劇場公開日 2011年2月26日

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「立場を超えた絆が感動を呼んだ」英国王のスピーチ こーたさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5立場を超えた絆が感動を呼んだ

2017年11月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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感動した!もう最高の映画!最後にアルバートが見事完璧なスピーチを行う姿は、感動の一言!😭😭😭 少し焦ったときでも、目の前にいるライオネルがいることでどれだけ大きな支えになっているかが伝わってくる。スピーチの後、アルバートは「ありがとう、友よ」とライオネルに素直に感謝し、ライオネルはアルバートを「陛下」と呼び敬意を示す。お互いの本心を初めて打ち明け合う素晴らしいラスト!⤴⤴⤴ 2人の関係に関しては、大きな波があって、ハラハラさせられた〜。全く分かり合えなかった初対面、治療を始めるも効果が出ずに怒りをぶつけるアルバート、罵倒する時はどもらないじゃないかと接するライオネル。治療に真剣になって心の闇を打ち明けるアルバートに、真剣な面持ちで治療を試みるライオネル。ある日の治療の帰り道、兄の代わりに即位するべきだと正直に忠告するライオネルに対して、反逆罪になるからそれはできないと辛く跳ね除けるアルバート。ここで一本道を正反対に歩いていく別れのシーンはとても切なくて、2人の身分の差とか様々な心情のすれ違いを描くようなとても印象に残るシーンだった! 結果的にアルバートはライオネルに謝罪し再び治療を続け、ラストシーンへとつながっていく。最後のナレーションの一文では、「戦争スピーチには毎回ローグが立ち会い、ジョージ6世は抵抗運動のシンボルとなった。ライオネルとバーティは生涯にわたりよき友であった」と流れる。身分の垣根を越え、自らの障害をも乗り越えた、勇気と感動をもらえる作品だった!
いい映画に出会うことが出来た!

こーた