インシテミル 7日間のデス・ゲームのレビュー・感想・評価
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すでに確立されたストーリー展開
楽しみにしていたのですが、正直がっかり。最後まではなんとか観る事は出来ましたが、陳腐な脚本と俳優の良さを殺してしまった、監督の問題でしょうか?まず、脚本ですが、プロットが粗い、正直ヒントがばればれ。先も読めるし、もう少しひねり欲しかった。次に監督、結構過去の作品は好きなものが多いのですが、今回は駄目でしたね。まず、洋画でもソリッドスリラーやパニック物はその狂気のシチュエーションと俳優の非日常的な異常さでしょう。なんか俳優が活かされていないです。唯一評価できるのは北大路欣也さんの演技、さすがお父さん、渋いです。他の方も書かれていましたが藤原竜也の新たな1ページにはならなかった作品ですね。同じ知力ゲーム系の作品でも「カイジ」は観る側がみんな原作知ってるからそのストリーを追っていなくって、あの異常なシチュエーションやゲームのドキドキ感が共有できたのだと思う。多分あの作品も新ストリーだとこけるはず。この作品、劇場で観た人は怒るだろうな。藤原竜也のファンしか観て納得しないかも。まあ劇場で大コケしたので地上波ですぐに放映料を稼ぐ必要があるのも解りますが早すぎますよね。
宣伝文句に釣られてしまった
ここまで安っぽいとは(・ω・ノ)ノ
見てる方が恥ずかしくなるような脚本演出演技で
これに付き合わされた俳優陣が少し気の毒になったくらいです。
中学生で殺し合い、高校生で死に神のノートを使い、大人になってから命懸けギャンブラーになった藤原竜也さんの壮絶人生の1ページになるには物足りなかったですw
日本だと・・・
日本の映画だとこんなもんですかねぇ・・やはりもっとじわじわと来る恐怖感も欲しかったし、最後に残る人が想像もできちゃいました。がんばってる感はあったんだけど、うーん残念・・・
思ったよりも悪くない
『インシテミル』鑑賞。
展開が読めすぎるのでドキドキ感は皆無。
最初の犠牲者が誰の手によって殺されたのか。
このゲームの鍵となる人物。
おそらくこいつはこうだろう。
…全部序盤で予想がついてしまう…裏をかかれることを期待したのに。
でも時間が短いのと北大路欣也が好きなので退屈はしませんでした。
インシテミル?
劇場公開時から気になっていたので、DVdをレンタルし視聴しました。
内容は、若干創造していたような。。。
こういう感じの心理ゲームとかそういう内容を売りにしている日本映画と同じだなというのが正直な感想です。
また、アクション(?)シーンがありきたりだったり、藤原竜也が最近観たカイジと被ったり、ストーリー展開はなんとなく読めるなぁと。。
ですが、個人的に好きな俳優が多く出ていたのでそういう面では楽しめました。
小説は読んでみたくなりました(笑)
結局インシテミルってどういう意味だったのか、わからなかったです。。
自分が見落としてしまったのかもしれないですが。。。
原作を知っているとガッカリ
普通のサスペンスとしては、なかなか面白い作品なんでしょうが、原作の他にはない秀逸さを知ってしまうと、その部分があまり表現されておらずガッカリした方が多かったのではと思いました。
ラストシーンも結局曖昧なまま終わってしまい、後味も悪く、2度ガッカリでした。
なんだかな~
劇場で観損ねたので、DVDにて
とっても、期待していたのですが、これならカイジのほうが、マシだったかも・・・・・
ストーリーも面白くないし、展開も退屈
これなら、ライアゲームのほうが数段マシです。
だいたい、いくらいい加減な人間集めたって、そう簡単に人殺しするかっていうの
謎解きてきなものもちゃちぃだし
なんだかな~~~~~
な出来です。
恐怖感
よく有りがちな閉じ込められてのゲーム感覚はありました
でも恐怖感がけっこうあって
楽しめました
最後が助かったので
恐怖感だけではなくハッピーエンドでもやもやも残ることなくよかったです
でも内容は少し浅いかな
あ~あ~
面白くないですね~豪華なキャスティングなのに、原作無視なのは別に問題ないんですけど・・・あまりにも違いすぎます。あの原作だったらそのまま作れたと思います。ミステリーでもないですし、ホラーでもないし、ジャンルが不明です。原作をちょこっと使っただけ。何でこれ作ったんでしょう?久々の期待はずれでした。
あまりの低評価にびっくり
あまりの低評価にびっくり、僕にとって2010年で5本に入る作品なんですが…。
とにかく次何が起こるのかまったく読めませんでした(原作を読まずに何の気なしに観ていたので、読めなかったのでしょうね。原作の愛読者の方からの辛辣なコメント読むと、きっとそうなのでしょう。きっとすばらしい原作なんでしょうね)。
したがって奇想天外の連続となり、スリラーなんだから怖さ増幅されるの必至ですよね。
またおどろおどろしい風を装いながら実はとってもちゃっちーセット、なんかしらん恐怖感がいや増しにつのります。
カチャカチャとやたら動くアナログメーターも不気味。
今まで余り評価していなかった石原さとみさん好演、見直しました。
ここのボードの他の方にははるか劣る、僕の脳みそにはピッタリの、お子様向けホラーだったということでしょうか。
ラス前のネタ証し、ラストの主演2名の短い会話、ラストOFラスト、みんな納得できる仕掛け、なかなかの作品だったと思うのですが…。
不勉強が奏功???
