「病院関係者の激務の日々」神様のカルテ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
病院関係者の激務の日々
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栗原一止(櫻井翔)は信州の救急病院の内科医、思いを寄せられる患者は末期がん、外科医ではないので手術で助けることもできず、抗がん剤とモルヒネで終末医療が関の山、神様が書くカルテってどんなものかと興味を持ったが、息を引き取った患者、安曇雪乃(加賀まりこ)の遺書に栗原先生の診断書はまるで神様のカルテと賞賛の一文、同僚の医師は特定の患者に想い入れるなと苦言を呈していたが栗原はまさに医は仁術の鏡の様な博愛の医師。
櫻井翔さん熱演でしたが脇の柄本明さん、原田泰造さんはどうなんでしょう、コメディ要素は雑味にしか思えません。難病患者を救ってハッピーエンドという映画ではないので爽快感は無く只管悩む若き医師の葛藤の様子ばかりでは見ている方も辛い思い・・。ただ、病院関係者の激務を観るにつけ感謝の気持ちは一入です。
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