小川の辺のレビュー・感想・評価

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小川の辺

劇場公開日 2011年7月2日
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背景の美しさと武士と言う人生。

武士として主に仕え、命じられたら
それが親友であろうと、妹の夫で
あろうと殺めねばならない。
あまり、喜怒哀楽を出さない東山の
無骨な演技がはまっています。
また、片岡愛之助は声の小ささが
気になった。喉庇ってたのか
叫ぶシーンがきになりました。
まあ、ストーリーとしては
静のものなので、原作や
時代劇が好きな方にしか
お勧めしません。

としぱぱ
としぱぱさん / 2014年4月29日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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作風も主人公も真面目

下級武士・朔之助は、ある男を斬れとの藩命を受ける。朔之助は葛藤する。何故なら、その男、佐久間は、親友であり妹・田鶴の夫であった…。

「山桜」に続き、監督・篠原哲雄×主演・東山紀之のコンビで藤沢周平の小説を映画化した時代劇。

ストイックな雰囲気の東山に時代劇はよく似合う。
佐久間役は誰かと思ったら、金融庁の○崎…いえいえ、片岡愛之助。元々歌舞伎役者なので、こちらも時代劇は合う。

佐久間は何も悪人ではない。藩の不正を暴いただけ。(へ〜、あの○崎が!)
それ故切り捨てられる男(今だったらクビ)、切らねばならない男(今だったらクビ宣告人)、いつの世も、社会的立場の弱い者の処遇は変わらない。

友を斬らねばならない。
場合によっては、気の強い妹も斬らねばならない。
藩命か、友の命か、肉親の命か。
道中、過去を回想しつつ、その時を迎える。

主人公の葛藤がじっくりと描かれているのはいいが、如何せん、静か過ぎる。
話も本当にあらすじそのまま全くブレないので、特に大きな見せ場も無く、躍動感に欠ける。
美しい映像の数々が、つい眠気をも誘ってしまう。
決して悪くはないのだが…。

主人公同様、真面目な映画。

近大
近大さん / 2013年11月11日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 単純 寝られる
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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まじめな時代劇です

東山紀之は最近の俳優では時代劇がよく似合う男性だと思う。
藩命により親友であり、また自分の妹の夫・佐久間を討たなければならなくなった戌井(東山)の苦悩を描いているが、夫婦で逃亡を計った二人の潜伏先に向かうその道中は別に事件が起こる訳でもなく退屈だった。
せめて峠の辺りで山賊に襲われでもしていたら、戌井の剣の凄さの一端をお披露目出来たんじゃないのか。
では、その長い道中の間、戌井は何をしていたのかと言うと、外では来たるべき佐久間との決闘を想定して剣を振るい、部屋では侍らしくキチンと正座をして瞑想の繰り返し。途中でこの繰り返しがほんま永遠に続くのかとさえ思えて来た。
短編小説を脚色するのって難しいなあ。

2013年2月11日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  単純 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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なかなか、似合う...。

『武士というものは真に難しいものだ』という
セリフが似合っている作品でした。

全体的に静かな作品で、様々な人々の
感情が入り乱れています。

東山さんもなかなか、
時代劇が似合っていましたよ。

これから増えるんじゃないですかね。
姿勢がピンとしているのが
武士らしい。

ny152
ny152さん / 2011年7月30日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:試写会
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品が良い

品の良い作品だが面白くはない。
面白いとはヘラヘラ笑えることではない。
未知の世界観を感じること。
ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、ウルウル、ムカムカ、ホカホカ、ルンルンなどを感じることだ。
東山は体のトレーニングが趣味と聞く。
演技というよりも体からほとばしる何かが心をひきつける。

ace
aceさん / 2011年7月27日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  幸せ
  • 鑑賞方法:映画館
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静かすぎて

物足りませんでした。
静けさの中に凛とした雰囲気や運命を受け入れなければいけない武士道なんかを表現していたのだとは思うけど、それを感じることができませんでした。なんででしょう?東さんだからですかね?