個人的には楽しめました
他の方が結構的を得たレビューを書いているので、詳しくは他の方々のレビューを見ていただくとして。。。
主人公がカイジと同じで、高額のバイト・・・
ぼくはカイジとして観てましたw
それが楽しめた要因かもw
これだけの題材で
“時給11万2千の高額バイト”の広告につられて集まった男女10人が、奇妙で危険な究極のゲームを繰り広げるスリリングな心理サスペンス。
ある事がきっかけで全員が疑心暗鬼になっていきます。
ここから心理戦が始まるはずだったのだが・・・・・
全然心理戦になっていません。
徐々に伝わっていくべきはずの恐怖が感じられないのです。
非常に分かり易い展開で進みすぎます。
なんでこんなことになってしまったのでしょうか?
そもそも“恐怖”とは?
7日間の心理戦を描くのに107分で短すぎるのです。
原作では忍び寄ってきた恐怖が映画では全然伝わってこないのです。
もちろん人と人との間が全然ないのも問題です。
1日の中で夜という闇が重要な役割を果たすべきことなのに全く有効的に描かれていません。
ときおり登場するアイテムもちゃちな出来で更にムードを盛り下げています。
そして疑心暗鬼になっているにもかかわらず人を疑っていないような行動には全く理解できません。
最大の問題は矛盾だらけってことではないでしょうか?
あまりにも都合が良すぎるのも考え物です。
これらのことで物語がお粗末になってしまっています。
題材は面白いのに非常に残念な結果です。
加藤武がいっぱい
市川昆監督の金田一耕助シリーズでは加藤武演じる名物キャラが毎回登場していた。
事あるごとに「よしッ、分かった!」と手を叩き、笑っちゃうほど単純な論理で的外れな犯人を指摘する、ヒゲの素敵な楽しい刑事さんである。
この手のキャラはミステリにはよく登場しますね。『名探偵コナン』の毛利小五郎とか。殺人などの陰鬱なテーマを扱う物語にユーモアを吹き込むキャラとして重宝されてるんだろう。
よもや本作の製作陣がこの手のキャラを登場させようとしたとは思わないが、実際この映画では“楽しくない加藤武”的キャラがわんさか登場してとても面倒臭い事になる。
彼らが披露する推理の底が浅い浅い。
事件現場に遅れてきたから犯人!
ミステリ好きだから犯人!
凶器を手に持っていたから犯人!
