劇場公開日 2011年2月26日

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「コンプレックス、英国王としての振る舞いへの葛藤を描く」英国王のスピーチ 赤垣さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0コンプレックス、英国王としての振る舞いへの葛藤を描く

2020年6月1日
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たんなる英国王という皇族の人間のエピソードではなく、ライオネルという1個人の葛藤を描いていたように思える。

吃音症を抱えるなか家族や友人(言語聴覚士)に支えられ英国王としての葛藤や自身のコンプレックスを克服していく姿に感動です。

大衆の前でのスピーチで、大勢の人の目に晒されながら演説をする緊張感…吃音症というコンプレックスを抱えて生きていく姿をみるのがなんとも心苦しくなりました。
コリン・ファースとジェフリー・ラッシュの演技も良かった。

赤垣