「弱小チームだって!!」マネーボール りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
弱小チームだって!!
昨日、女子バレーボールチームが、世界ランク1位のブラジル相手に、ストレート勝ちした。
その監督の手には、iPadらしきものがあった。
今では、データ野球も知れ渡っているし、他のスポーツにおいても珍しいことではなくなった。
そんなことを最初に実践したビリーの話。
でも、彼の話は、終わったわけではない。
今なお、引き続き闘っているのだ。
いろいろなスポーツにおいて、スター選手になれるのは、ほんの一握りの人だろう。
そんな中で、自分にできることを確実にすること。
それが、チームのためとなる。
それなら、僕にも、私にもできるかもしれない。
最初にした者は、たたかれる。
それでも、負けない強い気持ち。
弱小だからできること。
リッチチームだからできること。
「負け組」が勝つから、夢があるのだ。
引き込まれるのだ。
「マネーボール理論」によって、連勝街道まっしぐら。
でも、意外にも、最後は人間の持つ力、可能性だった。
それが素晴らしくて良い。
ビリーの過去が、フラッシュバックされることにより、より説得力が増していた。
戦力やお金のチカラで勝っても当たり前。
弱小チームが、必死になって、チーム一丸となって戦うから、感動も大きく、応援もしたくなる。
エンディングを延ばしたことで、たんに野球だけに限らず、社会全体にいえるメッセージにまで、発展した。
ビリーの娘の歌もすごく良い。
ブラピは、イイ味出していた。
それにしても・・・「ジョー・ブラック~」の頃から、よく食べるよね。クスクス。
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