劇場公開日 2011年2月26日

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英国王のスピーチのレビュー・感想・評価

全295件中、81~100件目を表示

5.0恐れからの解放、心理カウンセリングがエンタメに

2019年10月19日
PCから投稿

過酷な試練を乗り越えてというけれど、生まれた時から己が人生の責任の重さや、その重要性をこっぴどくたたき込まれて、誰が前向きに受け入れ意欲に燃えられるか、という事だ。
やがて襲い来るその恐怖に日々、おののき、逃げたいからこそ逃げてはならず、そんな弱さを抱くからこそ見せることは決してならず。
もう想像を絶するプレッシャー。
アクセル全開でブレーキ全開の矛盾ののっぴきならぬ毎日。

しかしながらそれほどまでに責務の重さを知っている彼の人こそ、良き王になるはずの人物にほかならず、恐れと戦う健気さには涙なしでは見られない。

言語聴覚士との関係はおそらく、父親とのかかわりのやり直しだったのではなかろうか。そのあたりもしっかり描かれているように感じられ、浮つかず腰を据えてみることができ好感が持てた。
エンタメとしてもよし、カウンセリングをテーマにした映画としても十分、通用する作品と見る。

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N.river

5.0コリン・ファースの演技

2019年10月16日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

知的

なんといってもコリン・ファースの名演に感動しました。難しい役柄だったと思いますが、ナイーブできつ音の、しかし威厳のあるジョージ6世を見事に演じております。特に最後の重みあるスピーチシーンには鳥肌がたちました。
ストーリーもきつ音の克服にフォーカスしながら新国王の苦悩を描いた秀逸な脚本だったと思います。

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光陽

4.5スポ根に近いのかな

2019年9月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

知的

吃音な国王が国家の危機に瀕し、自分のリーダーシップを国民や諸外国に見せつける為、妻と指南役と山籠もりし、生卵を飲み生肉をパンチし(全部嘘)、歴史上最も有名なスピーチを行うという、そして最後「エイドリアーン!」と叫ぶ(だから嘘だよ)、ある種スポ根映画に近い。

コリンファース、ヘレナボナムカーターも大好きだが、今回は何といってもジェフリーラッシュの存在感とラストの振る舞い、圧倒的でした。スピーチも感動的でしたが、ライオネルの態度に涙しました。彼の様にポーカーフェイスがちょっとでも感動するとそれだけで嬉しくなる。

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クリストフ

4.5イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をコリン・ファース...

2019年9月12日
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鑑賞方法:映画館

イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をコリン・ファース主演で映画化した歴史ドラマ。

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てかる

2.5コリン・ファースの演技力

2019年8月30日
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吃音症であるジョージ6世を演じたコリン・ファースの演技力がとても良かった。「吃音症」という性質だけでなく、短気で突発的に感情が爆発してしまうところがあり、しかし真面目であるといった役柄を上手に演じている。
私は、あまり洋画に詳しくないので、コリン・ファースの演技は「キングスマン」シリーズでしか知らない。そこではとてもスマートでクールなオジサマの印象だったので、本当に驚いた。

また、ジョージ6世の吃音をどうにかしようとサポートするライオネルというキャラクターも、どこか期待を寄せてしまう魅力がある。

大きなどんでん返しがあるわけではないが、やはり役者の演技が素晴らしく、それなりの見応えはある。

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あーちゃ

4.0洗練された映画でした。

2019年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

題材はシリアスでありながら、ジョージ6世と彼の吃音を治すライオネルの言葉のやりとりがリズミカルで面白かった。

画面の切り取り方や色味を抑えてあえて青っぽくしていている点が絵画を見ているようで美しかった。

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たま

2.0王と言えども人には違いない

2019年6月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

4.5【コリン・ファースの魅力を引き出したトム・フーバー監督の手腕に敬服した作品。吃音を克服し、英国王ジョージ6世として国民を鼓舞する演説シーンと、バルコニーで喝采を受けるシーンは忘れ難き作品。】

2019年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

 ー 英国紳士(この作品の場合、王だが)を演じさせたら、右に出るもののないコリン・ファース演じる、幼少時から吃音に悩み、内向的だったヨーク公アルバート王子が、風変わりな言語セラピストや妻・家族に支えられながらコンプレックスを克服し、英国王ジョージ6世になるまでの実話を描いた人間ドラマ。ー

