「恐ろしくも、哀しく、美しい」ぼくのエリ 200歳の少女 23さんの映画レビュー(感想・評価)
恐ろしくも、哀しく、美しい
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学校でのいじめと離婚した両親、孤独を感じるオスカーの隣家に少女と老人の2人が越してくる。
老人はエリのために連続殺人鬼として血を集めるが、失敗を厳しく叱責されるなどエリからの愛は薄い。
オスカーとの仲を深めていく様子を意味ありげに見守り、二人が会うことに後ろ向きな感情を抱いている。
そんな最中、無謀な計画により血の採取に失敗、顔を硫酸で溶かし病院でエリに殺されることを選ぶ
自らで食料を探すこととなったエリは長くは留まれない事をオスカーへ伝える。
ここを離れて生き延びるか、留まって死ぬか
文末には「あなたのエリ」
二人の距離が近づくにつれて、オスカーはエリの正体に気づいていく。それでも惹かれるのは本当の愛か、催眠か。
物語の最後、二人は電車に揺られ、モールスによる会話を楽しむ。
生きるためには殺すしかない。
オスカーは同じ轍を踏むことになるのか。
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