ルンバ!

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ルンバ!

解説

ベルギーで道化師として活動していたドミニク・アベル&フィオナ・ゴードン夫妻による長編監督第2作。ベルギーの田舎町で暮らす小学校教師の夫妻ドムとフィオナは、休日にはダンスをたしなむなど幸せな人生を送っていたが、ダンス競技会で優勝した帰りに自殺願望の男を避けようとして大けがをする。記憶を失ったドムと左足を失ったフィオナはやがて学校もクビになってしまい……。「アイスバーグ!」と同時上映。

2008年製作/77分/PG12/ベルギー・フランス合作
原題または英題:Rumba
配給:フランス映画社
劇場公開日:2010年7月31日

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映画レビュー

3.0☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから ラテンダンスの大好きな先生夫婦...

2020年1月2日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★

※ 鑑賞直後のメモから

ラテンダンスの大好きな先生夫婦の前に、泣き虫自殺男が現れ…そして。

実際にはワンカットだけカメラをパンさせているのだが。『アイスバーグ』同様に、カメラを固定させ、画面上の動きだけで笑いを取る。これはサイレントコメディーを現在に再現する手法です。
その最大の場面と言えるのが、♬タブー♬の音楽が鳴り響き2人が踊り出す場面。
その昔にバスター・キートンコメディーで行われていたのですが。もう1つキートンコメディーを模倣していたのが。彼女が夜の雨滴で濡れない様に守る場面こそは、バスター・キートンコメディーそのものと言える。但し、ラストシーンに関して言えば。チャップリン映画のラストの様でしたが。

ちょっとした障害ネタに関しては。「これ笑っていいのはどうか?」…と、微妙なところだし。バスで出会う男とのネタも、お金に絡むものならばスンナリとか見られるのですが、◯◯ですからねえ〜。ピンポンネタだけは好きですけど。

奇妙な作品だけに好き嫌いは別れるでしようね。最近の作品としては、これだけスクリーンプロセスを、臆面もなく使用している作品も珍しく。若い人には「安っぽい」と受け取られかねないのが心配ですね。その辺りの編集は巧みに処理していたしたけど。(実際には、スクリーンプロセスの方がお金は高く付きそうですけどね)

2010年8月1日 TOHOシネマズ/シャンテシネ2

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松井の天井直撃ホームラン

3.5ダンス!

2011年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

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ハチコ

3.0動きを見せると言う初期衝動

2010年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

同時上映だった「アイスバーグ!」よりストーリーが分かりやすいのではないかと思う。ドミニクとフィオナというクラウン(道化師)による映画で、ダンスシーンも多い。とくにフィオナのシルエットが美しい。体育館で寝ながら踊る場面と、影だけが動き出す場面はハイライト。

ラテンダンスが趣味の夫妻が事故に遭う。ドミニクは記憶を失い、フィオナは片足を失う。それは踊りをも失うことを意味する。ということでここからはある種の悲劇なのだが、全体の流れはコメディのまま。松葉杖で四苦八苦するフィオナの姿などは単純に面白い。また前半になる車の中での着替えも笑える。だからこそラストのホロリさせるような展開にも納得できるのだ。

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