劇場公開日 2011年2月26日

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英国王のスピーチのレビュー・感想・評価

全223件中、121~140件目を表示

5.0芸術的

2016年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

難しい

幸せ

英国王であった父の逝去と、兄の度重なる不良行為?によって急遽新王に即位することになった(アルバート・フレデリック・アーサー・)ジョージ。
彼は幼い頃から重度の吃音症に煩わされており、公務でのスピーチに毎回苦労していた。
これまで受けてきたいかなる治療も功を奏さず、諦めかけていたジョージのために妻が見つけてきたのが、言語障害治療専門のライオネルだった。
彼の元に通い始めたジョージは、しばらく経って音楽を聴きながらあるいは歌うように喋れば吃音が出ないことを発見する。
ナチスの暗躍を受けて戦争に向かっていくイギリス国家において、ジョージはライオネルと共に、国民へ威厳ある「王の声」を届けるべく奮起する。

一番好きだったやり取り!

Lionel: I believe sucking smokes into your lung will kill you.
Bertie: My phisitians say it relaxes... a throat.
L: They are idiots.
B: They've all been knighted.
L: ...Makes it official, then.

ライオネル: タバコの煙はやがて命を奪う
バーティ: 私の医者は「喉が楽になる」と言った
ラ: バカな
バ: 爵位を持つ
ラ: 爵位級のバカだ

「爵位級のバカ」www
無駄のないリズミカルな字幕がさすがプロだなぁ。
そして何も言い返せずタバコを置くバーティ。

診療所の壁の模様、年季が入ってパッチワークみたいになってるだけかもだけど、抽象画やモザイク柄のようで素敵だった。特に最初のカウンセリングで、その壁の前にジョージが座ったときの絵が油彩画のようで芸術的。ジョージが左側に座って右3/4くらいが壁の柄になってるの。

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同じ構図が、父の死後バーティがライオネルの診療所を訪れたシーンや、載冠式のリハーサルのシーンにも出てくる。私はこういう構図が好きなのかも!自分で写真撮るときもこういう感じで撮ることが多い気がする。人物やモチーフが左右に寄ってて、背景(ぼやけてない方が好き)が占める割合が多いの。

全体を通して映像が淡い色合いなのも、レトロな感じで好き。インスタで私が一番選びがちなフィルターに近いw

バーティ役のコリン・ファース。有名な俳優だから今までもきっとスクリーン観たことはあるだろうけど、特に印象に残ってなかった。座り方とか視線とか細かい仕草で性格を表すのが上手。載冠式リハーサルのとき、王座に座るんだけどつま先がめっちゃ内股になってて、それを観たとき彼の性格を象徴しているなぁと思った。本来は王にふさわしい人材なんだけど自信がなくて、内向的で、ソワソワしてしまう。

映像も音楽も俳優も建造物も、何もかもが芸術的に完成されている映画だった。年末に観た「007 スペクター」は、芸術的にしようとしすぎて内容が薄っぺらくなってたけど、この映画はちゃんと内容もメッセージ性もあるし、感動するから素晴らしかった!

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Chisa

3.5全体的にバランスのいい素敵な作品です!

2015年12月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

生まれた星の下が皇族ってだけで、あれほどの重圧を抱えながら生きていかねばならない国王に同情しました。
幼い頃からの過剰なプレッシャーで吃るようになったのなら、その親はとても罪深いと思います。けれど、一人の人間である前に皇族であらねばならない世界だから責められようもないのが、辛いとこです。
実話ということで、びっくりするような展開はありませんが、丁寧な演出から時代背景や空気感が伝わってきてよかったです。
ところどころ映画なのに絵画に思えてしまうような目を見張るとても素敵なカットがあらわれます!そのアングルにもうっとりです!
全体的にバランスのとれた素敵な作品でした!

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ぴっころ

3.5イギリス人にこそ良さがわかるのかも

2015年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この映画、字幕で見るような人にとっては、吃音具合がいまいちわからないという根本的な問題がある。
吹き替えもあるけどアカデミー賞の演技までコピーすることはできないと思うので。

話自体は淡々と進んでいく地味なものだが結構楽しめた。

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もりり

4.5いい映画です

2015年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

泣ける

英国王がスピーチをする。「そんだけ?」と思ったのですが、
キャストの演技が素晴らしく、吃音の演技も自然で、
二人の友情を深めていくストーリーも良かったと思います。

吃音の人が見ても自然な演技、と評判らしいですね。
私には吃音の辛さは分かりませんが、この映画で
その辛さを少しだけ理解できたような気がしました。

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ハーブ

4.0奥さん偉い!

2015年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

すぐくじける夫を、国王らしく支えていく奥様に感動。

王室の役割って大変ですね

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バーミリオンオレンジ

3.0真面目か!

