神の子どもたちはみな踊る

劇場公開日:2010年10月30日

神の子どもたちはみな踊る

解説・あらすじ

ベストセラー作家・村上春樹の短編小説をアメリカ人監督ロバート・ログバルがで映画化。ロサンゼルスで母と2人で暮らす青年ケンゴは、宗教活動に熱心な母から“神の子”として育てられ、職場の上司や恋人とも距離を置いた関係しか築けずにいた。そんなある日、耳の欠けた男を見かけたケンゴは、男を本当の父親だと確信して後を追うが……。主人公の恋人役で、名女優ナスターシャ・キンスキーの娘ソニア・キンスキーが銀幕デビューを果たす。共演にジョアン・チェンほか。

2007年製作/85分/アメリカ
原題または英題:All God's Children Can Dance
配給:リベロ、日活
劇場公開日:2010年10月30日

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(C)2008 Kimmel Distribution, LLC.

映画レビュー

2.5 原作とはほぼ別物

2025年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

村上春樹の同名短編小説(同名連作短編集に収録)を、舞台と登場人物を全て米国に移し変えて映画化した米国映画。原作はドラマ『地震のあとで』第3話およびその再編集映画『アフター・ザ・クエイク』でも映像化されている。

なにしろ舞台や登場人物を全て米国に置き換えているので設定やストーリーにかなり変更が加えられており、原作とはほぼ別物のような印象を与える。当然ながら阪神・淡路大震災とは全く関係ない話になっているし、原作の新興宗教は「ものみの塔」なんかに近い雰囲気だったが、米国にはおそらくそういうタイプの新興宗教がないのか全くイメージが異なるものとなっている。また原作では主人公・善也(映画ではケンゴ)の回想としてのみ登場する過去に付き合っていた女の子(名前は出てこない)が、映画では現在付き合っているサンドラに変更されている。さらに原作では終盤になされる田端さん(映画ではグレン)のある重要な告白が映画では中盤にされてしまい、その扱いもずいぶん軽くなってしまっているように感じられた。そして原作の最後に出てくる「隠れ近親相姦的感情」も全く無くなっている。

正直、原作小説の映画化としては甚だ不満な出来であり、単純に映画としてもあまり面白くなかった。

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バラージ

4.0 加瀬亮が出そうな映画

2015年12月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

幸せ

心の成長を映像化した感じ

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micch

1.5 やばい本当意味わかんない

2014年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

と思ったら、原作村上春樹だったのか。どーりでわかんないはずだ。
村上春樹の作品でわかった(つもりになった、少なくとも)のは「パン屋再襲撃」くらいなもんで、あとは全体的に無理。これも全然無理。
他人のブログの解説を読んで「あぁ、そういうことだったんだ」とぼんやり思った。
もう一度見たら自力でももう少し理解できるのかもしれない、でもそもそも今回も共感していないし、すぐ忘れてしまうと思う。
主役の男の子が昔好きだった子に似ているかも、とか思って観始めたけれど結局そんなでもなく、さらにこれは完全に好みの問題だけれど「美貌の母」って謳われてる割にイヴリンが全く好きなタイプの顔じゃなく。
幼い頃から本をたくさん読んできた自負はあるけれど、結果的にそのどれも、村上春樹的(=世界で認められるタイプの)文学的思考を私の脳に形成させるには至らなかったらしい。
まぁ、読んだって言っても読んだだけっていうか、けっこう受動的だった気もする。
映画はアメリカのヒーローものかマフィアものがいいです。

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Ch!sa

2.5 まぐわったの

2012年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

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shimo