組合わせてショッキングに作り替え、現代の人を驚かす映画に仕立てた手腕は大したもんだと思うけれど。
持ち出してきてる割には、昔の作品への愛情は1ミリも感じられないという不思議さも同時に感じる(それらのファンとしては若干イラっとする)。
『赤い靴』『愛と喝采の日々』の監督たちが、セリフのかわりにバレエシーンを入れて、セリフ以上の感情表現をしてきたというのに(そのために大変な努力を払ってきたというのに)、本作ではバレエシーンにわざわざセリフを重ねるダサさ、安易さ。
ダーレン監督、バレエに1ミリも興味が無いんだろうなあと思う。
(この映画、別にバレエ映画じゃないんだから、そこんとこ怒るのは間違ってるのは重々承知だけど。)
ただ単に「白鳥の湖」の白と黒(対立するイメージ)を象徴的に使いたかっただけなんだろうなあと思う。
白と黒であれば、別に「白鳥の湖」じゃなくても、「オセロ」とか「囲碁」とかでも良かったのにねー。と、バレエ好きとしては憎まれ口の一つも叩きたくなる。
悔しかったら「囲碁」で一本撮ってみろよと毒づきたくなったところで、ふと思い出した。
そういえば、ダーレン監督、「囲碁」撮ってたな…と。
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彼のデビュー作『π』では囲碁の白と黒が象徴的に使われている。
『ブラックスワン』って、『π』の囲碁をバレエに置き換えたものだったのかー。
この2本、痛い妄想のあたりなんかソックリだ。
主人公が闇雲に我が道を盲進するあたりも同じだ。
白と黒の対比ではなく、白と黒の混沌を描く。
本作は、昔の名作の再構成ではなく、ある意味『π』のリメイクだったのね。
本作、『赤い靴』などへの愛はゼロだが、『π』への愛はいっぱい詰まっていた。
(つうかダーレンのやってる事って結局『π』の別バージョン、レスラー版とかバレエ版を作ることなのか?とすら思う。『π』の観念的な痛みを、プロレスやバレエでは身体的な痛みとして体現できる。ストイックなダンサーは、うってつけの題材だ。)
バレエ好きとしては「何だこれ?」な映画であったが、ダーレンの中2病炸裂の『π』は好きなので、本作もこれはこれでアリかーと最終的には思った。
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追記:そういう諸々とは別に、ナタリー・ポートマンはすんごく頑張ってたと思う。
女って怖い
謎めいた映画でした。
演劇界に渦巻く女の嫉妬、コーチからの肉体関係の要求、など「大変な世界だな〜」と思って見ていたら、そんな心配はどこへやらのホラー要素満点の映画でした。
おそらく、主人公ニナが主演を任せられたことからやってくる数々のプレッシャーを、インパクトをつけるためにホラー仕立てにしたのだと思いますが、これでは単なる統合失調症ではないかと。妄想癖があるというなら主人公の言動に全てのつじつまが合う。
あと、背中の傷は結局何だったの!?
元々はスターウォーズを見てて「ナタリーポートマンがかわいい〜!」と思ってこの作品を観たので、彼女のパンツ姿が見れてラッキーでした。ちょいちょいエロいシーンがあっていい。
ただ、ナタリーのオナニーシーンを見てしまったのは、嬉しいような嬉しいような(?)って気持ちです。ハリウッドスターはこんなこともやらなくちゃいけないから大変だな、っと思いました。
グロい
完璧でした
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