それだけの理由で人殺し扱いされちゃ堪らない。
藤原竜也は登場人物の中ではまだ思考がマトモな方だが、「人の命がかかってるんだ、もっとよく考えましょうよ!」という彼の至極真っ当な意見は皆から全力で無視される。というより、彼の意見はなぜかことごとく無視される。
『凶器を探す為に皆で各部屋を確認しよう』という提案は『犯人を刺激する』という理由で却下。『各人に配布された武器を見せ合えば』という提案も『互いの抑止力だから』という妙な理由で却下。
……きっと犯人を探す気が無いか、また誰かが死ぬのを待ってるんだろう。死人が出た方が物語が面白くなりますからねぇ(皮肉です、念の為)。
こりゃとても“心理ゲーム”と呼べる代物じゃない。
疑心暗鬼の恐ろしさや欲に駆られた人間の醜さみたいなものを描きたかったのだろうが、それを論じる前に、登場人物の思考が浅過ぎて少しも人間らしく見えない。
そういや序盤で「ここは世界の縮図です!」みたいな台詞があった。
もしも世界がこの映画みたいな人間の集まりだったら、人間はキューバ危機の頃あたりでとっくに絶滅していただろう。人類をナメるのも大概にしていただきたい。
10人中5人は演技が大袈裟過ぎるし、セットは安っぽいし、警備ロボットはグリコのお菓子に付いてそうな奴だし、正直褒める要素が殆んど見当たらないのだが、危険因子が全員居なくなる終盤は次の展開が予想しにくく、面白い。あとは暗く冷たい『棺桶室』のセットも良かった。
あとは……ええと……以上です。
最後に加藤武さん、勝手に引き合いに出してすみませんでした……。
<2010/10/23観賞>
たとえ数億円損害が被る結末でも、人が死なない心理ゲームのほうが、やはりホットしますね。
さすがにホラーの巨匠・中田秀夫監督だけに、登場人物と同じ目線で恐怖感を演出するところはさすがで、いつ襲われるかわからないというスリル感はたっぷり味わえました。 監督と出演者が頑張って、なんとかエンターティメントとして一定水準の作品に仕上げたものの、いかんせん原作の設定が現実離れしすぎていて、突っ込みどころ満載。
せっかくの緊迫感溢れる演出を殺してしまっているのが残念です。
演技面でも、10人の出場者が感情をむき出しにして、熱演しているのは伝わってきました。これまでの心理ゲーム作品と大きく異なるのは、北大路欣也の存在。重鎮の参加で、画面の重みが違うものだと感じました。
藤原竜也も頑張っていますが、『カイジ 人生逆転ゲーム』の主人公と設定からキャラまでそっくりなんです。ヒットした『カイジ』にあやかろうとしているのでしょうか。少しは違いを持たせてあげないと、藤原竜也がワンパターンの演技しかできないような錯覚に陥りました。
それでは、ストーリー上の疑問点を羅列していきます。
まずは、ゲームそのものの存在理由があり得なすぎます、殺人映像をネットで公開して、課金収入を得ることが目的とされているのは全くのナンセンス!そんなことしたら、ネット上でも大騒ぎだし、警察も緊急出動してゲーム遂行を阻止するはずなのに、黙認されているのはおかしすぎます。
次にゲームのルールが説明される段階で、まだ殺人ゲームとネタバレされていないのに、参加者が恐怖感を募らせるのは、時期尚早だと思います。何か事件が起こって、ゲーム参加者が、ゲーム内容に気付くという展開があって然るべきでしょう。ストーリーが予定調和になってしまい、強引に進んでいくのは、いただけない展開です。
そしてゲームのメインとなる殺人の犯人捜しでは、参加者による多数決の評決は一度しか行われませんでした。後は続々と殺人が繰り返されていき、評決どころではなくなってしまうのです。多数決による評決は、結果的に冤罪を生んでしまうというところが、今の裁判員制度や検察審査会制度への皮肉に繋がっているのではないでしょうか。
ゲームには、殺人を促すために主催する機構側が送り込んだスパイもいました。スパイが煽って殺人を唆したとしても、序盤で参加者が殺人ゲームにのめり込んでいくモチベーションが弱すぎます。もう少し決定打が欲しいところでした。
加えて、参加者を管理し、ルール違反には容赦なく制裁を加える「ガイド」と呼ばれる警備ロボットの制裁内容に、対象によってブレがあることも気になりました。
さらにラストに連続で用意されたドンデン返しも、返し方が強引で、何でも有りなのかと思えてしまいました。特に、北大路欣也演じる安東の死んだと思わせるところ、そして主人公結城をゲームに誘い、いい仲となる祥子のトンデモない秘密など、すっきりしないシーンが目立つのです。
