「大阪自治体守旧派製作?それとも維新の会派製作か?」プリンセス トヨトミ k.moriさんの映画レビュー(感想・評価)
大阪自治体守旧派製作?それとも維新の会派製作か?
はっきり言ってトンデモ映画?
大阪人の深層意識を利用して、大阪の自治体の乱脈財政を正当化するための意識操作のための映画か? と最初は感じたが、大阪の特異な気質が日本を変え、新しい流れを生むことになる、ということを促すような作品である、ともとれる。どちらが真意なのか?
しかし、原作者を見ると、特に意図的な作品ではないのかもしれない。とはいえ、いずれにしても、大阪人による、大阪人のための映画、という感じで、「大阪人的」な感覚で、冗談気分で観れば良いのだろうけれど、いずれにしてもなかなかのトンデモ映画ではある。
大阪の街の描写は、とても印象的で魅力的に撮影されている。
中井貴一の味わいのある演技力、綾瀬はるかのかわいらしさも見どころ。プリンセス役の沢木ルカは、デビュー時の薬師丸ひろ子を彷彿とさせる魅力を放っている。
秀頼生存説は、九州の大分のほうに墓所などもある。もしかしたら一族の誰かは、落ち延びていたかもしれない。
コメントする