「おいしい映画のつくり方。」恋するナポリタン 世界で一番おいしい愛され方 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
おいしい映画のつくり方。
こよなく映画を愛するファンの皆さまからこっぴどく!?
お叱りを受けているこの映画。
いや~悪いけど私も賛同してしまいますね…残念ながら^^;
なんだろう。言いたいことはなんだったのか?的な、
観た後のハテナ感?もさることながら、俳優たちの人選も
どうも今ひとつ理解しがたい…。あー残念。
(エグザイルがどうのというわけではないけれど、どうして
彼らが俳優になる必要性があるのか私には分からない^^;)
塚本高史と相武紗季が気の毒だ。(爆)という意見も
分かります。仕方ない、彼らの巧さが際立ってしまうのは。
演技をなんと心得るか。が分かって作られている映画と、
美味しそう、楽しそう、カッコいいし、というその雰囲気で
仕上げられてしまう映画。作風は監督が作り出すものだと
しても、それを捉える側の観点を完全に無視して独断専行
してしまうとこうなります。のいい例だったかもしれない…
(すいませんね、でも言うべきことはハッキリ言わないと^^;)
では…やはりタイトルにもあるように、お料理が主体!?
かと思うと、そっちも中途半端。
もっと美味しそうに撮れただろう!?というシーンが満載で
ナポリタン(なんて名前はどうでもいいから^^;)を全面的に
美味しい主役に据えてみた方が良かったんじゃないか…。
観る側の観点はおろか、監督の視点もほぼ定まらないまま、
テーマが勝手にイタリアン化してしまった、そんな感じだ。
これでラブストーリー、って言われましてもー。
本当に残念。
ありがちな話とはいえ、もっとうまく料理できたはずなのに。
こういう作品に映画ファンは厳しく言ってあげていいと思う。
だって美味しい映画を観たいんですもんねぇ。
(もっと映画作りに恋をして、おいしい撮り方を学んだ方が^^;)