まぁそれでも、ライアーゲームみたいに、超高速な裏切りとウソの連続で頭の中がこんがらがるようなストーリーよりはわかりやすいとは言えます。
それでも『バトルロイヤル』同様に人の命がゲームの対象となってしまうのは、後味がいいものではありません。そんなにスプラッターではないのですが、たとえ数億円損害が被る結末でも、人が死なない心理ゲームのほうが、やはりホットしますね。
なんのために作ったのかわからない
ときおりどの層を狙ったのか分からない映画というのがある。これがそれ。
ミステリ、サスペンス、ホラーのどれにもなれていない。
まあ一番の笑い所はあの監視&殺人機械、あんなもん壊せよ。
見えざる手が次々と殺人を起こすというよりは自滅だし、
生き残るのが誰かも見当がついてしまうのは痛い。
この映画に北大路欣也と思いながら見てしまったが、彼の使い方はあれ以外になさそう。
一応黒幕も出てくるけどねえ、それがどうしたという感じだし、映画としては大失敗。
綾瀬はるかと武田真治はまずまず。ホリプロ50周年おめでとうございます。
殺人のゲーム化はもういい。
ほんわかする作品の次にこういうのを観ると気も凍るが、
相変らず劇場は満席。。皆さんこういうの好きなんだな。
もちろん原作は未読。怖くてきっと読めないだろう^^;
こういうのは苦手、と言っておきながら毎度観ている私。
…ただ今回は某劇場のフリーパスがあったからvで、
自腹をきるんなら多分パスしていたかもしれない作品。
なぜならホラーが苦手、というよりカイジなどで藤原くんの
顔面ワナワナ、唇ガクガク、の過剰演技に耐えかねて…。
いつも思うけど使われる、ってことは彼は向いてるの?
監督・中田秀夫、どんなかなと思ったが(何しろ観ないし^^;)
思ったより観易かった。もっと怖いかと思ったが、どちらか
というと心理サスペンスに近い。誰もが疑心暗鬼になり、
いもしない敵を勝手に作り上げ、そして殺し合う…という、
わりと古典的な作り方。冒頭でインディアン人形が出てくる
シーンで、あ~これで誰もいなくなるワケね。なんて思い、
でもあなた方はここへ仕事をしに来たはずなのに(爆)何で
誰も仕事の内容を聞こうとしないのかが不思議で仕方なく、
出てきた料理はバンバン食うわ、ゲームだとか言われても
みんな呑気に構えているところなどおかしくて仕方なかった。
ヘンな人たち…^^;
綾瀬はるかだけ、なんか違う雰囲気を出していたけど。
こういう作品ってパターンがあるので、
(ホラーが苦手な私でも)なんとなく誰の仕業で、そいつが
どの辺りで出てくるか、などの察しがついてしまい推理の
面白味はなかったが、大元のカラクリは、今の社会を凝視
した内容で、そこから、何をいいたいか、というメッセージも
汲みとれる。が、そんなことを訴えるためにわざわざ殺人
ゲームという舞台を作りあげないとならないのだろうか。。
そうじゃないと今の若い子たちは観ないってことなのかしら。
なんかもう、殺人ゲーム映画は観たくないなぁ。
違うアプローチ方法で命の大切さは問えないだろうか。
(暗鬼館なんて名前からして怪しい。映画館ならまだしも^^;)
テレビ局の映画は、なぜこうつまらないんだろう
原作と違うからこの映画は面白くない、というのではないんです。
原作の良さが、どこにも活かせてないという意味で、金返せの類の映画でした。
タダのちょっとグロい2時間ドラマにしかなっていない。
テレビ局ではなく、誰かちゃんとした製作者に映画化して欲しかった、と思いました。
原作が面白かったのは、過去の殺人の共通点、残っている(or 死んでしまった)人の言動を観察したり思い出しすることで、想像する次の展開への興味や恐怖だと思います。さらに、このオーソドックスな謎解きからは、想像できない最後のどんでん返しによって、見てきたことや考えてきたことを一挙に揺さぶられる部分です。
そうしう、人間の面白さ・怖さがこの映画には無いです。単に、人形の不気味さとか殺人そのものの残酷さとか映像と音で作った表面的なものだけ。「あー、そーなんですね、はぁ?」みたいな感じ。原作にあった、体の芯から沸いくる感情を、映画館でも体験したかったです。
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