 ・吃音を克服するべく努力し、大変な重圧の中、戦時の英国国民へ演説をする姿には感銘を受けた。

 ・彼と吃音矯正士(ジェフリー・ラッシュ:彼の演技は非常に印象的であった。「ジャコメッティ」でも存在感溢れる演技を披露している。)との風変わりな遣り取りが面白く、彼を支える妻(へレム・ボナム=カーター 連れ合いだったティム・バートンの映画の役柄とは違う、控えめな英国貴族夫人(後の王妃、エリザベス・ボーズ=ライアン)を演じている姿も印象深い。

・この作品から3年後、「キングスマン」で華麗なる英国紳士スパイとして出演し、世間をあっと言わせるとは、この作品を観た時点では予想だにしなかったなあ。

<2011年3月20日 劇場にて鑑賞>

■英国紳士を演じたら、この人ベスト3(個人的意見です。)
 1.コリン・ファース
 2.ジェレミー・アイアンズ
 3.ヒュー・グラント

 <次点>
 ・ビル・ナイ(コメディ作品では断トツ!)
 ・ベネディクト・カンバーバッチ(未だ若いしね!今後ベスト3に入るのは間違いない)

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NOBU

4.0賛否両論ある作品ですが、僕は好きです。

2019年5月13日
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刺繍屋

3.0なかなか良い

2019年3月9日
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あらすじから展開が分かっているだけに、最初はストーリーが進まず、なかなかもどかしい気分。
たた、途中からはそれなりに話にも引き込まれ、結末も良い。

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た

5.0成し遂げた男

2019年3月2日
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鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

「伝えるべきことがある」その想い。
できれば逃げたしたかった重責。でも逃げ出せなかった。
克服せねばらなぬけど、克服しがたいコンプレックスに悩まされる。
そんな思いを、そんな人の近くにいて支えた人ならば、この映画に共感できるのではないか。

映画の前半からラストにかけての、バーティとライオネルの関係性の変化もまたしびれる。

そんな映画の魅力に加えて、役者の演技の妙。派手さが無い代わりに、微妙な表情・言いまわしの妙で見せてくれる。
『キングスマン』のコリンファース氏。
『パイレーツカリビアン』のジェフリーラッシュ氏
『レミゼラブル』や『ハリーポッター』のヘレナ・ボナムさん。
色もののヘンな役が有名になっちゃったけど、元々はしっかりした演技をなさる役者さん。その本来の力が堪能できます

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とみいじょん

5.0カウンセリングの資料にもなる大変素晴らしい作品

2019年2月23日
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字幕、吹替両方観ました。
ジョージ6世の吃音症にスポットを当てた作品。
彼の生育歴が少しずつ明かされ、治療には心の治療が必要だとライオネスが発する場面があります。

「5歳の頃に恐れていたものを、もう恐れなくてもいいんだ」
この言葉は子供の頃に虐待受けて大人になった人たちに勇気を与える言葉と思う。

とてもいい作品です。

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amycinema

4.0あなたは大勢の人前でスピーチした経験はあるだろうか?

2019年1月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

あなたは人前でスピーチをした経験はあるだろうか?
数百人のお歴々を大広間に集めスポットライトを浴びて壇上に立つとき、どれだけ足が震えるものか、緊張で手が震えるものか
最初の第一声を放つときの不安
たかが数百人のことでこれだ
英連邦数億の国民全てに生放送でスピーチをする
しかもその話す内容は国家国民の運命、文字通りの生死を左右するものだ
想像を絶する
考えるだけでも空恐ろしいことだ
これをただその王族に生まれたからという理由でこなさなければならないのだ
本人が望んでいなく、その立場になることはないと思っていたにも関わらず容赦なく強制させられるのだ
しかもそのスピーチの結果に無限の責任を持たされるのだ
並みの人間にできることでは到底ない

あなたにそれができるだろうか?
人の上に立つ者は優れたコミュニケーターでなければならない
集団を一つにまとめ、前を向かせ、一つの方向に向かわせる
人を納得させる理屈や理論も必要だ
原稿の構成、言葉づかい、単語の選び方も大事だ
しかしもっと大事なのはそれを伝える話し方、声のトーン、そういったところに話者の人格が声に乗るということなのだ
その声が聴衆の耳ではなく、頭でもなく、胸と腹に響いているかなのだ
決して流暢である必要はないのだ

吃りを克服する物語というのはテーマではない
本作の本当に伝えたいテーマはそこなのだ

国王がマイクに向かって、ゆっくりと緊張しながら話始める
原稿をたどたどしく読み進む内に、その原稿に書かれてある文言の言葉が自己の意思と共振し始め、力を持ち始め、人格をまといだす
そして滑らかに走り出す
その声は自信に満ちた英連邦数億の民を率いる国王の声そのものだ

