バトル・ロワイアル3Dのレビュー・感想・評価
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3Dをプラスと見るかマイナスと見るか、評価が分かれると思います。
初日に、地元のシネコンで見たのですが、がらがらでほとんど人が入っておらず、びっくりしました。
しかも、がらがらなのに座っている位置が変で、3D映画見慣れていないオールドファンらしき人ばかりでした。
やっぱり、3D化したとはいえ、15歳未満は見られないし、古い映画を新しい映画と同じ料金で、しかも3D料金までとるのでは、よけいなお世話ですが、興行的にきついのでは?
その3Dは、いつもの邦画の後付け3Dなので、技術的には基本2D、時々3Dというレベルでしたが、作品自体は、女性がいっぱい出てくるアクション物なので3Dに合うし、血しぶきや弾道などの新たな演出をCGで加えていました。
この映画を評価するのはけっこう難しくて、3Dに関して言えば、「バイオハザード・アフターライフ」を100点とするなら、技術的には50点いってない感じだけど、作品自体が3Dに合っているのと、新しい演出を評価して60点ぐらい。
本体部分は、いろいろな意見があると思うけど、日本映画史上屈指の巨匠、深作監督の遺作とはとても思えないパワーあふれるもので、世界的にも大きな影響を与えたし、その後の日本映画を盛り上げた役者さんが、多数出演していているので、総合で80点はつけられると思います。
これに単純に3Dの点数を加えて割ると本体部分の評価より低くなるけど、3D部分は別枠と考えてプラスして85点くらいかな?
今回この3D版が、東映史上最高額で海外に売れたらしいけど、他の映画関係者の方も、この映画のように海外のマーケットで評価される作品をめざしてほしいです。
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