「消耗品じゃないアクションスター軍団!?」エクスペンダブルズ FUMITさんの映画レビュー(感想・評価)
消耗品じゃないアクションスター軍団!?
いわゆる「第一線」から少々遅れたドリームチームって感じ?(笑)
スタローンにジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、そしてミッキー・ローク。
さらにさらに、スタローンの「顔」だろう特別出演(友情出演?)のブルース・ウィリスに、シュワルツネッガー知事まで!
なんともスゴいキャスティングの【鳴り物入り】映画(笑)
エクスペンダブルズとは【消耗品軍団】とのこと。
金で雇われ命を賭ける傭兵を自ら揶揄したチーム名。
ストーリーはというと、まさかこのメンバーで【繊細な心情の機微】なんてあろうはずも無く(笑)、ターゲットをとにかく【ブッ殺し】【(銃を)ブッぱなし】【フッ飛ばす(爆破)】展開(笑)
エクスペンダブルズの強さは尋常じゃないレベルで、まさに無敵の傭兵軍団。
絶体絶命のピンチも切り抜けて敵を完膚なきまでに叩き潰すさまは痛快だった。
ストレスが溜まっていて破壊衝動がモヤモヤしている人にはストレス解消になる映画なんじゃないかな?(笑)
それと、殺しまくりの戦闘映画なのに、悲壮感とか悲惨な感じがなくて、なんとなくニヤっとしてしまうのはいかにも【アメリカ映画】だね。
「先輩格」として重要な役をしているミッキー・ロークの「命について悩んだウンヌン」の台詞も全く響かない感じ(笑)
さて、ほぼ全編にわたる戦闘シーン。そこはいずれも劣らぬ主役級のメンツだけあって、いずれもダイナミックで見栄えのイイ闘いっぷりを見せてくれる。
特にアジア系スターのジェット・リーはカンフー的な体術がさすがって感じだった。キャラ設定も味のある人物で注目してしまったよ。
それとジェイソン・ステイサムもカッコ良かった。
彼の場合は女がらみというのも面白い(笑)
スタローン演じるチームのリーダーとも息のあったコンビって感じだったよ。
ただ、2時間に満たない時間の中で、これだけのキャストをそれぞれ活かしきれるはずも無く、【具が大きいだけに消化不良】な印象を感じてしまったのが正直なところ(^∀^;)