2015年10月3日
iPhoneアプリから投稿

特別大きな展開もないし特別笑えないし特別派手でもないし特別大どんでん返しもないし特別演技がいいわけでもないし特別イケメンや美女が出てくるわけでもないし

特別つまらなくもありません。

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アリンコ

3.5飽きるかと思いきや

2015年9月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

淡々としている割には途中でやめることなく最後まで見れました。

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ことね

3.0地味…

2015年9月2日
iPhoneアプリから投稿

大ヒット作の割には地味でした(^^;;
盛り上がりがなくて
じんわりいい映画という肌でもないし…
うーん

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mamagamasako

4.0上手い映画!

2015年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

よくみれば、ハリーポッターのメンバーが多数出演している。
演説の上手下手で、その人の評価が大きく変わる、という状況は現在でもかわらない。
そんな普遍的な事実に立ち向かう王。また、その対比として、演説上手だったヒトラーが描かれる。細かい演出が巧みだね。

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サケビオース

3.5いい話だった

2015年6月18日
iPhoneアプリから投稿

実話だからこそ、完全には吃音が治らないというリアリティーも良かった。
何よりも、何かから逃げずに立ち向かうことの大切さを改めて感じた。
逃げてばかりじゃ克服できない。勇気を持って、一歩踏み出したくなるような映画。

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Yuitter

4.0出来すぎてるけど

2015年6月14日
Androidアプリから投稿

中々面白かった〜 国を代表する王子なのに、一生懸命練習したり。。
これが実話って凄い!

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EMI

4.5ストーリーが面白い

2015年4月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

歴史的事実をこれほどまでに感動的な物語に仕上げられるものなのか。

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SH

3.0英国王ジョージ6世

2015年4月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

吃音症を克服する為に努力する王の姿が人間味があって良かった。

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take

3.5ドキュメントの面白さ

2015年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

幸せ

英国王という最高身分にある者が、平民である言語療法士と信頼関係を築き、どもりを克服し、ナチスとの戦いに向けて国民に一致団結を求める名スピーチを行うまでを描く。
幼い頃に利き手や足の矯正をされたり、召使に虐められて食事を与えられなかったりしたことが、どもりの原因らしい。あっという間に辞任した先代王(兄)も含めて、特異な王が続いたことに驚く。

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ガク

4.0人生で出会うべき映画の一つだ

2015年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

知的

コリン・ファースの王が最高に素敵だ。

内気な様で実は癇癪持ち。

卑猥な言葉だって言えちゃうもんね!みたいな。

しかし王族という身分ながらとても親近感が湧くのはその彼の人となりだけでは無い。

コリン・ファースの目の演技!

そして次第に変わっていく顔。

こんな王様って、、応援したくなる!

王とその医者のとても個人的かつユーモラスで感情的な関係は、ずっと見て行きたくなる。

二人の友情が素晴らしい余韻を残してくれる映画だった。

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DLA

3.0『英国王のスピーチ』

2015年1月25日
フィーチャーフォンから投稿

泣ける

幸せ

コンプレックスを克服する王のために英国の俳優が集結したような映画。

絶大な演技力がうねりを上げ二人の男の友情に胸が熱くなる。

ヘレナ・ボナムの演技力はもちろん表情としぐさ一つ一つが王室と視聴者である一般人とのかけ橋になっている。

背中を押す側も押される側もその出会いこそが人生そのもの、良い映画でした。

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リッキー Rickie

4.0人間らしいさ

2014年12月21日
PCから投稿

泣ける

知的

幸せ

大変面白かった。自分自身の映画の趣味に一致しており、有意義な作品であると感じました。多くの人に見てほしいです。

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ようくん

4.5信頼

2014年12月15日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

幸せ

吃音に悩む英国皇太子とその治療に臨む男性の、信頼と友情の物語。

これだけの題材で、こんなにも魅力的な話が作れるのかと感嘆。登場人物1人1人が非常に人間らしく良かった。王族である事への誇りと恐れが伝わり、国王を1人の人間として親密に感じた。

音楽も心地よい。

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awahira

3.0普通

2014年12月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

他のでも書いていますが、「政治系+実話」の映画は「ガンジー」にしろ「アルゴ」、「ホテル・ルワンダ」にしろ…
基本的に自分は「ふーん…なるほどね」で終わってしまうみたいです。
悪気はありません。

最初に観る前のイメージの枠を
鑑賞後に抱いたものが同じ…もしくはその枠を越えないからかもしれません。

裏切られることがない反面
期待値を越えない
ということでしょうか。

嫌いな作品でないですが、特別好きという感じでもないです。

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しまうま
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