これを理解できないということはまだまだ勉強不足であると言われているような感覚を受けました。
いつか”いい映画だな”と感じることができるのでしょうか?

ripc02
ripc02さん / 2011年7月19日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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所作の美しさ。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

藤沢周平の短編小説を映画化。
短編を長編映画にすること自体が難しいものだなぁ(武士と同じで^^;)と
思わされる出来ではあるが、東山をはじめ、所作の美しさは堪能できる。
また庄内から行徳まで、素晴らしい山景色や川のせせらぎを堪能できる。
物語そのものが単純で波乱を含む話ではないため、そういう細かい処で
休み休みご鑑賞ください、という感じの時代劇でもある。

上意討ちの藩命を受け、脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助)を討ちに行く
戊井朔之助(東山紀之)であったが、佐久間は元・ライバルであり親友の
ように助け合った仲間、そして今や妹・田鶴(菊地凛子)の夫でもあった。
何とも酷い藩命とはいえ背くことは許されず、妹だけは斬るまいと誓い
旅支度をする彼に幼なじみのような奉公人の新蔵が御供させて欲しいと
願い出る。新蔵は、実は田鶴の想い人でもあった…。

あらすじはここから一歩も変わらない。
そこで映画はこの旅の道中でなぜ佐久間を討たなければならない藩命が
下ったのかを、朔之助が新蔵に語るかたちで過去へと回想してゆく。
美しい景色と道中での一コマ、仇打ちの場面に出くわすなど、サービス
場面には事欠かない。宿での御飯も(映ってないのに)美味しそうだった^^;
常に凛とした佇まいの朔之助の姿勢の良さ、刃をはじめ武具の扱い納め、
身の回りの世話をする新蔵の動きなど、どの所作も美しく藤沢作品らしい。
妻役の尾野真千子も多くは語らないが表情で夫の無事と家内安全を祈る。
母親の特異な狼狽、妹の露骨な行動など、ツッコミ所はたくさんあれど…
他の部分では観応えのある美しさも存分に堪能できる藤沢作品ならではの
作り方…まぁいつも通りかな、という感じが私はした。

後半のクライマックス、佐久間との一騎打ちとなるのだが、ここはさすが
片岡と東山の殺陣が堪能できる。やっと三度目だな、と頷く二人に憎悪は
なく、刀を交える相手がお前でよかった、との安堵感すら見えるのがいい。
短気な藩主の民政を立て直した上での(いわば要らない)決断だったのだが、
こういうところが本当に…今でいうリストラ、じゃないけど残酷感極まりない。
婿や嫁も好きに選べない、藩主の命令には絶対に背けない、そんな中で
生きねばならない男の苦悩と使命感を、静かに、美しく東山は演じている。

まぁ…そんな中言いたくはないですが、菊地凛子は完全にミスキャスト。
勝地くんと並ぶとオバサンと弟みたいな^^;あの風情にはさすがに参りました。
私が新蔵なら恋などしませんが(爆)、ひとりだけ現代人パワーに満ちた演技を
振りかざして一心不乱。しかしハリウッド女優とて、時代劇には向かない顔面。
訓練して何とやら…もいいけれど、やはり日本映画なら適材適所の方がいい。

ちなみに小川のせせらぎには…とても癒されます。

(この愚か者めがっ!!てヒガシに怒鳴られて目が覚めてくれるといいんですが)

ハチコ
ハチコさん / 2011年7月14日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 単純 幸せ
  • 鑑賞方法:映画館
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クラシックだからこそ、武士の残酷な運命が美しく際立つ

藤沢周平原作の映画ってぇっと、『隠し剣鬼の爪』や『必死剣鳥刺し』etc.エキセントリックで血生臭い決戦が印象強いが、今作は、お互いの幼少期から綴る人生模様や、情と命令の狭間に揺れ動く心理状態etc.を静かに取り入れ、一騎打ちをマッチメイクしているため、作品のおとなしさに戸惑いを隠せないのが見終わった後の本音である。