このシーンの演技は見事なものだ
アカデミー賞の作品賞や各部門賞を獲得したのも当然だ

21世紀は国民が分断された時代となった
今こそ言葉の持つ力が求められている
人の上に立つ人間には優れたコミュニケーターでなければならないのだ

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あき240

2.0面白みは欠ける

2019年1月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

街の風景や建物の内観の映像は美しく、素敵だった。
英国王自体の話は、事実ベースだし美談なんだけど面白みに欠けていたように思う。

吃音症になるに至るまでに色々な要因があって
、生まれながらにして皇室の1員であるというのは私には想像つかないほどのプレッシャーだけど、一番は周りの人間がもたらした影響がかなり大きいかったんだね、、

自分のトラウマを喋るシーンは心打たれた。
どの時代も他人を蔑む人間は本当に最低だ。

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ぴーこ

3.5プレッシャーへの挑戦

2019年1月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

英国王の苦悩が、自分自身のことのように感じた。人前でうまく話せない苦痛は、痛いほどよくわかる。大勢の人の前に立つだけで顔が火照っているのに、上ずった声でスピーチをしろなどというのは、拷問に等しい。だんだん自分が馬鹿に思えてくる。ためだと思うと、ますます間違いが増え、聴衆の失望感がひしひしと感じられてくる。一刻も早く引っ込みたいと思う。こんな辱しめを受ける自分自身が憎らしく、引き裂いてやりたいとさえ思う。
他の人が何の苦労もなく出来ることが自分に出来ないというのは、大変な苦痛である。存在否定されているかのように感じる。それを、努力で覆せるのだと教えてくれる映画として、すごく好感が持てた。

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a0064

1.5単調なサクセスストーリー!?

2018年12月10日
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鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

やはりアカデミー賞に選ばれる作品は無駄に高尚なのか馴染めない。
スピーチの下手だった王子が、様々な試練や訓練で成長していくというテーマは楽しげだが、ストーリーに盛り上がりがなかった印象。

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もの語りたがり屋

3.0コリン・ファース

2018年12月8日
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鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

って凄いな

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Gon太

3.5この役にはコリンファースしかいない

2018年11月7日
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コリンファースは高慢で不器用な役が似合いますね。ライオネルさんとのレッスンの様子が面白い。ラストの全員が見守る中のスピーチは緊張感があり良かった。人生において支えてくれる人がいるって凄くありがたくて必要な事ですね。

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サラ

3.0ひわいな言葉

2018年11月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 1925年、ヨーク公殿下(ファース)が世界博覧会閉幕の辞を述べる・・・ことで幕が開けた本作。なんとこの時代、イギリスは世界人口の4分の1を統治していたのだ。

 ライオネル(ラッシュ)のもとを訪れたのは1934年。王族を前にして何も遠慮をしないライオネルに怒り立ち去ったヨーク公だったが、録音したレコード盤を聞き、あらためて彼のもとを訪ねた。アルバートの愛称バーティと呼んだことなど・・・

 治療が進む中、父ジョージ5世が息をひきとり、バーティの兄エドワード8世(ガイ・ピアース)が即位する。しかし、彼の愛人であった平民の女性と結婚したいと言い出した。英国国教会の規定として、離婚歴のある女性とは結婚できない。やがて結婚を選んだエドワードは自ら王位を返上し、バーティがそのまま王位継承する。

 歌を歌わせたり、卑猥な言葉を連発させたり、時として怒らせることでどもりはなくなる。戴冠式を無事に済ませたが、やがて第二次大戦間近の9分近くのスピーチが待っていた。特にナチスとの対戦は避けられそうもなく、国民の奮起を促すための重要なスピーチ。その本番直前の練習風景が、その3種類の特効薬を織り交ぜた見事な出来栄え。ライオネルが医師の資格を持たなかったことなど霞んでしまうくらいだ。なぜかこのことは軽く流されていた・・・

 英国王の気品と尊厳。迫りくる戦争の危機とか国民を愛することがあまり伝わってこず、その体面を保つことだけに終始することにつまらなさを感じてしまう。イギリス映画なので、そういった皮肉は一切こめられず、ファックを連発することくらいでしか人間性を表現していない。まぁ、アカデミーが好みそうな映画だな~

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kossy

2.5アクション好きのは私にはただ退屈な2時間でした。

2018年9月24日
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アクション好きのは私にはただ退屈な2時間でした。

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シノ
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