ロストパラダイス・イン・トーキョーのレビュー・感想・評価
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昔からのピンク映画の手法。冒険者を若松孝二が描くとこうなる
衝撃的な設定(障害者の性犯罪など)で見世物小屋的に客を釣っているだけの、卑俗な作品ではないか!?
それとも
カンヌ国際映画祭級の脚本がデタラメに渦を巻く衝撃作なのか?!
しかし、ペド〇〇〇〇はフランスやヨーロッパやアメリカでは極刑にもなる重大犯罪だから。
このテーマではカンヌ国際映画祭、ベネチア映画祭、ベルリン映画祭、そしてアカデミー賞は取れない。
矛盾点
前日に「明日から来なくて良い」と解雇通告する事は労働基準法に抵触する。
矛盾点
ひき逃げになる。
つまり、世の中の常識を知らない可能性がある。単に稚拙であって、どん底の底辺を知っているとは言えないのかもしれない。
人間の本質とは…
白石和彌監督のデビュー作ということで、前から気になっていました。
やはり、彼の作品はただそれだけのエピソードでは終わりませんでした。
知的障害者の性処理を扱う映画なんてどうなんだろうって最初は思ったのですが、これ、たぶん現実にあり得る社会問題だと思うんです。今まで障害者の兄を世話していた親が突然なくなり、その後兄弟が面倒をみないといけないってこと、そして、障害者の性処理の問題。
このデリヘルの女の子は最初はただの仕事として関わっていたのが、少しずつ彼を理解して、寄り添ってあげるという心の変化があったのです。
それによって、さねお・みきおの兄弟の気持ちにも変化があったんですね。それぞれが何かしらの負の部分を持っている彼ら3人が一緒にいることで、さねおを自分の父がしてたように、ただ人様に迷惑をかけないようにと家に閉じ込めてただけの生活から、もっと世の中には楽しめることがたくさんあるってことを実感できたんです。
みきおは今まで兄の気持ちなんて考えたことがなかったのに、ただ表現の仕方を知らないだけで、美味しいや嬉しいや好きって気持ちがちゃんとあったんです。
最後、亡くなったんじゃないかと思ってた兄が手漕ぎボートで海を渡ってる姿を見たみきお。
さねおはアイランドにどうしても行きたかったんです。彼は自分のしたいことをやらずにはいられないのです。さねお、やるな!って温かい気持ちになりました。ただの薄っぺらな障害者の性を扱った作品ではないので、最後までしっかり見てほしいです。
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