「今も挑戦し続けている」マネーボール 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
今も挑戦し続けている
秋にぴったりのじっくり見れる映画だった。
大リーグの貧乏弱小チームを独自の理論で育てたゼネラル・マネージャー、ビリー・ビーンの実話。
彼の行った、いわゆる“マネーボール理論”とは、今ではどの球団でも取り入れられているとか。
そういえば、こういう徹底したデータ分析は、楽天の野村元監督も行っていたような…?
当初はブーイングの嵐。
確かにスポーツは筋書きの無いドラマと言うように、統計やデータ分析で選手の全てが把握出来る訳ではないが、一番最初に新しい事を始めた者は批判されるもの(映画の中でも言っていた)
現に、アスレチックスは快進撃の実績を出し、ビリー・ビーンのやり方は間違ってはいなかった筈だが、悩みながらの事だったし、快進撃出来ても地区優勝出来なかった現状に満足していない。
そうでなければ、高額のオファーを蹴ってまで今もアスレチックスで挑戦している訳がない。
“二度と人生を金に振り回されたくない”
ビリー・ビーンの姿を見た。
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