ベスト・キッドのレビュー・感想・評価
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鬱ジャッキーチェーン映画NO1
王道の正義は勝つ!!
「ベスト・キッド」のリメイク版を観ました。
1984年の原作を懐かしく思い出しながら、新しい解釈に期待を膨らませて観ました。
今回の舞台は北京。
父を亡くし、母と共にアメリカから引っ越してきた少年ドレの物語です。
言葉の壁や文化の違いに戸惑い、いじめに遭う主人公の姿に、胸が締め付けられる思いがしました。
ジェイデン・スミス演じるドレの繊細な演技が印象的でした。
孤独感や戸惑い、そして成長していく様子が説得力を持って描かれています。
一方、ジャッキー・チェンが演じる管理人のハンは、厳しくも温かい師匠として、ドレの心の支えとなっていきます。
カンフーの指導シーンは、前作とは異なる新鮮さがありました。
「カンフーは日常のどこにでもある」というハンの言葉が心に残ります。
一見、意味のない動作の繰り返しが、実は奥深いカンフーの修行だったという展開に、なるほどと感心させられました。
物語は王道の「正義は勝つ」パターンで締めくくられますが、これが実に心地よい。
困難を乗り越え、成長していく主人公を応援したくなる、そんな清々しい気持ちで劇場を後にしました。
前作とは異なる要素も多くありましたが、それぞれの良さを活かしたリメイクだと感じます。
新旧両方の「ベスト・キッド」の魅力を味わえる、贅沢な映画体験でした。
子役がとにかくかわいい
中国に引っ越していじめられていた主人公がカンフーでいじめっ子と戦う話
なんといっても、アクションの迫力がすごく、ジャッキーチェンはもちろん、子役のカンフーが凄くて何食ったあらそんなに動けるようになるんだと終始ビビりっぱなしでした
また、子役が素朴な感じで可愛いくて、バイオリンの女の子はもちろん、主人公やいじめっ子もめっちゃ応援したくなりました
あと、中国のさまざまなスポットでロケをしていて、中国の雰囲気を味わえるのも楽しかったです ストーリー自体はベタなんだけど、体を鍛えたくなるいい映画です
大好きな作品。数年ぶりに改めて視聴。 カメラワークが抜群に良い。 ...
カラテキッド、再び
原題は『カラテキッド』。
主演にウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス、師匠役にはジャッキー・チェン。
【ストーリー】
母親の仕事の都合でアメリカ中部のデトロイトから北京に移り住んだ主人公・ドレ(ジェイデン・スミス)は、転校先でイジメに遭う。
イジメは次第に激しくなり、ついに多人数から追いかけられて、逃げ場がなくなってしまう。
だがその場に居合わせたマンションの管理人ハン(ジャッキー・チェン)が、イジメっ子たちを叩きのめす。
ドレはハンに武術を教えてくれと頼み込むのだが、ハンは頑なに教えることを拒む。
「現場ではみんなこの作品をカンフーキッドと呼んでたよ」
ジャッキー・チェンがそう発言している通り、作中で教わるのは空手ではなく中国武術。
といってもジャッキー・チェンは京劇出身で、ブルース・リーやリー・リンチェイ(ジェット・リー)のように特定の武術を深めたわけではないので、ここでは少年ドレに「ジャッキー・カンフー」を教えています。
『酔拳』みたいな花拳繍腿(見た目の派手な技)はなく、実用度の高そうな、いたって地味な技ばかりですが。
ちなみに国際的に中国武術を指すこの「カンフー(功夫)」なる言葉、本来は「練度」に近い意味で、武術用語ではないそう。
飲茶のお店でも、時間をかけて煎れた中国茶をカンフー茶と言います。
よく古いカンフー映画なんかで「お前のカンフーを見せてみろ!」みたいなセリフがありますが、あれは「どんだけ練習してるのか見てやる」ぐらいの意味だとか。
舞台も中国北京だし、カンフーキッドでいいのでは?
