「藤原竜也を楽しむ映画」インシテミル 7日間のデス・ゲーム いずるさんの映画レビュー(感想・評価)
藤原竜也を楽しむ映画
この映画は主役である『藤原竜也が好きな事』が見て楽しむための条件です。
何故かと言うと、
・ストーリー? → いや引きがあまりない。
・設定? → 生かし切れて無いような・・・
・ヒロイン? → あんまり可愛くないし魅力が・・・
・主人公? → 良い奴だし、良い奴過ぎてかわいそう。応援したい!!
という映画だからです。
主人公以外の人物背景エピソードの映し方がちょっと弱い。
主人公が善い奴すぎて他の人へ感情移入出来ないのもありますが、
よくここまであんまり好きになれない人物ばかり集めたな、という感じがします。
人物に感情移入出来るといい映画、とも一概に言えないですが、物足りない感はありました。
ラスト、主人公は金を放りなげて去っていくのですが、その金を主人公宅まで届ける、いつの間にか口座に振り込まれている、など後日談的な組織の不気味さを強調するエピソードがあればなー。
まだ終わっておらんよ!という恐怖の中でエンドロールと言うのが理想的だったのじゃないかな。
今回は終わりだよ、とにかく終わり!!と言われているようで不満です。
ちょっと穿ってみればストーリーは予測がついてしまいますのでサスペンスに期待するのではなく
主人公がどのように人々を助けようとするのか、という事にご期待ください。
謂わば、サスペンスジャンルに紛れ込んだヒーローもの?みたいな感じです。
私は面白かったです。
なんにせよ主人公さんかっけー!
惚れます。
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