「スポーツ映画で得たいもの」マネーボール Curveさんの映画レビュー(感想・評価)
スポーツ映画で得たいもの
クリックして本文を読む
スポーツを映画にするのは難しいと思う。
それ自体がドラマ性があるのだからそこにもう一つの意図を絡ませることにギリギリのバランスが必要であるからだと思う。
そんな中この映画は上手くいっている。
映画の主体が試合ではないからだ。
マネージメントの方に主眼を置いているのは、最近のスポーツ漫画の流行りにも似ている。
さらにもう一つこの話を面白くしているのは「事実を基にしている」という点だ。
ハッテバーグがあそこで打つなんて!
ガッツポーズをせずにいられない。
こういったカタルシスを得たくてスポーツ映画を見ているのだ。
なんでハッテバーグをスタメンに入れて調子を上げたチームが、なんであの試合だけスタメン外れてたんだろう?なんて事実は、それこそ小説より奇なりなんだろう。
コメントする