「非常に気分の悪くなる映画」冷たい熱帯魚 Rewind Thatさんの映画レビュー(感想・評価)
非常に気分の悪くなる映画
とても見応えのある面白い映画でした。と同時にしばらくは明るい映画でリハビリをしたいなとも思っております。
映る物の全てが古臭く安っぽくみっともなく思える様な映像でした。唯一明るく華やかに思えたのは解体シーンくらいでしょうか。他は富士山ですら平成中期の田舎の一部でした。
北野武がバイオレンスを飾らずクールに描いたのに対して、もう少し感情を感じる描写だったと思います。その分、胃がむかつくような血の魅力に溢れた作品でした。
主題は家族愛でしょうか。(正直なところスプラッタに終始気圧されて、そこまで気が回りませんでした)
全て暗示的で、村田に出会わなくても「そう」なったと思います。
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