「好き、ずっと好き」漫才ギャング フロックライオンさんの映画レビュー(感想・評価)
好き、ずっと好き
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「龍平のアクションシーン(デブタクを助けるためのケンカ)」と「飛夫がいるブラックストーンの漫才シーン」が上手いこと交互に交互につながっていく冒頭。
ものすごく興奮するし一瞬にして漫才ギャングの世界に引き込まれる。
そこに流れるSuperflyの「Beep!!」がまたこの上なく良い。
冒頭からのタイトルバックで完全にやられました。
この映画、好き!って。
いままでの映画だったら映画にでてくる漫才シーンは寒いものばかりだった。
けどこの漫才ギャングの漫才シーンは本当に面白い。
ブラックストーンの佐藤隆太とピース綾部。
ドラゴンフライの佐藤隆太と上地雄輔。
俳優×芸人
俳優×俳優
俳優が漫才師を演じる。
漫才師が漫才師を演じる。
それぞれにすっごいプレッシャーがあったと思うしハードルが高い状況なのにその高いハードルを、龍平口調で言うならば「んなもん楽勝だよ」と越えてみせたのが本当にすごい。
漫才シーンの他にも、飛夫と龍平が出会う留置所のシーン、飛夫と金井のやりとり、保と金井のやりとり、小淵川の凄まじさ、などなど言いきれないほどまだまだ面白いシーンがたくさんある。
アクションも素晴らしくカッコイイ。
そして映画に出てるすべての人達がそれぞれものすごく輝いている。
笑い。
アクション。
恋愛。
友情。
感動。興奮。
最高に欲張りで最高に面白い映画です。
全部が大好き。
劇場で観るのをおすすめします。
エンドロールの最後の最後まで観てください。
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