「死と向き合わざるを得なくなったら。」ヒア アフター りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
死と向き合わざるを得なくなったら。
死者と交信できるがために、金儲けに利用される霊能者。
臨死体験をし、それを伝えようとして、胡散臭くみられるジャーナリスト。
突然死んでしまった双子の兄にもう一度会いたいがために、霊能者を探す少年。
クリント・イーストウッド監督は、微妙なテーマに挑戦したんだな~と思った。
でも、孤独な3人が、そうなるべくして出会う。
目に見えないものに導かれて。
そう、目に見えないものを信じることで、今の状況を変えることのできる希望がある。
そんなことを、言いたかったのかな。
ラストは、それぞれ意見があることでしょう。
不況で就職難、無差別殺人、政治家は頼りない。
私は、このラストで満足です。
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