しかし、勇壮な自然美と幼少期の淡き思い出を巧みに織り交ぜながら、淡々と盛り上げていく様式美に、従来型とは違う武士道の残酷さが克明に浮かび上がり、感覚深かった。

ストーリーの鍵を握る使用人の勝地涼や女房の菊地凛子の存在感に違和感を覚えたのは残念でならないが、多くは語らず任務を全うする東山紀之のストイックな姿勢は、観る者を魅力する。

菊地凛子の生々しい背中が未だに記憶を焼き尽くす。

大臣が知事の応接室に先に入るか、入らないかでスッタモンダしていた今の日本社会が余計にバカバカしく感じてならなかった。

では、最後に短歌を一首。

『剣握る 運命に憂ふ 武士の道 覚悟を秘めて せせらぎに断つ(立つ)』
by全竜

全竜
全竜さん / 2011年7月9日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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理不尽な運命の中にもほんのり明かりを灯す

毎年のように映画化される藤沢周平原作作品。共通しているのは、地方小藩の家臣が主人公であること。また、剣術の腕に優れていること。そして理不尽な殺生を余儀なくされることだ。
今作の朔之助も〈上意〉の名の下、妹の夫を切らねばならなくなる。さらに、この作品はポイントがもうひとつあって、妹・田鶴も剣の使い手ということだ。田鶴が歯向かってきたらどうするか、父・忠左衛門は「そのときは斬れ」と言う。代々家臣を努めてきた武家にとって当然の言葉だが、苦渋の決断をする父の心を思う朔之助を東山紀之が好演。ただ、今回の作品は、台詞に訛りがないのが特徴。

脱藩した佐久間が民のために男気を見せるエピソードを挟み、佐久間と朔之助の御前試合を通して拮抗した剣の腕を伏線に置く。そして肝心の妹・田鶴はなかなか登場しない。
その田鶴を想う戌井家の奉公人・新蔵の存在が大きい。朔之助の伴をするなかで、武家の主従関係や作法を垣間見せ、自然を切り取った映像と共に作品に味わいと深みを持たせた。田鶴をなんとか斬り合いの場に遭遇させないよう計らう新蔵と、その意を汲み取る朔之助とのやりとりは主従関係を超えたものがある。
それだけに、いざ、決闘に向かう場面は、藤沢作品の中でもひときわ緊張感が漂った。

音楽が「蝉しぐれ」だったかの旋律がまつわりついて、度々意識がスクリーンから逸脱してしまったが、監督の篠原哲雄は、理不尽な運命の中にもほんのり明かりを灯す粋な演出が相変わらず巧い。

マスター@だんだん
マスター@だんだんさん / 2011年7月8日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮 知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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抑制された描写の美しさ。

映画『小川の辺」を観た。感嘆すべきは抑制された描写の美しさ。叫んだり騒いだり目を引きつらせたりという演出の溢れるテレビや映画作品の中にあって、この作品は実に爽快なまでの清々しさを感じる。殺陣にもこだわった跡を見た。古流の組太刀を基本によく考えられていた。刀の拵えもよかったし、二本差してあるくシーンでは、腰の重さに鞘の中味が金属製だと判り好ましかった(普通は竹光)。近来稀に見るよい時代劇を堪能させていただいた。

hirune
hiruneさん / 2011年7月5日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:映画館
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静謐で情感豊か。

主役の戊井朔之助を演じた東山紀之が,
優雅な所作と凛々しい存在感ですこぶる格好良かった!

必殺仕事人といいヒガシは時代劇がハマる!

開幕後10分で結末が見えるが,
思い出に押されて歩く道中のドラマが味わい深く,
”歳を重ねても兄弟の心は幼少のままなのだなぁ”
と,
伝わる3人の絆が好印象だった。

派手さは皆無でも,
ほのかな余韻はいつまでも消えない良作。

AKIRA
AKIRAさん / 2011年6月29日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:映画館
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