ホーンティング・ラヴァー 血ぬられた恋人たち

劇場公開日:

解説

中国の広州。学歴のない無職の青年リャンクァンは、恋人シウチャンの叔父の紹介で老舗製薬工場の面接に向かう。しかし、数年前に失踪した工場の従業員チャンクァンにうり二つのリャンクンは、工場長から気味悪がられ不採用となってしまう。落胆するリャンクァンは、帰り道に工場内の有力者を助けたことがきっかけで仕事に就けることになるが……。「カンフーシェフ」で共演したバネス・ウーと加護亜依が再共演する香港のホラー・ファンタジー。

2009年製作/88分/香港
原題または英題:The Haunting Lover
配給:日本スカイウェイ
劇場公開日:2010年8月7日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.5☆☆ ※ 鑑賞直後のメモから 加護亜依主演のホラーコメディー&ラブ...

2020年1月2日
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☆☆

※ 鑑賞直後のメモから

加護亜依主演のホラーコメディー&ラブファンタジー。

冒頭にて華僑の人々に伝わる迷信が語られ、やがて話しが始まる。
その為に、どうみてもその後の展開は分かり易いくらいに分かり易い(笑)
さあこれからは恐怖の時間だ〜!…??

怖くねえ〜、いや寧ろ笑っちまう場面の連続(苦笑)

後半は舞台がシンガポールへと転じ、ここから映画は一転してラブファンタジーへと変化。
加護ちゃんの存在は、悲恋のヒロインが現代に蘇った存在として対照的に描かれる。

はっきりと言ってしまうと。ホラー場面は全くと言ってよい程に怖くないし、話にも全然深みがない。更に言えば、ファンタジー要素の強い特撮場面もかなり〝ちゃっちい〟
しいて言うなら。「世にも奇妙な物語」なら30分で纏まる話を、強引に引き伸ばした様な内容と言える。
但し…これこそ、往年の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』辺りの香港映画が好きだった人にとっては、完全に《ツボ》を突いて来ると思いますよ。

ところで、よくよく考えて見たら。1番怖いのって、幾ら加護ちゃんが悲劇のヒロインの対照的な人物ではあるものの。加護ちゃん自身は、この謎に満ちた家とは全く接点はない訳で…。
…って事は。いつの間にかこの家に居着いている加護ちゃんの存在そのものが、実は1番の恐怖そのものだったのかも知れません(笑)

2010年8月27日 シアター・イメージフォーラム/シアター1

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