と思わなくもないのですが、実は80年代に先行して『カンフーキッド』というタイトルの台湾映画シリーズがあり、ついでにこの映画の前年にも『ジャッキー・チェン カンフーキッド』という映画を公開しているので、その辺の兼ね合いもあったのかも。
真実やいかに?
シャオドレ!
友情の証であるチャンピオンの盾
師となったジャッキーが魅せるドラマ
お気に入りの作品です!
キュートなジェイデン
【ジャッキー・チェンの現在の再ブレークのスタートになった作品。ウィル・スミスの息子に対する多いなる”愛情”を感じた作品でもある。】
オリジナルは誰でも知っている”筈”の「ベスト・キッド」
84年のファーストが大ヒット。(その後、1994年公開の”4”まで続く)
学校でイジメられていたダニエル(ラルフ・マッチオ)が、アパートの管理人の老人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)から空手を教えられ、いじめっ子達(特に、不良のリーダー、ジョニー(ウィリアム・サブカ))を見返していくストーリーが大いに共感を得た作品である。
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今作はオリジナルの設定をベースとしながら、見事に”換骨奪胎”した作品である。 原題は”THE KARATE KID"
父を亡くしたドレ(ジェイデン・スミス)が母シェリー(タラジ・P・ヘンソン)の転勤でアメリカから北京に引っ越してくるところから物語は始まる。
ドレが異文化の壁を乗越え、少女メイ(ウェン・ウェン)と交流を始めるが、お約束通り、出て来る苛めっこ達(皆さん、カンフー上手)。
老いたアパート管理人、ミスター・ハン(ジャッキー・チェン)が苛めっ子たちを軽くあしらうシーンから物語の面白さは加速する。
大筋はオリジナル通りに進むのだが、
ミスター・ハンがドレに”最高の戦いは戦わない事だ”というシーンからの、ハンのドレに対しての特訓が、若きジャッキーチェンの
”スネーク・モンキー/蛇拳”
”ドランク・モンキー/酔拳”
”クレイジー・モンキー/笑拳”
を彷彿とさせ、”あの頃は指導されていたジャッキー・チェンが指導する役を演じるようになったのだなあ”という感慨深き作品でもあった。
万里の長城で繰り広げられるシーンも見応えがあり、更にドレとメイの障壁を乗越え恋仲になっていく姿もとても良かった作品。
<私事で大変恐縮であるが、今作は当時、幼き息子と二人で観た映画である。(映画を好きになって欲しいなあ、でも私はアニメはなあと思っていたら今作が上映されることになり、”彼の意思を確認し”いそいそと二人で観に行った作品である。)
内容的に、幼き息子の涙腺をいたく刺激したらしく、上映中、声を出さないように涙を流す(Tシャツで涙を拭っていた・・)彼の涙を何度もハンカチで拭いてあげた記憶がある。
彼がその後、見事に映画にハマっていったのは言うまでもない・・。>
ー 親の身勝手な深謀遠慮 ー
中盤の中だるみ感が否めない
ドレやチョンの二人を含めた子役たちのカンフー技術や演技力が良かったのが印象的でした。チョンも悪役の雰囲気がうまく出て、ドレに感情移入するいいアシストでした。
ストーリーは大会への参加を決意するところまでと、修行の終盤から大会のシーンは展開はスピーディーでよかった。ベタだけど、ドレを応援したくなるような展開が○。けれど、中盤の修行が始まったあたりからが間延びしてしまったかな。。ジャケットを脱いだリ着たりするシーン、意味があるとしても長過ぎる。ドレとメイがイチャつくシーンも必要以上に多く、「仲良くなったのは分かったから、先に進めて!」と思ってしまった。作品時間も長かったけど、中だるみしてしまった印象でした。
そういえば、完全にカンフー映画なのに、原題は、KARATE KIDなんだろうか?
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