小川の辺

劇場公開日:

小川の辺

解説

「真夏のオリオン」「つむじ風食堂の夜」の篠原哲雄監督が、藤沢周平の短編小説を映画化した時代劇。同じく藤沢原作の「山桜」で篠原監督とタッグを組んだ東山紀之が主演する。藩命で妹の田鶴が嫁いだ佐久間森衛を討たねばならなくなった戌井朔之助が、肉親の情愛と藩命の間で苦悩する姿を描く。ヒロインの田鶴役で菊地凛子、朔之助の道中に付き従う若党の新蔵役で勝地涼らが共演する。

2011年製作/103分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2011年7月2日

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(C)2011「小川の辺」製作委員会

映画レビュー

3.0ヒガシ

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年8月24日
映画 #小川の辺 (2011年)鑑賞

藩命で妹の夫を討つよう命じられた兄

幼いころから自分や妹と兄弟同様に育った若党、妹とはお互い想いあっていたその男を連れて行くことに

#藤沢周平 作品は主演や監督が違ってもなんでか知らないが分かってしまう

なんか空気感があるのかな
私だけ?

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とし

3.5ブラック企業かも

2023年5月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いやですなー、断れないミッションって。逆らったら家族にも塁が及ぶし。ほーんと、侍はつらいよ。池波正太郎の「上意討ち」では、何年も探し回り、追う方も追われる方もボロボロになっていたが、この作品ではあっさり見つかってしまう。しかし、一本気というか、自分を貫く部分では、佐久間(片岡愛之助)と田鶴(菊地凛子)の夫婦は、似た者同士であるね。

東山紀之の侍姿は背筋が伸びてて、キリっとして涼やか。愛之助との殺陣は見ごたえがあった。愛之助は現代劇でも時代劇でもこなせて、ほんと頼れる役者だわ。これからも二刀流でがんばって欲しい。菊地凛子の顔、ほんとに気が強そう。兄に挑みかかるところは、キビキビ動けててびっくりした。あまり美人とは言えないが、日本髪に着物だとしっとりしてきれいだった。チャラ男のイメージだった勝地涼の男気にも打たれた。

身分違いの初恋は実らないのが相場だが、これはうまくいきそう。田鶴は新蔵なら弱い部分を出せるし、新蔵はそれを受け止められる。真剣で斬りあうほど強気の女が、新蔵にはか細い声で甘えかかるところは、ギャップ萌えした。

BS TBSの放送を録画で。

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ぷにゃぷにゃ

3.5藤沢時代劇、期待。東山紀之、今、時代劇が一番似合う俳優では。今作も...

2023年5月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

藤沢時代劇、期待。東山紀之、今、時代劇が一番似合う俳優では。今作もいい。
配役など気にせず見始めたので、途中から妹を演じるのは誰?期待した。ただ、ひたすら清楚な尾野真千子が既にミスキャスト(笑)だったのであまり大きな期待ではなかった。
やっぱりか、違うなぁ。なんならこっちが尾野真千子で良かったのでは。
今作、まずまず面白いのだが、妹の人柄がどうにも…
音楽はすごく良かった。
BS日テレ

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はむひろみ

3.5ほぼ身内通しの斬り合い

2023年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

東山紀之扮する戌井朔之助は、藩命により片岡愛之助扮する脱藩した佐久間森衛を討つ事になった。佐久間の妻は、菊地凛子扮する朔之助の妹田鶴であった。
難題を押し付けられた様な酷な藩命だね。それでも戌井家の立場もあり名誉と言わざるを得ない時代だな。脱藩した佐久間も殿に農政改革を申し出て貶められた結果だった。
東山紀之主演作らしく静かなトーンで展開されていく。ほぼ身内通しの斬り合いは辛いね。なかなか大した迫力だったよ。

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重