劇場公開日 2011年2月26日

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「心の病とどう向き合う?」英国王のスピーチ りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0心の病とどう向き合う?

2013年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

単純

幸せ

エリザベス女王の父であるジョージ6世の実話。
ジョージ6世は物心付いた時から、吃音(どもってうまく話せない心の病)を持ち、それを治療するための言語療法士と出会い、王として人前で話せるように治療していく物語。

心の病の治療と聞くと、重くて堅苦しそうなイメージだけど、ユーモラスたっぷりなのでテンポよく進み軽快!

心の病を持つ人にも、ぜひ観て欲しい!心の病を扱った内容は時にダメージを受けるけれど、これはむしろ勇気が持てる内容。
心の病を治す魔法なんて残酷だけどない。でも、正しく向き合えばきっと治ることを教えてもらった。
自分で作り出した巨大な敵に立ち向かわないで、まずは大切な人を想像して。そして、リラックスするための地道な身体のケアも大切。

王族として育てられた環境に涙。でも、悲しい経験は大小誰にでもあるはず。それは過去のものだと、ライオネル(言語療法士)が教えてくれた。
ライオネルの言葉は忘れてた大切なことをたくさん教えてくれた。ひとつひとつは小さいけれど、それを心がけていればストレス社会でも立ち向かっていけるはず!

セットというより本物?で撮影してるので、フィクションに見えない。それに演技力が加わってるので、見応えアリ!

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りりまる