SUPER 8 スーパーエイトのレビュー・感想・評価
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この映画に
大人はみんな自分勝手な生き物さ!
一言で言えば
大人の身勝手に巻き込まれる子供のはなし。
マジで、この作品に出てくる大人みんなヤバい。
多分、子供の視点から見るとこんな風に見えるんだろね。
母親を亡くした主人公の男の子ジョーとその父親の保安官。
このお父さんがまた、子どもからしたら、わからずや全開。
お父さんの立場に立ってみると、わからなくもないけど。
妻が工場の事故でなくなり、今まで子育てほぼ妻任せにしてきて、子供のこと全くわからない。
でも、俺がこの子を守っていかなくては!
っていう思いもあって、今まで付き合ってた友達といきなり遊ぶなとか言ってちゃう。
息子が淡い恋心を抱いてる女の子にもあいつの父親はクソ野郎だから会うな!
とか言っちゃう。
口答え受け付けません状態。
どう息子を大事にしていいかわかんないだよね
このパパは。
でも、それは大人の都合。
パパの言ってること意味わかんない!!
ってジョーが言うけど、本当よな!!
わたしにも5歳の娘がおりますが、忙しくてついきつい言い方になってしまうことあります。
そんな時娘はこんな感じに思っとるんだろうなー。
とか思うと本当反省です(^^;)
でもね!大人も人間なのよ!
本当ごめんね!!
物語的には、悪い軍人、良い民間、未知の生物が出てきて、すったもんだあるよくあるストーリー。
ツッコミどころが多すぎていまいち楽しまず。
でも,最後のエンドロールが良かった!
なんかあそこが一番楽しめました。
スピルバーグ映画をスピルバーグより巧く撮る。
SF版it
ETのような青春ありの作品と言われていて、ETのような宇宙人との出...
【J.J.エイブラハム(脚本・監督)が、スティーブン・スティルバーグの庇護の下、本格的に躍進を開始した作品。若き、エル・ファニングの姿も初々しい。】
1979年のオハイオ州が舞台。
6人の映画好きの子供たちが”スーパー8:コダック社が発売していた8ミリカメラ”で撮影していると、”大事故”に遭遇するシーンから物語は始まる。
その事故を写したフィルムに映っていたモノ・・。
今作はネタバレに触れずにレビューするのが難しいし、随分前の公開作でもあるが、内容には触れずに続けたい。
主人公、ジョー・ラム少年(ジョエル・コートナー:今作以降、作品に恵まれていない・・。厳しい世界である・・。)は、映画好き。
どう見ても、このジョー・ラム少年は、幼き日のJ.J.エイブラハムである・・。
そして、記憶にあるのは、当時まだ13歳だったエル・ファニングの存在感である。
(物理的にも、他の少年たちよりも背が高く、お姉さん感が漂っていた。が、それは当たり前の話であって、誰もが知っている彼女のスクリーンデビューは名作”アイ・アム・サム”である。(当時2歳。ワオ!。流石に分からない・・。その後も、”バベル””ベンジャミン・バトン 数奇な人生”と数々の名作に出演。)
SFファンタジー作品としては軽いタッチだが、今作後のJ.J.エイブラハムの活躍の萌芽を感じさせる作品。
<2011年6月25日 劇場にて鑑賞>
奇妙な物語
私もシングルエイトで映画、撮ってたよ!
生まれた時からデジタル世代には分かるまい、と思わず言いたくなる
あのローテク、アナログ、ノスタルジーの再来に感無量。
エイリアンや親子愛、子供らの心の成長などが、誰でも楽しめるエンタメ要素としてちりばめられているけれど、
主役は絶対に8ミリカメラであり、
それをカタカタ回して撮っていた、あの煩わしいくらい時間のかかる、ちょいとダサめでどんくさい、けれど文句ひとつ言わず熱を上げていた「あの頃」なのだと思って止まない。
つまりエイリアンや親子愛その他は商業ものとして成立させるための条件に過ぎず、本作はスピルバーグにエイブラムズなりの「ニューシネマパラダイス」なのだ、と思うのである。
そういう意味で、エンドクレジットのミニ映画は、見ていて本当に胸が熱くなった。
伝わる人にだけ伝わればいい。
そんな風にもとれる「趣味の映画」が商業映画として撮れるなんて、さすが巨匠。
むしろ評価したい。
期待せずに見るべき?
意図は分かる
80年代の少年たちが主人公の一夏の冒険物の雰囲気は出てて、引きの町に主人公がチャリで滑走するシーンで、おっ!ワクワクするぞ!と思ったけど、
なかなか本題に入らず、
何かが起こってるぞ?と言うシーンが延々と続くので、タルかった。
宇宙人の姿を焦らすのは分かるけど、
引っ張る割にはそこまで乱暴者でもないし、
ビジュアルも目新しさはないので、
引っ張った分ガッカリした感じはある。
ラストの主人公が大事にしてたお母さんの写真が宇宙船に引っ張られて主人公の手から離れりシーンはとても良かった。
あそこにテーマがしっかり現れてて美しかった。
だけども主人公が、そこまで過去に囚われてたかと言うとその描写は少なく、むしろ父親の手から離れて行った方が良かったのではなかろうか?
飛んで行った先が宇宙と言うのも浪漫があって良かった。
子どもたちの等身大のSF
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