劇場公開日 2011年2月26日

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「ロイヤルファミリーは辛いよ。」英国王のスピーチ mammieさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロイヤルファミリーは辛いよ。

2011年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

今週のおはシアは~

“英国王のスピーチ”をご紹介しました。

実在した英国王ジョージ6世が吃音を克服するまでのストーリー。

アカデミー賞4冠ということもあって

劇場は平日の20時過ぎの上映にもかかわらず

結構な入りでした。

アカデミー賞主演男優賞に輝いたコリン・ファースの演技

GOODでしたよん。

吃音=どもり 日本では裸の大将の山下清さんを演じる方が有名だけど

もっともっと研究されているっていうか~本当に上手でした。

王様になる前のヨーク公は、この吃音のせいで何度も演説に失敗・・。

人格的には本当に優しくて立派な王様になれる素質があるのに

自分に自信を持てないでいるのですよ。

それを手助けしてくれるのが、優しい奥様のエリザベス妃と

スピーチ矯正の専門家ライオネル。このライオネルがスゴイ!

医師の資格はないので専門家を名乗っているんだけど

吃音矯正のトレーニングの他に、心的原因を探って治すセラピーもするんです。

それには、プライベートなことも話さなくてはならなくて

ヨーク公はライオネルの治療の際は対等な立場という条件を

なかなかのめないんですよ。当然といえば当然。だって王族なんだもん。

何度かの治療中断を経るうちに、ヨーク公が王様になることになって

結局、戴冠式の時もラオネルのお世話になるのよね。

そして運命の第2次世界大戦への参戦演説。

もうハラハラドキドキです。

ジョージ6世(今のエリザベス女王のお父様)って

奥様・娘さん達を心から愛していて本当に素敵な人ですよ~。

この映画、英国王が主人公とあって、英国人俳優が多く出演しています。

英国人ばかりの映画といえば~ハリーポッターですが・・・

主要キャストに3人もハリーポッター出演者がいるのですよ。

ジョージ6世の妻、エリザベス妃にヘレナ・ボナム=カーター 。

ハリーポッターでは悪~い魔女の、べラトリックス・レストレンジ役。

ジョージ6世のお父様、ジョージ5世はマイケル・ガンボン。

ご存じホグワーツの校長、ダンブルドア役。

そして後のチャーチル首相にはティモシー・スポール。

ヴォルデモートの手先、ピーター・ペティグリュー役。です。

そんなことも気になりつつ鑑賞しておりました。

先週の“ヒア・アフター”同様、温かい気持ちになれる映画です。

“英国王のスピーチ”星は~

4つです。

mammie