「ジャン・ピエール・ジュネの新作。待ってましたよー。」ミックマック dobubobaさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャン・ピエール・ジュネの新作。待ってましたよー。
ジャン・ピエール・ジュネのA Very Long Engagementからもう5年も経っての作品です。
デリカテッセンからロストチルドレン、アメリ、エイリアン/リザレクションも含め全作品見ておりますが、本作品はロストチルドレンに近い雰囲気のファンタジーです。
ナレーションで進む話はアメリっぽいかもしれません。ジュネ風ユーモアと風刺を利かせ淡々と進む映画はいつもの流れで安心してみていられます。個性豊かなキャラ達にもう少し深みを持たせてあげればもっと良かったと思いますが。
あらすじは「頭に銃弾を受けるも一命を取り止めた主人公。銃弾は頭に入ったままで時折発作的なめまいが訪れる。憎き銃弾と父親を殺した地雷を作る会社をひょんなことから知り、復讐を奇妙な集団と試みるが・・・」といったところです。軟体女性が最高です。繰り返し無理な姿勢で登場。ジュネ節炸裂です。
一つだけ苦言を呈するなら、レイティングです。おいおい映倫。この映画きちんと見たのでしょうか?G指定っていうからうちの息子連れて行ったけど、普通にセックスシーンあるじゃないですか。米国ではR指定(18歳以上)ですよ?まあ、おもしろい映画だからいいですけどね。うるさい親なら抗議するんでしょうがね。ジュネの映画好きな人はそんなことしないけど。
おすすめです!
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