「ケミストリーの難しさ」キス&キル Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
ケミストリーの難しさ
アクション(ラブ)コメディで、キャサリン・ハイグルと
アシュトン・カッチャーなら絶対 面白いにちがいない!と観にいきましたが、満足度は60%止まりでした。。
殺し屋なのをひた隠しにしているスペンサーと フランスで恋に落ちて結婚しちゃったジェン。 穏やかな結婚生活が3年過ぎたころ、スペンサーの秘密(殺し屋)がバレ、そして事件に巻き込まれる…というお話。
スペンサーを演じた アシュトン・カッチャー。 弾けた感じのキャラが売りのはずなのに、今回は新境地を目指したのか 半分真顔の 殺し屋+アクション。 それだったら“コメディ”を外して演じてもらった方が良かったのかも。。 面白くないアシュトンは、最近のトム・ク〇ーズとカブってます。 でもトムより若いんだから、そしてこれからなんだから、二兎追わずに 自分の良さを見極めて(作品を選んで)ほしい。。
いつもお茶目な キャサリン・ハイグル。 う~ん、キャラクターがイマイチ定まらないジェン役でした。 金持ちのお嬢さんで ナイーブな感じなんだけど、ハチャメチャで。。 テンポのよいキャサリンの投げかけを しっかり受け止めてくれる人が一人もいなくて、浮いてました(可哀想...涙) 衣装もねぇ、もっと考えてほしかった(『バウティ・ハンター』のジェンとカブってました)。
ジェンのママ役に キャサリン・オハラ。 久々ですねー、『ホームアローン』で 「ケビン!」って叫んでいたママです。
ジェンのパパ役に トム・セレック。 彼も以前は いろんな映画でひっぱりだこのコメディ俳優さんでしたよね。
全体的に見て、俳優同士のケミストリー(化学反応)が うまくいかなかったように感じました。 アクションも、撮影場所(フランスのニース)も、出演者それぞれも魅力的でしたが どうも“合ってない”んですよねぇ。 コメディが得意なメンバーがこんなに集まっているのに、面白味に欠けてるストーリーも 問題だったのかも。。 アクション・ムービーとしては テンポ良かったです。
(期待しないで)レディース・デーや レイト・ショーなんかの割引の時に観るのはいいと思います。 女性の皆さん、アシュトンの胸板は 一見の価値ありです*★・。
P.S. あ、〇ッシャーも出てました(なんで?笑)